人からお金をもらって | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

わたしは
マスターコース、
あるいは他の高額な講座や
それにまつわる旅費、
日常の生活費などを
クラウドファンディングしたり
お金くださいと投稿する人を
心の中で軽蔑してた人間だ。

ネットだから頼みやすいんだ。
親や家族にまず頼めばいいのに。
お金がないなら働けばいいのに。

そう思ってた。



そしてその試みが成功するかどうかを
見張った。成功すれば
「あの人はカワイイから」
「あの人は人気があるから」
「あの人は色気があるから」
と悔しまぎれに自分を納得させた。


今回のいかマス申込みで
カンパを募ったり
親に頼んだり
ローン組んでみて
勇気出したね!と多くの方に
言ってもらったのだけど
わたしとしてはあんまり
勇気出した感じがしてない。

慣れないことで感情の起伏がすごくて
メェメェ泣いてた。


我ながら無謀なことを
やったもんだと思うけど
自分の貯金が3桁の状態だから
完全に他力に頼るしかなかった。
いままでやらなかった、
逆をやるしか方法がなかった。


両親はお金がないっていうのが
口癖だけど、葬式代くらいは
持ってるだろうと思った。
(ひどい娘だ

わたしが子どもの頃に
連れて行って欲しかった旅行、
買って欲しかったもの、
やりたかった習い事。
叶わなかったそれらを
いま駄々こねてまとめて
やってもらったのだろう。

お金を振り込んでくれた後で
両親と話してみると
必ずカウンセラーになりなさいとか
今度はわたしたちの生活が苦しいとか
そんなん言わないし、ほんとに普段通り。


とにかく今期のいかマスに
行きたい!と思ったので
今から働いてお金を貯めて
来年行くっていう選択はなかった。

思いつくことはとにかくやって、
それでダメだったら
今回は辞退しようと思ってた。


そして何名かの方にご支援
いただいたのだけど
何も言わず振り込んでくれる人、
暖かいメッセージを添えてくれる人、
振込むよーって言ってそのまま音沙汰ない人、
見ず知らずの人、
ほんと様々で。
その人のお金の付き合い方が
垣間見えたようで興味深かった。


わたしの行動でざわついた人が
いたかもしれない。
わたしはざわついてきた側だからわかる。
でも意外に嫌なコメントとか来なかった。


わたしのやり方は
人にオススメできるものじゃないけど
とても貴重な経験になった。
やってみてよかったと思う。


おわり!