ドラマ感想<信長協奏曲4話> 秒速で消えた間宮 | 妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)

妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)

旧名「給料泥棒のブログ」を2014年7月に変更。
銀英伝ヒルダ視点による大河もどき小説を書いてましたが150話をもって完結。ハガレン小説も全86話で完結済。
2014年3月から、俳優間宮祥太朗さんのことしか呟けない病にかかりました。しばらくそっとしておいてください…。

お笑いと
つっこみこらえて
観てみれば
間宮の出番は
五十秒


「月9初の時代劇」を頑張っているであろう製作陣のチャレンジ精神にリスペクトを示し、
狂歌風に感想をまとめてみました。
それでは皆様御機嫌よう左様なら。


…。


…これでは余りにも愛想が無いので、もうちょっとは何か書きますか…。


ドラマとしては、残念な方向になってきてしまってますね。
実は私は(間宮出演をほぼ確信していたので)本作品は初回から録画して観ております。
全ては間宮、間宮閣下のために~涙

そしてようやくキターッ!!間宮龍興!!

事前に番組プロデューサーが公開した殿姿画像や、殺陣アリとの情報に、胸をときめかせたのは私だけでは無いでしょう?

ドヤ顔の殿


戦国絵巻から抜け出てきた感スゴイ



①武将姿は100点満点

画像は嘘つかない。
実際、間宮氏の殿姿は、期待通りに似合ってた。
もう、すぐにでも本格時代的に挑戦していただきたいほどです。

そしてワルくて気性の荒い若殿というキャラも、その雰囲気を楽しむことできました。
「あーこれこれ。こうでなくっちゃ!こういう間宮が欲しかったの~涙」

眼力勝負なら誰にも負けぬよ



ついつい、金襴緞子かよという派手な衣装のルックスにばかり気をとられてしまいます。が。
よく聞くと、とても面白い発声をして台詞を吐いてたりしましたね、彼。

微妙にビブラートみたいにわざと声を震わせてたような箇所があり
あれは、悪巧みが面白くてたまらない笑いをこらえてる表現なのかしら?
もしくは計算し尽くされた、いや、むしろナチュラルなアル中演技だったりしてー(←んな訳ねー)
へえっこんな発声も出来るんだと、秘かに感心しちゃいました。

極めてワルそう笑



②斬った相手はお花だったでござる

一方、殺陣はねー。
型は綺麗に決まっていたと思いますよ。
なんせルックスとしての侍姿が完璧だから(時代考証はこの際無視する)、余程のへっぴり腰でない限りばっちり決まるデショ。
(因みに、普段は姿勢があんま良くなくて猫背な間宮氏ですが、舞台では立ち姿が本当に綺麗でした。)


でもさー、相手が動かぬお花じゃね…涙。
残念ながら、あれでは殺陣とはいえませぬ。広告に偽りアリ笑。
(で、結局間宮殿の頬についていた傷跡には何の意味があったんです?笑)

殺陣といえば、早乙女太一くんが見所もらって本領発揮してたのは本当に良かったです。
殺られて退場したのは、ちょっと予想外で残念。


③材料だけ豪華な失敗おせち感

早乙女くんに限らずこのドラマの何が残念って、いい俳優を惜しげもなくつっこみ、それを片っ端から無駄使いしまくってるところですね。ゴージャスには違いないですが。

2話の西田さんだけは扱いも良かったし演技もさすがで、ドラマの今後についつい期待を抱いてしまいました。
が、どうやらそれは誤りだったようです。
なりきり公卿きどり生瀬今川の扱われ方も勿体無かったですし、嫌味で面白い役回りだった龍興父の新井さんなんて、何の説明もなくいきなり死んでてもうビックリ。

そして今回の間宮龍興の扱いもまた、酷かったですねー。
せめて、無様をさらけ出して部下に愛想を尽かされる惨めな最期場面を入れねば、愛されるサブロー信長との対比不足すぎて、ストーリーとしても訳が分からないと思うのですが…。

だって、ドラマの龍興くんて、ワルそうなだけで別に何も悪いことしてなくね?
戦国武将として当たり前のことしかしてないっす。
だからつまり、美しすぎたことが罪だった!という可能性を疑うしかありませんよねっ(違)

悦び組を侍らせる間宮…


あれだと、藤木半兵衛も単なる裏切り者になっちゃうよう。
みんなのアイドル半兵衛様キャラになにさらしてくれまんのや。
あのままあっけらかんと「美濃取っちゃった」はねえだろ、コラ。


④魔改変街道をまっしぐらですか…?

第1話を見た時点で、史実とか原作とかと比較して語る愚はすぐに悟りましたので、その点については何も意見はありません。
オリジナル度高めであっても、面白ければそれで良し
ハチャメチャながらも、1話・2話の冒頭などは台詞の掛け合いにスピード感も笑いもあって、嫌いじゃありませんでした。

が、いよいよあかんかもー。リタイアせざるを得んかもしれん…。

3話でガタっとシナリオがつまらなくなったと感じたのですが、4話でも立て直せたとは言えませんでしたね。
ニューキャラ続々登場で、きっつきつにエピソードが詰め込まれていたので、まとまりが全く無くなってしまったのは仕方ないことなんでしょう

本当は、サブロー小栗と光秀小栗という一人二役の妙味を味わえそうなのはこれからだっていうのに…。
高嶋兄の勝家とか、濱田岳家康とか、個人的には超ハマり役と感心してるキャストもいるのに…。

ゲストをはじめ各キャラの描かれ方がああ浅くては協奏曲と銘打つに相応しいハーモニーが生まれるとはとても思えず心配なのであります。



という訳で、かなり辛口の感想を書くことになってしまい、私も残念無念。
昨晩起きた事象を例えるならば

美味しそうなエサをちらつかされ
ご馳走もらえると思って集まってきた大量の口パクまみやクラスタ
いざエサが放り込まれてみたら
一瞬でエサが消えてなくなったでござるよ、おろろ~
訳もわからずキョドる女子飛び跳ねる女子
すぐにあきらめ。はいはーい解散です!
次いこか、次。

そんな感じ、でしたよネ?笑

そんなこんなですが、懲りずに次のお仕事情報待ってマース!

(何だかんだ言っても龍興間宮の写真をこんなにたくさん貼っちゃって。超お気に入りなんじゃん私…笑)

web拍手