痛みと○○を分けるということ | 不登校を解消したいママのための3つの法則

不登校を解消したいママのための3つの法則

不登校って、子どもへの関わり方やもう1回自分の生き方を考えるチャンスをくれるものだなって思います。

誰かの目を気にし、誰かと比べ、誰かの意見を優先していませんか?

あなたの握りしめている思い込みをほどいていくと、見える世界が変わってきますよ。

 

こんにちは、こが まゆ です。

 


2018年にマインドフルネス勉強会に参加した時の話です。(今でも、時々この時の資料やメモは見返すことがあります。)

 


写真は山川修先生。(画像がちょっと暗いですね…)

 


説明がとても分かりやすくて、穏やかな語り口調で、充実した2時間でした。

 

 



マインドフルネスとは

 

意図的に、今この瞬間に、価値判断をすることなく注意を向けること。
 

やはりここなんだな!と。
 

自分の内側に意識を向けること。
 

他の人ではない。結局、自分。
 

今ここに集中すること。
 

ジャッジをしなくてもいい。
 

いろいろなところで言われていること、なんですよね。

 
さて、


勉強会の冒頭で映像を見せて頂いたんですが、それがとてもわかりやすかったのでシェアしますね。
 

解説をする男性(先生)とアシスタントの女性がいます。
 

氷水のボウルが用意されていて、そこにアシスタントの女性が手を入れるという実験です。

 
 

見るからに冷たそうです。
 
 
この実験にあたって2つのお題が出ます。
 
 
【ひとつめ】
 

氷水に手を入れ、ひたすらただガマンできるだけガマンして下さい。というお題。
 
 
手を入れて、ううぅーとジッとガマンする女性。
 
 
冷たいと痛みが出てきて、結果は24秒くらいでした。
 
 
手を取り出してからも、冷たい、痛い、しんどい。
 
 
いろんな感情が口から出てきてました。
 
 
【ふたつめ】
 
 
同じガマンですが、痛みがどんな感じで痛いのかを観察して私(先生)に教えて下さい。というお題。
 
 
痛みをどんなふうに感じていますか?
 
 
手が全体的に痛いですか?
 
 
特に痛みを感じる部位はありますか?
 
 
先生からの質問に、女性は自分が感じている痛みを実況中継します。
 
 
指先がジンジンします。
 
 
手の甲がチクチクします。


針で刺されてるような感じがします。
 
 
観察しているうちに感じてる痛みはずっと同じではないことに気づきます。
 
 
もうすでに、この段階で2分40秒が経過していました。
 
 
ただジッとガマンしていた時との差は歴然です。
 
 
女性の方は「まだ大丈夫です!」と言っていましたが、先生がストップしてました。
 
 
ここで映像は終わりました。
 
 
意識の使い方、向け方、でここまで違いが出るということなんです。
 
 
これが【痛み】と【苦痛】を分けるということなんだそうです。
 

どちらも痛いは痛いんです。

 
ただ、それに伴って湧き上がってくる苦痛に対する対応の仕方で、今、感じている苦痛が和らいできます。
 
 
痛みは【感覚】


苦痛は【思い・感情】
 
 
苦痛とはそれが続いたら…という思考や不安。
 

そこの部分を観察することで、痛みと苦痛を分けるんです。
 

という説明でした。
(私なりの解釈も入ってます)
 

日常でも、出来事に対していろいろな思いや感情がくっついて出てきますね。
 

そのくっついている思いや感情を観察してみる、といいかもしれません。
 

こんなこと自分は考えているんだな。
 

こんなふうに自分は思うんだな。
 

こんなところが自分はイヤだと思うんだな。
 

良い悪いは抜きにして、ただ観察してみる。
 

山川先生も、紙に書き出すことは可視化できるのでいいですよ、とオススメしてました。
 

やはり紙に書き出すのは効果的なんです。

 
ただ、こういうことを初めから、すんなりわかる人はめずらしく、やはり日々の練習だそうです。

 
まずは実践です。

 
そして、呼吸瞑想もオススメだそうです。

 
ひと呼吸からでいいので、毎日、自分の呼吸に意識を向けてみてください。とのこと。
 

毎日ちょっとずつ、コツコツと、ですね。