自分の子供だからって100%好きになれるわけじゃない | まいさん

まいさん

自分の子供だってイヤになる時がある。
職場の人とうまくいかない時がある。
近所付き合いがつらい時がある。

人間関係について哲学的に考えるブログです。

こんにちは、まいさんです。

 

朝の忙しい時間、子供を叱ることはないですか?

私は今日も長男(5歳)を叱ってしまいました。

 

子供とうまく付き合いたいとは思うのですが、良好な関係性を保つのは難しいです。

 

【子供=全力愛】みたいな風潮があり、精神的に辛く感じることも多いです。

 

今朝の行動が正しい『叱り』なのか自信はありませんが、なぜこのような事になったのか分析して、改善方法を検討してみます。

 

子供との関係に悩む親にとって、少しでもプラスになれば幸いです。

息子の歯磨きが遅くてイライラ

よくあることなのですが、長男(5歳)は歯磨きに時間がかかります。

その日は30分も洗面台を占領しており、さすがに注意しました。本人なりの考えがありますので、しばらくは様子を見ていたのですが・・・

 


鼻水を出し続ける

コップに水を入れて手を突っ込む

歯磨き粉を口の周りに塗る

口から出た歯磨き粉で鏡に絵を描く


 

まぁ、忙しくない時間だったら大目に見ることなんでしょう。しかし、勤めに行く人にとって、朝の30分はとても貴重な時間です。

また、私は医療職ということもあり、鼻水、唾液などで洗面所を汚される事に抵抗がありました。

ベタベタされるのが嫌い

この精神状態で、ベタベタ甘えられても対応できるわけがありません。

それでなくとも、普段からベタベタとしてこられるのが嫌なのです。不思議なことに、2歳の次男に同じことをされても嫌ではありません。

長男に対する私の思いは、かなり根が深そうです。

準備が遅いのが嫌い

その後の保育園の支度にも時間がかかり、イラつきに拍車をかけてきます。

着替えは用意してありますし、持ち物は前日に準備しています。それなのにいつもギリギリになってしまうのでした。

不用意に触られるのが嫌い

私が朝の支度を済ませニュースを見ていると、近くに寄ってきます。

その際、無意味に寄りかかったり、足を乗せたり、顔を擦り付けてきます。元々、触られるのが好きではないのですが、スーツを着ているのでいっそうやめて欲しいと感じます。

最近では触られそうになる前に、手でブロックするようになってしまいました。

長男を傷つけいるのはわかるのですが、身体が拒否反応を起こしてしまうのです。

すぐに癇癪を起こすのが嫌い

準備が遅れていると、ママから急ぐように言われます。注意を受けたその瞬間、大声を出して怒り出します。

また、3歳も年下の次男がチョット触ろうものなら『痛いからやめて!』と癇癪を起こします。

私は淡々と注意します。

 

『準備が遅れてるから注意された』

『触られただけでは痛くない』

 

私のいうことだけは素直に聞きます。これは私を恐れている、または嫌われたくないという心理が働いているのでしょう。

距離を取るしかないときもある

朝の小1時間だけで、これだけの問題が発生します。

この連鎖を断ち切るには、長男の甘えを全て受け入れる必要があるのでしょう。私は医療系の資格をもっており、学習能力はそこそこあります。子育ての書籍も読みました。

 

しかし、体が拒否してしまうのです。

 

そんな時は何をどうしたところで、解決できるわけがないのです。むしろ解決しようと努力したのに、効果が出ないとストレスを悪化させます。

 

なので、一時的に全てから目を背けます。

 

こう言うと『現実を見てない』『逃げてるだけだ』というのが日本人です。

ですが、このストレス下で、その原因となっている長男に優しくすることなんて不可能です。

そんな時は、一時的にシャットアウトするのが賢明です。少し間をおけば、ストレスも減り、新たな改善を試みる力も湧いてきます。

一時的に目を背けるというのは、大切な『自己防衛』なのです。自分が心身ともに健康であって、初めて周りを大切にすることができます。

子供を支配できるわけではない

このように一時的に目を背けている間、何もしないわけではありません。私はブログを書くことで、客観的に事象を分析します。

当事者はどうしても主観的なり、不必要な怒りを抱え込みやすいです。

実際に起こったことを時系列で書くことで、何に対してストレスを感じていたかがよくわかりました。

 

結論は【子供は支配できない】ということです。

 

このポイントを理解しているかそうじゃないかで、ストレスの受け方は大幅に変わってきます。

自分の手の届くところで頑張る

何かを改善したい時は、手の届く範囲でトライしましょう。誰かの意識を変えるより、自分の意識を変えるのです。

子供は1人の人間です。5歳にもなれば自我はしっかりしており、口も達者になります。

 

1人の人間を動かすのはとても大変です。

 

注意すれば、その場は良くなるかもしれません。しかし、本人が納得していなければ『不満』が残ります。

注意を守ったとしても『叱られるのが嫌だから』という理由で、本当の意味は理解してもらえないでしょう。

 

なので、自分の意識を変えた方が結果を得やすく、ストレスが少ないです。今回は【子供は支配できない】とマインドチェンジできました。