「北海道のコは、おとなしいよね」
確かに。
引っ込み思案の田舎者では、あるけれど。
次回は、いつ会えるのかもわからない。
一年に一度、なんて贅沢は言わない。
数年に一度、はるか遠くのステージ上に。
本人の輪郭を確認できれば、最高に幸せ。
『 俺ら、アイドルだから 』
君が、繰り返し強調をする。
そう。 君たちは、偶像だから。
それを逆手に取った。
私たちの、抑えきれない衝動。
「もう、来てくれなくなっちゃうよぉ」
地方の女のコたちの、懇願にも近い声。
一部のファンの、マナーやルール違反が。
過敏に、彼女たちを委縮させる。
無意識に働く 「お行儀よく、しなければ」
大都市在住の、お嬢さんたちと。
同じように大きな声で、明るく元気に。
振る舞えない理由は、そこにある。
たとえ、五大都市といわれようとも。
やっぱり、ここは陸つづきではない。
海を渡る、という隔たりが今もあるんだ。
そんな地方のファンを、寂しがらせない。
彼の魅力は、このひと言に尽きる。
あらゆる手段で最大限、自身を発信し。
手を伸ばし、強く抱き寄せる。
『 君に出逢った日から 愛を感じてた 』
だから、私たちは。
偶像 『 なかじまけんと 』 に。
『 Forever LOVE 』
ビジネスだと、言ってしまえば。
それはもちろん、そのとおりだけれど。
君ほどの理想の彼氏は、滅多にいないぞ。
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『中島健人くんへ 敬意を表して』