宮城亘理『オラホのいちご』 | 迷えるオッサンの老惨禄

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チェンマイ18年の日誌を中心にやってきましたが、2021年9月帰国、タイトルを変更したいました。

宮城・亘理『オラホのいちご』

 

 

 

■明日から寒波来襲と聞きハナマサへ買い出しに出た。

入り口の果物売場に大ぶりのイチゴ6個580円が目に止まったが、隣りに半額サービス290円を発見!、昨日の売れ残りかと即購入した。

 

普段は酒か肴しか興味はないオッサンだが、最近は歳のせいか、ぶどうやイチゴもママ目を止めている。

 

帰宅後早速試食したが、大きくて口一杯に甘味が拡大・こんなの初めてと名前を見れは宮城亘理(わたり)名産”朝採りオラホイチゴ”とあり、オラホとは方言で「私たち」の意で、関西弁では「ワテラのいちご」を指すらしいが、なんせデカい・トラック画像↑をご覧あれ。

 

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さて宮城県亘理町ってどこにあんの?・・ツーと仙台南方20km・・東北の大河阿武隈川が仙台湾(太平洋)に注ぐ場所で・・・、

 

独眼竜伊達政宗の臣下伊達亘理藩2.5万石の城下町であるが、市ではなく人口3.3万人の旧城下町である。

 

■古くから阿武隈川の鮭漁で知られ、鮭の腹子(イクラ)を炊き込んだ『はらこ飯(画像)』は『オラホのいちご』と並ぶ亘理の特産物で、かつては仙台駅の人気駅弁であった。

 

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ところで私が亘理で鮮明に記憶しているのは2,011年311の東日本大震災ビデオで見た仙台湾の大津波映像で、仙台湾を根刮ぎに渫って内陸奥地まで舐め尽くした戦慄悪夢の恐怖映像は忘れようがない。

 

 

亘理町はこの震災で305人もの犠牲者を出したようだが、私が地理的に興味があったのは阿武隈川河口に形成されたラグーン(潟湖)である『鳥の海(画像)で、かの大震災では大津波を受けて消滅したが現在は画像のようにラグーンはもちろん、中洲の島蛭塚(右上の黒い森)もすっかり回復、橋で結ばれた蛭塚は観光名所で「はらこ飯」を食事することが出来る。

 

自然の猛威とその回復力にはまったく畏れいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんちゃん