数字からジュビロを読み解くシリーズ、15節終了時。
今回はいろんな角度から、ジュビロの現在地をたどってみます。
●シュート総数は184本(リーグ14位)
(1位は広島268本)
●1試合平均シュート数は12.3本(12位タイ)
(1位は広島19.1本)
●枠内シュート総数は47本(リーグ19位)
(1位は浦和81本)
●シュート決定率は10.3(リーグ11位)
(1位はFC東京15.2)
⇒攻撃面の数値ではどれもリーグの半分以下に。枠内シュートはワースト2位っていうのも頷ける。
●被シュート総数は224本(リーグ3位)
(最多は鳥栖262本、最少は広島119本)
●1試合平均被シュート数は14.9本(リーグ4位)
(最多は鳥栖17.5本、最少は広島8.5本)
●被枠内シュート総数は70本(リーグ5位タイ)
(最多は鳥栖83本、最少は広島35本)
⇒守備面の数値では上位に入る=劣勢を強いられているのがわかる。
●得点数は19(リーグ12位)
(最多はFC東京26点、最少は京都10点)
●失点数は22(リーグ9位)※9番目に多い
(最多は京都29点、最少は神戸11点)
⇒得点数失点数ともリーグの中位に。
●クリーンシートは3回(リーグ11位タイ)
(最多は町田7回、最少はFC東京と湘南1回)
●パス総数は6036回(リーグ13位)
(最多は新潟9024回、最少は町田4687回)
●ドリブル総数は151回(リーグ16位)
※守備側プレーヤーと対峙し、その選手を抜こうとする、横にかわしてシュートを打とうとするなどの仕掛けるプレー
(最多はC大阪212回、最少は名古屋112回)
●スルーパス総数は139回(リーグ19位)
(最多は浦和229回、最少は福岡134回)
⇒パス関連ではリーグの下位に。J2では上位だったけどJ1では思うようにパスやドリブルができていないんだな。
●クロス総数は267回(リーグ3位)
(最多は神戸326回、最少は東京V170回)
●タックル総数は293回(リーグ3位)
(最多は湘南309回、最少は横浜FM200回)
●ブロック総数は357回(リーグ1位)
(最少は横浜FM249回)
●ファール総数は197回(リーグ8位)
(最多は福岡230回、最少は浦和132回)
●空中戦勝利数は317回(リーグ3位)
(最多は神戸375回、最少横浜FMは160回)
●空中戦勝率は48.1%(リーグ13位)
(最多は東京V55.5%、最少は新潟46.1%)
⇒クロス総数やタックル総数では上位となり、ブロック総数はリーグ1位。
空中戦勝利数は高い数値なのに、勝率としては半分以下に。
●警告数は18回(リーグ15位)※6番目に少ない
(最多は福岡35回、最少はC大阪10回)
●退場数は1回(リーグ9位タイ)
(最多はFC東京4回、最少は鹿島他4クラブ0回)
⇒東京V戦でリカが退場処分を受けて以降、3試合連続で警告ゼロが続いて良きこと。
●ボール平均支配率は45.2%(リーグ17位)
(最多は新潟57.3%、最少は福岡42.1%)
●ゴール期待値総数は21.3(リーグ8位)
※あるシュートチャンスが得点に結びつく確率を0~1の範囲で表した指標
(最多は広島27.7、最少は札幌13.5)
●1試合平均走行距離は115㌔(リーグ9位)
(最多は鳥栖121㌔、最少は鹿島他5クラブ112㌔)
⇒ボール支配率は予想できるように、ボールを持たれる試合が多いので下位に位置。
ゴール期待値も平均走行距離もリーグ平均といったところ。
順位が16位と下から数える方が早いポジションだけど、数値としては十分に戦えていると思う。
間もなく梅雨の時期を迎えて、今年も予想される猛暑になっても、今をキープできるかが鍵になりそう。