ママの時間を奪っていた息子が奪わなくなった理由とは | 【大阪】発達障害・グレーゾーン☆ママが自分のラクを選ぶと子どもは伸びる

【大阪】発達障害・グレーゾーン☆ママが自分のラクを選ぶと子どもは伸びる

発達障害・不登校・他害・偏食・思春期
        自身の経験の発信でママの心が軽くなれますように☆
 偏食に悩まされ子どもの観察で楽しい食卓になれる方法と。鉄ミネラル生活でカラダへのアプローチで、健康が子育ての安心に繋がると痛感しお伝えしています。

こんにちは☆

こひがし まゆみです。


16歳の息子と夫の3人家族。

3歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断。

のちに軽度知的障害とわかる。


中1の2学期から完全不登校。

昨年4月N高等学校オンラインコースに入学。

12月のスクーリング(通学)に行かず次年度進級できないと分かり、3月中退を選びました。


現在は自宅で漢字の勉強とプログラミングのゲーム作り、週2お菓子作りをして過ごしてます。


プロフィールですブルー音符



息子がお家生活を始めて丸4年。


2年前に仕事をやめ同じ空間同じ時間を過ごしても心の負担が変わってきた。


慣れたんかな?と思い考えてみると

『同じ場所にいても相手の時間と自分の時間は別物』と息子は分かってきたように伝わってくるから。



『お母さんの時間は僕のもの』ジャイアン風。


当たり前にその時間が流れていて。


事前に予定を伝えても

自宅でオンライン中、息子が用事で入ってくる→対応しないと怒り出す。


出掛ける前は「逃げる気か!」と怒り出す。



寂しいや構ってほしいとはちょっと違って、予定外の何かが起こったらお母さんにどうにかしてほしいから。


不安からくる怒りだろうなと推測。


何かが起こったとき、どうしていいか分からない。

何かが起こるの『何かが』分からないから。


起きていないものへの不安。


これも推測です。




息子はここまで言葉で伝えるのは難しい。


発達障害のお子さんを育ててるママは色んな物事を色んな角度で推測で考え対応するのが通常運転で、子どもの気持ちを汲んだり理解しようとするのがとても難しい。



したくない、できないでなく

難しくて悩むんです。


対応に困るは結果であり、子どもがそこに行き着く心の中や頭の考えの分かりにくさが子育ての辛さに繋がるじゃないかなと思います。





話は戻して

まずは自宅のオンラインで乱入の対処をしようと話をきいていただき視覚支援(見て分かるアプローチ)をオススメいただきました。


元々視覚支援をあまりせず育ててきた。

幼少期やってもすぐ破り心が折れたから。



今回はドアに

「○時〜○時は中にいます。出れないので用事がある時はノックしてね」と貼り紙しました。



初めはすぐ破りゴミ箱へ。そして入ってくる。


3回目から破ってドア開けるが入ってこない。


次から開けるのもなくなり


5回目くらいから

「破るの面倒くさいから要らんわ」と。



次から貼り紙なくても乱入せず、こちらが部屋を出てから用事を言えるようになりました。


この時、そうは言っても…と、貼り続けると元に戻って乱入してたかもしれません。

僕の声は聞いてくれないって。



もひとつポイントは

「できたよね、理解したよね」と詰め寄らない。


思春期というのもあり行動でこちらが理解する。




オンラインで気配を感じる負担が減り十分居心地は楽になった。


今も外からオンラインする時ありますが息子に聞かれたくないという自分の思いでそうしてます。



出掛ける時の「逃げるのか」は続いた。

通天閣☆キレイに撮れた


次にしたのは自分の予定を伝える時、息子の予定を聞くのを始めた


息子の予定とはお菓子作り。


私は心の中で、作る時は家にいる日にやってねと、暗黙の了解を息子にとろうとしていたのに気づいた。


いつでもできるやんって思ってしまって。

息子は時間たくさんあるってね。



息子にとっては作りたい順番や材料や時間など、心積もりが必要だった。




予定を聞いたら、何を作りたくて、時間はこれくらいで、これを手伝ってほしい、これは見ててほしいと、


急に全部ではありませんが少しずつ伝えるようになった。


こちらは、この段階では全部受け入れるのをやった。



一度受け入れ交渉のような話をできるようになってから、今週はそれはできないと伝えてみた。



最初は怒る日もありましたが繰り返しやっていくと、


「○曜日これを作りたいんやけどお母さんの予定は?」と聞けるまでになった。


相手の予定で自分の行動を決めるようになった。


嬉しかったなー。


最近は「○○の賞味期限が来るからこれ作りたい」材料を見ながら交渉するまでになった。



今はこちらの予定があるのが当たり前。

だから、僕はこうする。



こちらも予定言い忘れるときある。


すると「次はいつできるの?」

リスケを覚えた←この言葉は知らない笑





暴言をはくから子どもに合わせる。

癇癪するから子どもに合わせる。


それはアカンと分かっていてもママはその状況が辛くて合わせてしまうことあるよね。


ワタシもそうでした。

今も他ので合わせるときあります。



それで一生が決まる訳ではなく

どんな対応をしようとも

成長していくと息子をみて感じます。



声変わりも終わり身長もグンと伸び

カラダの成長により脳やホルモンが変わっていき心の成長にも大きく関わっているんだと実感。



中学の荒れてた反抗期と今と、似た暴言でも表情と声のトーン柔らかくて、

そろそろ反抗期も終わりかなとしみじみ思う。


思春期反抗期が怖かったのが終わるんだな。

 


息子の不安を少なくするのは話をきくこと。


それを受け取ってみて、できるできないを明確に伝える。


見てますよ知ってるよを伝えるのが自分への安心に繋がった。