妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)

妄想泥棒のブログ(銀英伝・ハガレン二次創作小説とマンガ・読書・間宮祥太朗ドラマ感想)

旧名「給料泥棒のブログ」を2014年7月に変更。
銀英伝ヒルダ視点による大河もどき小説を書いてましたが150話をもって完結。ハガレン小説も全86話で完結済。
2014年3月から、俳優間宮祥太朗さんのことしか呟けない病にかかりました。しばらくそっとしておいてください…。

企画が発表されてからすぐに「これはバズる」と皆が確信していたとおもいます。

整形や過度なルッキズムは今間違いなく社会問題化していますから…

 

期待通りにヒットスタートした本作ですが、全8話を完走した今感じているのは、単なる話題性先行だったり過激さで煽る様な作品では全くなかったな、と。予想外にがっつり人間ドラマとして作られていたなあという満足感がありました。

 

 

美容医療には功罪どちらもある事、その公平な立ち位置を守り一方的に善か悪と決めつける様な描き方をしていなかったのは、真摯な姿勢だと感じました。

 

 

 

①必要な人がいるという現実を理解できたと思う

 

私は普通に生きてきた普通のオカンなので、美容整形にはっきりと偏見を持っていました。

芸能人や水商売などの容姿が仕事に直結してる人なら仕方ないけれども、一般人が踏み込んではいけない領域だと。

だから、最近の過度なルッキズムには半ば呆れてましたし、それに振り回されてしまうのは精神に問題を抱えている人か、愚かな見栄や野心に勝てなかった人だけだろうと決めつけていたと思います。

 

しかし本作の中の、研ナオコさんと野呂さんのエピソードは深く刺さりましたねえ…

必要としている人がいる。それで救われる人がいる。

私はそんな事を真剣に想像したことすらありませんでした。

 

 

それに、よく考えてみたら、私にだって悩んだ経験あるじゃんと思い出しましたよ。

それは歯列矯正。

子供の頃から歯並びに強い劣等感を抱えて育ち、現代ならそれこそ就職にも苦労しそうなほどで😭

(実際に米国の留学準備校みたいなところに短期留学した時に現地の人にはっきり言われたんですよね、君の歯ではこちらでの就職難しいと😂)

 

ようやく子育ても終わり余裕ができてから見積もりとって検討しましたが、結局リスク(健康な歯を抜くこと、矯正器具による痛みと虫歯化)を考慮して断念しました。後悔する日も来るかもしれませんが、それも含めての自己判断です。

 

それ以外にも人並み以上に容姿コンプレックスありましたから、就職し出産した後もアホの様に化粧品や衣服にお金かけていた時期がありましたっけ。

そんな私に整形を全否定する資格なんて微塵もなかったわ…本当にどのツラ下げてですよ。反省しかない。

 

 

美容整形が身近でカジュアルなものとなることで、業界が健全化して背徳的な秘密などではなくなり

「自分には必要でした。だから施術を受けました」

と胸張って言える日が来ているのならそれは素晴らしい事なのかもしれませんね。

そもそもどこからが整形?という線引きすらもう私などには分からなくなりそう。インプラント、脱毛、植毛、シミ取りレーザー、ボトックス。マンジャロってなんじゃろ?

 

ただ、これだけは言いたい。

美容医療がどんなに一般化したとしても、「治さないのは努力不足」という論調にだけは断固反対します。それは歪み過ぎている。金で買えるものは努力でも能力でもないし、まして義務の様にしてはいけないと思うの。社会階層化しますよ?

整形は自由になったかもしれないけど、自然のままで生きる自由も同等以上にある。個人の決断と責任の問題とはそうあるべきだと思います。

 

 

 

②親子や家族の葛藤物語でもあったけど

 

前半のエピソードに比べると、後半は親子の確執やら家族の葛藤に物語の軸がシフトしていきましたね。ここは評価が分かれるところじゃないでしょうか?

私個人としては、前半の個別エピソードがどれも良過ぎたせいで、「あーそっち行っちゃったか。もっと患者エピソード見たかったなー」という気持ちになりました。

 

キャラへの好感度で言えば、私は凛先生が一番好きで、複雑な生い立ち背負った頑張り屋さんを応援したくなりましたし、「麗しき努力の天才」は完全に姫川亜弓かお蝶夫人キャラ。私、大好きなんですよー😍

 

 

それに比べてヒロインの、特に家族関係全員が私にはちと苦手なキャラだらけで…

いやさ、どんなに美化しようとあのオカンはあかんと思いましたが、私心狭すぎですかね?

