願うしかできないけれど、心から願っています | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

軽やかに人生を歩むあなたへ。


ちえさまです。
今朝なーんにも知らずに
スマホを見たら、
わたしの実家のある北海道が
地震に見舞われてました。

家族や友達の無事を確認できたけれど、
全道的な停電と、
地域によって断水もあるようで
1日も早い復旧を願っています。

願うしかできないことが
もどかしくもあります…。


わたしは東日本大震災の時
仙台市に住んでました。

海岸沿いではなかったので
津波被害はなかったけれど
電気、ガス、水道がストップして
数日間、近くの小学校体育館の
避難所で過ごした。

天災の被害に遭われた方の
心情を思うと胸が痛みます。

この先、当時のことを書くので
不安になりそうな人は
どうか読まずにここで
止めてください。














夫は当時休職中で外出が難しく、
買い出しや水汲みに行けなかった。

家族を守るのはわたししかいない!と
自分を奮い立たせることで
わたしは地震の恐怖やつらい現実を
紛らわせていた面もあると思う。


自転車で買い出しに出かけ
数時間並んだり、
給水車や水道が復旧した避難所で
水汲みをした。
炊き出しがあるとわかれば
そこで一食いただいたり、
日中は忙しく過ぎる。

わたしは夜の真っ暗闇が怖かった。
なので夕方から気持ちが沈んで来る。

夜空の星が綺麗に見えても
この時は心の余裕なんて
なかった。
明日はどうなるんだろう、と思ってた。


電気が復旧したのは
震災から4日目かな。

突然、体育館の天井のライトが
チカチカ光り、
パァっと全部灯った時、
わたしを含め、
その場にいた人たちから
ワーッ!!と歓声と拍手があがった。
ゾクゾクした。

夜が明るいことがこんなに安心だなんて、
震災の時まで知らなかった。

電気が使えて、
水が出て、
火を使える、
普通の暮らしができるってすごいこと。


天災の被害に遭われた方の日常が、
早く戻りますように。



おわり!