ファミレスで子育ての痛みを思い出す | ちえの『てにをは』 決めた未来に流れ着く。

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心屋塾マスターコース73期卒業しました。
ディズニー、懸賞、日々の気づきの雑記帳

ファミレスに来ていて。


向かいの席に
ママ&ベビーカーの女の子がいた。
ママは子どもに食べさせつつ、
あわただしく自分も食べていた。


その一組が帰り、次に来たのは
ママ&ベビーカーの女の子&ばぁば。
(ママとばぁば、瓜二つ)

ママがドリンクバーを取りに行き
ばぁばがスマホいじりながら
子どもがイスから落ちそうになるのを
押さえてる。
のんびりとご飯を食べるママ。


それ見て胸がチクっと痛んだ。
「わたしもばぁばと子連れで
ファミレス来たかったなぁ」って。


今更すぎてビックリした。
だって息子、もう六年生なのに!


うちの子がベビーカーに乗ってた頃は
三世代でスーパーで買い物している人達が
羨ましかったなぁ。


実家で子どもを預かってもらって
ママが働くとか、
友達とお茶するとか、
そういうのも猛烈に羨ましかった。


実家を頼れなかった。
パパが育児や家事に協力しなかった。
義母を頼らなかった。
嫁ぎ先で友達を作れなかった。
すべて自分が選んだことだけど辛かった。


働いてなくて保育園は入れない、
お金がかかる一時保育を利用できない。
(と思っていた)


一人になりたい!
一人の時間がほしい!
早くママじゃない「わたし」になりたい!

毎日苦しいと感じることの方が多くて
それでもわたしの精神は破綻しなかった。



息子のことを可愛いと思える余裕もないのに
息子はママのことが大好きで
片時も離れない。

息子を寝かしつけた深夜。
自分の時間を過ごしたり、
パパの弁当の仕込みをしていても
眠りの浅かった息子は何度も目を覚まして
「ママーッ!」と泣いた。


育児の相談にのってもらって
「辛いのは今だけ。もう少しの辛抱よ」
などと言われても
辛いのは今!今だよ!待てないよ!と
憤るだけだった。


息子が年少さんで幼稚園に入ったとき、
とてもとてもホッとした。


息子の乳幼児期は辛くて寂しい記憶が多い。


もっと頼ればよかったけど、
もっと甘えてよかったけど。

あの時のわたし、
ほんとによく頑張ったなぁ。


ファミレスで思い出し泣き〜〜〜。




おわり!