全員が何かとすぐに大声でキレたりふてれくされて逃げるだけで、言いたい事とかやりたい事が全く分からない。

アル中で再婚相手の借金を娘に負わせて店まで用意してもらって。仕事に文句言える筋合いなど無いはずなのに、職場に怒鳴り込むとかあり得ないでしょうが。

ヒロインの異常な弟溺愛っぷりも、何かの愛着障害っぽくて共感は難しかったですし。

その弟が整形したいと言い出したのは、記憶にある母親の顔に近づきたかったのかな?そこはもうちょっと説明欲しかったな、などグチグチ思っております、ハイ。

 

 

あと、神の手パパも、だいぶ酷くね?😂

凛先生への仕打ちが許し難い。自分が死にかけたからって、何で今更「血が大事」とか言い出すんだよ。だいたいずっと一緒に連れてるその色っぽい美人いったい誰なんだよー

結局ヒロインのオカンにどんな仕打ちをしたのかもハッキリとわからなかったし?

でも最大の謎は、あのぽっちゃり坊やがどの様に超絶イケオジパパりんに変身したかという点で、自分で整形したって話でしたけど…え?どうやって?…

麻酔せずに自分で鏡見ながら顔にメス入れたの?激痛に耐えながら自分の脂肪をシャカシャカ掻き出したの?ブラックジャックも裸足で逃げ出すわよさすが神の手ぇ〜てか普通に狂人すぎ〜

 

逆に、すごく好きな描写とキャラだったのは、凛先生のパートナーが同性のかっこいいシシドカフカ様で、ドロドロもさせずサラッと自然に描かれていた事と、

主人公にどうやら惚れてる同僚の渡辺大知とも、変にべたべたしたシーンなくちゃんとした医者だった事。良かったです。2年後、それぞれどうなったんだろうね?仲良しのままでいて欲しいな。

 

 

 

 

③続編を作るなら

 

意外なことに、お仕事してる人たち、美容外科の先生たち含めて結局全員良い人だったよね?という😂

そして、そここそがこの作品の後味を良いものにしてくれていて、続編を期待したい強い理由になっています。

 

正直言って、ビジュが発表された直後の麗しのルイ先生はさ、

「出たわね顔だけ男。医者としては超無能で、絶対何か医療事故とか起こすでしょ」

とかもう勝手に決めつけまくってたよ済みませんでしたー😂

 

 

直美(ちょくびと読むそうですね。また余計な知識が増えてしまった笑)再現度で笑いを取り、ほとばしる胡散くささの演技が絶賛されてる俺たちのルイ様。

「間宮祥太朗の正しい使い方」とまで言われてると、「おい流石にちょっと待て」と言いたくなるが😂、基本的にはヒット作品に出て話題になってるのは良い事だ。素直に嬉しいぞっ。

 

 

私が見たいのは、先ずはエピソード0ゼロかな。

遠山凛先生が、パパの後継者指名を城田優と争って壮絶バトル。そこへアベンジャーズの様に、曲者だらけの有能キャラたちが順に集合してくわけですよ。ヤメ刑事、意外と忠実な弁護士くん、シゴデキの婦長に、ダークサイドのおっちゃん先生、そこへ光り輝く女寄せ広告塔のルイ様が加わったその瞬間を見たいわ😂

 

 

あと、真面目に期待したい続編の方向性として、キャラたちのプロフェッショナルぶりを堪能できるシリーズにして欲しいですね。

神の手パパもヒロイン後継を諦めず死んでもなさそうだし(←酷い)、城田優も凛先生と組むの諦めないかもしくは仕返ししてきそうだよね。そこへ、正攻法で戦いを挑むヒロインたちにして欲しいなって。

もっと社会派として業界の問題に踏み込むなら、詐欺やら暴力沙汰やら起こしてる問題同業者たちをぶった斬ってくれるのも期待したい。そうしないと業界の「闇」にならないし。

 

 

あと、ルイ様にも生い立ちとか過去エピソード期待するなら、そもそもなんで「直美」になったのかを知りたかったりします。

普通の診療医たちが抱いている医者のヒエラルキー問題や差別意識の一方で、過酷な労働条件や不当な医療訴訟リスクに晒されて、敢えてその道を選ぶ若い医者が増えてる現実があるとかさ。

医者一家に生まれると、子供の頃から問答無用で医者になるプレッシャーにさらされる問題とかさ、いくらでも想像できるキャラではあるのよね、ルイ様。

スピンオフドラマ「直美の品格」頼むわ

 

 

 

さてと。私は次なる間宮を拝むまで、もう一周してきますわ。ダウンタイム。

秋の連休をたっぷり楽しませてもらってありがたいっす!