大晦日は、まさかまさかのビッグイベント当選🎯
NHKホールで行われた紅白歌合戦の観覧応募に当選したのです!!
そんな当選から観賞までの思い出とともに備忘録を。
近年は出場歌手の選考とか視聴率の低迷が言われていた。
実際に視聴率は過去最低だったらしい。
それでも、一生に一度は生で観覧できたらいいなぁと思ってはいたけど当選するとはね。
当たるわけないと思いつつ、応募しなければ当たらないというのは、宝くじを買うのと同じ。
そんな軽い気持ちでメールで観覧希望を申し込んだのは、ジュビロが静岡ダービーに敗れて4位に後退した、10月半ばの締め切り直前の夜。
12月に入って、登録したアドレスに1通のメールが届き、当選を確認。
16万通超えの応募が多いのか少ないのかはわからないけど、130倍の競争率。
過去に某ジュビロのイベント抽選に当選したことがあって、そのときは約1000分の1、それより低いのかとちょっと驚き。
某アイドルグループの出演が見送りになったことで応募は減って確率が上がったのかな?なんて思った。

12月も中旬になった頃、1通の簡易書留が届いた。
入場に必要な整理券と、本人確認お願いの文書。
過去に転売や代理観賞が横行し、それを防ぐために本人確認を徹底してるんだって。
(もし当選者が観賞できない場合は、同居家族であれば可能みたい)
今はライブもそれが当たり前になっていて、面倒だけどそれが基本になってるよね。

当選したことは良かったけれど、1番の問題はホテルの確保。
大晦日のホテルはどこも高い、高過ぎる!!
番組の終演時間は23時45分。
ホテルに向かう途中で新年を迎えるのは確実。
しかも山手線は終日運転をするけど、私鉄では行わないアナウンス。
渋谷から遠いホテルを選ぶと、帰宅時間が遅くなってしまう…
見極めて見極めて、距離とそこそこのお値段のホテルを確保し、事前にチェックインを済ませる。
館内では飲食持込は禁止されているので、少し早い年越しそばを食べた。

18時40分になるとステージ上に男性が登壇し、注意事項やお願いを説明するいわゆる”前説”ってやつがスタート。
飲食禁止ですよ~とか撮影はダメですよ~とか。
その他進行における盛り上げや、応援のお願いなどを順次説明。
例えば…
NiziUさんは客席にも降りるので、近くに来たらTVに移るかもしれないので、縄跳びダンスで一緒に盛り上がってくださいねー。
とか、
すとぷりの皆さんはバーチャルパフォーマンスをされるので、ステージ上に姿はありませんが、見える前提で盛り上がってください!!
とか、
映画スラムダンクが大ヒットし、W杯バスケでも盛り上がった10-FEETの『第ゼロ感』ではサビのあとに『ウォーオオオーオ』
と一緒に歌って欲しいと練習をしたり。
とか、
Superflyの『タマシイレボリューション』では1階席は立って一緒に盛り上がってください。
サビの最後は『タマシイレボリューショ~ン』と一緒に歌ってください。
とか、
YOASOBIの『アイドル』では応援の仕方があり、ペンライトを横に振るのではなく、拳を突き上げるように『オイっ!オイっ!』って一緒に盛り上がってください。
などなど、それぞれ細かい練習があるのは紅白歌合戦だからかな?
その他にも…
『番組は1部終演後に5分の休憩がありますが、その時間は混雑するので、再開時間に会場が空席だと困るので、遠慮なく好きなタイミングで行ってください』という指示も。
これが開演10分前まで続きました。
開演10分前には審査員の方も会場入りし、数分前にはアーティストの方々が通路の控えにも登場して、いよいよ開演です。
現場で見た独自の感想や意見を時間帯別に書いていきます。
有吉弘行・橋本環奈・浜辺美波の3司会者がつり下げられたゴンドラに乗って登場。
華々しいオープニングの余韻に浸る間もなく1曲目スタート。
しかも、いきなり3曲続けてメドレー。
新しい学校のリーダーズは2023年の顔とも言えるべき人で掴みはOK的な。
印象的だったのは、鈴木雅之さんの『め組の人』。
キャッチーなサビが繰り返され、お決まりのポーズで会場も盛り上がった。
メドレーが終わると登壇していたアーティストは撤収し、中継が続く。
実際には映っていないすとぷりについて、有吉さんが『ざわついている』とコメントにウケる会場。
ステージの上には大きなモニター(TV)があって、実際に放送されている様子が見ることができるようになっています。
中継地点で歌唱が行われているときの会場は、次のステージに向けての設営だったり撤去作業だったり。
時折作業の声が飛び交ったり、『あと○○秒ねー』の緊迫感。
そんな作業中の傍らで、通路脇で司会進行をされていたときもあったので、見えないところのTVってすごいなぁと思ってしまいましたね。

純烈のQRコードアピールもすごかったし、anoちゃんのゲロチューダンスが見られたし、ヒロミゴーのブレイクダンスもすごかった。
水森かおりさんのドミノ歌唱はもちろん別会場だったけど、成功してよかった👏来年以降もあるかなw
あっという間に前半戦が終了。

