【縁結びのお手伝い】ランちゃん&スイちゃん(S23-21.22)in 桔梗が丘☆ | 地域猫見守り隊すずねこの会☆出会った猫さんたちのこと。

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一生懸命生きる野良っこたち。
「おなかは空いてない?」
「どこか痛いところはない?」
地域の人たちが優しく声をかける
そんな環境になれば…と願って、
自分にできることを探しています。

1匹でもたくさんの猫さんが
少しでも安心して暮らせますように。

2023年10月18日


つつじが丘のミーちゃんの子を

家族に迎えて下さったOさんから、


「昨夜、桔梗7番町の公団で、

 親猫と子猫4匹をみてしまいました。

 とても小さな子猫でした。」


と、相談がありました。


直前の10月14日には、

大怪我の朝陽と瀕死のまるちゃん

 2匹を一度に保護していて、


サポートするだけが精一杯の私たち。


①この件を地域の問題として

 自治会に話をすること。


②子猫の保護と母猫の不妊手術が

 最低限、必要だということ。


③里親さんが見つかるまでの

 子猫の居場所が必要なこと。

 

④Oさんや周りの方の『出来る事』を

 寄せ集めてほしいこと。


伝えた事を考え、悩みながらも、

毎日、その場所に通ったそうです。



2023年10月21日


猫たちを見かけたという時間帯に

視察に行くと、母猫と子猫が2匹。





2023年10月23日


ここに住むOさんのご友人が

管理事務所と自治会に話を通し、

いざ、作業開始。


4時間がかりで

子猫2匹とママ猫を保護しましたが、

大きな白猫さんが来たほか、

他の2匹の兄弟は姿を見せず。


ぐっと冷え込み始めたこの時期、

生後2ヶ月弱の子猫に

母猫の存在は必要不可欠と判断して、

母猫はやむを得ず、一旦、解放。



800グラムぐらいの男の子。


左🐱ランちゃん

右🐱スイちゃん


酷い風邪っぴきなのに、

怖がってシャーシャー。


Oさんは、ビクビクしながらも、

ミッションをこなして下さったおかげで、


可愛いらしいおめめが♡


でも人が怖すぎて、

お互いのビクビクに

お互いがビクビク。


様子を見ましたが、

一旦、2匹を離すことにしました。

↑Oさんと頑張る引きこもりスイちゃん。


フクダイヒョーと頑張る↑

高速パンチ&本気ガミのランちゃん。


それぞれ頑張り、

そしてまた一緒に頑張っていると、


たまたま、うちに来ていた里親さんが、

スイちゃんにハートを射抜かれ、

うちの保護っ子たちを牛蒡抜きで、

 マイホームを手に入れました♡


そして、Oさんは、

ランちゃんを家族に迎えて下さいました。



野良で子育て中の母猫が

人の目に触れる場所に

子猫を連れ出すのは、賭けです。


我が子の運命を変えるために、

Oさんを目撃者に選んだのかもね☆






保護翌日、

知り合いから猫の存在を聞いたという

桔梗が丘のボランティアさんが、

この件を引き継いで下さいましたが、


その後、兄弟は見つけられず・・・

12月にママの手術を済ませたそうです。

個人的に相談を受けて

保護やTNRをした経験がある人は、

各団地に何人かは、居ると思います。


猫好きな人も猫嫌いな人も

頭を悩ませている問題です。


住民と自治体と経験者が連携すれば、

 地域猫活動はスムーズに進むはず。


現実問題、一般的には、

TNRを知らない人がほとんど。


三重県で無料手術の日があっても

知らなければ、辿り着く筈もなく。


それなら、その資金を、

各自治体に回してくれたらいーやん。


よっぽど効率がいいと思うけど。