つきたてもち肌であなたを虜にする
ちえさまです。
うちの子は中一の秋から卒業まで不登校だった。
この春高校生になって、コロナで
休校→ 分散登校と段階を踏んで、
先週半ばから一斉登校が始まった。
まだ分散登校だったある朝、
「きょう、学校行きたくないな…」と言ってきた。
正直言うと、またか!と思った。
学校に通うことがすべてではない、と
頭ではわかっているのにね💦
理由を聞いたら
「課題ができてないから」と言う。
課題ができてないのは自分の責任だから
その旨を正直に言ってきなさい、と言うと
「それだけじゃないけど…」とグズグズしてる。
追い詰めちゃうのがわたしの悪いクセなんだけど
理由をさらに聞いた。
「これ言ったらお母さんが嫌な気になるよ…」と
前置きして、
「補聴器をしていることを人に見られたくない」と
やっと言った。
(わたし、子ども共に難聴で補聴器ユーザーです)
・誰かに何か言われたわけではない
・人からジロジロ見られてる気がする
・誰も話しかけてきてくれない
・聞こえないから、自分から話に加わることを諦めてる
こんなことを涙ながらに話してくれた。
聞いていて、わたしは「慣れ」しかないと思った。
自分の障がいを受け入れるというか、
障がいと共存するまでの「慣れ」。
わたしが思春期辺りにどう感じていたか、
もう忘れてしまってるけど(遠い記憶すぎて💦)
10代は多感な時期だし、
うちの子は人前で補聴器をつけて居るという
経験が少ないのだろう。
「慣れ」が必要だという話や、
高校にはさまざまな事情がある子が通っているし、
いずれ耳のことも理解されると思うよ、と話したが
そんなことで子どもの気持ちが休まるわけではないし
この日は学校を休ませた。
週明けは何も言わずに登校して行き、
帰宅後に
駅までクラスメイトと歩いたとか、
今度○○へ行きたいねーって話したとか、
小さなことだけどよほど嬉しかったんだろう、
教えてくれて、ちょっぴり安心した。
同年代の子とたくさん触れて
仲良くなったり喧嘩したりして
青春してほしいな。
(これも親のエゴだろうけどね)
おわり!