Mrs.GREEN APPLEの『ダンスホール』で後半戦がスタート。
ケセラセラの方が良かったなぁ。
ダンスホールだと朝のワイドショーな気分になっちゃった。
坂本冬美の夜桜お七、意外と良かった。
いつの間にか覚えてしまうものだね。
10-FEETでバスケ日本代表の富樫勇樹と河村勇輝選手が登場。
盛り上がった~
ディズニー企画も良かった~
髭男、別会場だったのは残念…
ゆずの歌唱力は圧巻。
椎名さんの歌って大晦日に聞きたい人いるのかな…
三山さんのけん玉、相変わらず歌が入ってこないw
成功ならずだったね。

22時台になると注目曲が目白押し。
星野源ちゃんも中継先からの歌唱で残念…
Superflyのタマシイレボリューション、サッカー観戦好きとしては生で聞くことができて嬉しかったし、迫力があった。
事前に1階席の人は立ち席鑑賞の案内があった、
伊藤蘭さんのメドレーも中継で…世代じゃないけど春一番聞きたかったよ…
特別企画でYOSHIKIのピアノが聞けたけど、声にならないほどだったね…
更なる特別企画でポケビ&ブラビ、青春時代の歌なのに、これまた別会場で会場からはため息が漏れた…
薬師丸ひろ子さんも然り…
3曲程度でステージを入れ替えたり、設置したり、撤去や清掃の繰り返しでその間は中継や別会場からの歌唱で繋ぐスタイルで、残念なことも多かった。
ポケビが歌っている途中で、会場内が賑やかくなったときがあり、黒柳徹子さんがステージに登壇したこと。
NHKと民放局の隔たりって昔ほど感じられなくなって、いい意味での距離感になったなと。
黒柳さんはお付きの方の手を繋がれて歩いていたけど、足腰はしっかりとしていた印象。
寺尾聡さんの『ルビーの指輪』が歌唱しているとき、ノリノリだったのが印象的。
ベストテンで12週連続で1位を獲得したときの話もしていたけど、本当にすごい曲だったんだなと思うし、今でも色あせない曲というのがそれを証明しているなと聞いていて思いました。
京都・東本願寺からの中継だった顔出ししていないAdoさん。
『唱』というタイトルのわりになかなかの激しいアップテンポの曲で驚きました。
あいみょんは『愛の花』を、ステージ横には神木隆之介さんと司会の浜辺美波さんが登場。
浜辺さん、涙を堪える姿がTVで映っていたけど、実はステージの奥に流れていて『らんまん』のハイライト映像が流れていた早い段階から涙を流されていました。
あいみょんも最後ちょっとウルってきてましたね。
今年の秋には高知・牧野植物園にも行ったし、感慨深い一曲でした。

2023年もあと1時間。
最後の中継先・両国国技館からさだまさしさんが『秋桜』を歌唱。
石川さゆりさんの『津軽海峡・冬景色』は生で聞けて良かったです!!
この曲を聞くと1年が終わるんだなぁって思います。
藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』すごく良かった~
有吉くん、自分のハモリパートしか歌えないんだってね。
ガチガチに緊張していたのが伝わってきたけど『白い雲のように』じっくりと聞くといい曲。
ラスト3曲、最高潮へ。
YOASOBIの『アイドル』
すごく良かったですよね。
圧巻じゃなかったですか?
アイドルは紅白で、地上波放送初披露だったんですって。
そういえば、前説でもサビの時にペンライトを横に振るのではなく、掲げてくださいって案内があったっけ。
今年一番の衝撃的な曲を生で聞けて良かった~
白組のトリは福山さん。
『HELLO』は青春時代の歌だし、メドレーも良かったんだけど、衣装がなんだかティンカーベルみたいな緑色の衣装が気になって後半歌があまり入ってこなかったです…後日LIVEのMCでそれについて話されたとか!?
オオトリは赤組MISHA。
圧倒的存在の歌唱力。
ここ数年トリを飾っているのも頷けます。
最後にアイノカタチを歌って締めくくりました。

この後、勝敗を決する投票へ。
会場審査員はペンライトを赤白のどちらを点灯させます。
(番組内では制御システムでコントロールされているので、曲にあわせた色に自動で替わります)
得点の内訳は…
『ゲスト審査員』
紅組7
白組1
で、紅組
『会場審査員』
紅組1453
白組883
で、紅組
『視聴者審査員』
紅組3,943,182
白組2,457,277
で、紅組
結果、紅組が3-0で勝利
どちらが勝ったからどうということもないけど、紅組は2023年を代表するアーティストが多かったのに対して、白組は目玉アーティストの存在がなかった気がする。
やっぱり某アイドルグループの不在は大きかったのかも…
今後の紅白の課題をあげるとするならば、ある程度の年配向けのアーティストの出場枠は設けていいと思う。
今の若い子たちは、昔の曲もそこそこ知っている時代。
平成時代に流行った曲も久しぶりに聞いただけで懐かしく思った。
古き良き時代というか、懐古主義というか。
紅白という概念もだんだんと薄めていっているのかなという印象も受けながら、なかなか簡単に辞めることもできないのかなという印象も。
性別をやめて、出身地をわけた紅白歌合戦にしてみたら??
好き勝手いろいろ書いてしまったけど、紅白歌合戦。
1日遅かったら、実施されなかったかもしれないわけで…
年末にとても貴重な体験をさせてもらうことができました。
好きな時間にトイレに行けて、好きなタイミングでチャンネルを変えられる自宅で見るのが一番気楽です。
だけど、あともう1回ぐらいは行ってみたいかも!?