用紙の規格が、 A 列に定着し始めると。
新一年生の、ランドセルも。
教科書に合わせて、ひと回り大きくなり。
それからもうずいぶんと経つのだけれど。
三つ子の魂は、百までなのである。
昭和生まれには、A5でもA4でもなく。
未だに、 B5 判が手になじむのは。
わかってもらえるだろうか。
このサイズ、この薄さ。
机上で開くのであれば、手帳よりも。
フラットなノートタイプが、使いやすい。
そして、日曜始まりの見開き一か月。
一目瞭然のブロック形式を、待っていた!
決して、付録なんかじゃないよ。
どちらも必要不可欠な、本体なんだ。
ある意味、壁掛けのカレンダーよりも。
君たちとのキズナは、強いかもしれない。
今年も肌身離さず、運命共同体。
「ボロボロになっても私を守り抜いてね」
一年間、苦楽を共にしてもらうために。
透明の、ビニールカバーをかけ。
まずは私が、君たちを保護する。
ショッキングピンクは、元気のミナモト。
A5 サイズの、君のクリアファイルは。
後ろのポケットに、すっぽりと収まった。
キュートなシールも、惜しみなく使うぞ!
よし! 準備 OK 。
老後の楽しみ? だなんて冗談じゃない。
いつだって今、この時が。
一番光り輝いている、今の君のすべてを。
今、摂取しなくてどーするんだ。
ただひとつの、難点は。
気合いを入れたい朝イチの 9:00 am 。
濡れた瞳で、何かを求める君が。
真っ先に、私を捕らえる。
夜の表情でジッと見つめられたままでは。
いつまでも始動のエンジンがかからない。
これだけは何とかならないものだろうか。
毎朝、ボニちゃんに見送られている君も。
こんな気持ちで、右手を振るのだろうか。
せめて、視線をはずしてくれたなら…。
これは、絶対に。
中綴じ製本の折りクセを、逆手に取った。
チーム ・ anan の、罠である ![]()
mayu.
