こんにちは🔯
蓮のうてなに、ようこそ。
「女神のストーンオラクル」解説、
インド編・2
今回はシヴァ神妃パールヴァティー女神の化身的存在と、その姉妹である女神様です。
✴️✴️✴️✴️✴️✴️
ドゥルガー:カーネリアン
インドの戦いの女神。
その名は「近寄りがたい女」という意味。
シヴァ神妃パールヴァティー女神の激しい面を表すと言われています。
天界を侵略したアスラ達を倒す為に、神々の怒りの光から誕生しました。
女神には勇気と行動力の石である、カーネリアンを重ねました。
十本の腕に、それぞれ神々から授かった武器を手にしています。
こうしてドゥルガー女神は、神々さえも敵わなかったアスラの軍勢を見事に倒します。
そんな強く雄々しい女神の姿はとても優美で、そのギャップも魅力的ですね。
✴️✴️✴️✴️✴️✴️
カーリー:ブラッドストーン
インドの破壊の女神。
名前の意味は「黒い女」。
黒い肌に、髑髏や切り取られた手足等で身を飾っています。
ドゥルガー女神さえ倒せなかったアスラを殲滅する為に、女神の怒りによりその額から誕生しました。
女神には血と生命力の石・ブラッドストーンを重ねました。
カーリーはドゥルガーと違い、理性なき殺戮を好み、血に酔いしれる女神です。
その反面、大いなる母としても崇められています。
新しい世界を構築する為には、旧い世界を壊す必要があります。
打ち破るべき事について考えるカードです。
✴️✴️✴️✴️✴️✴️
ガンガー:クリスタル
インドの聖河ガンジス川の女神。
聖なる山ヒマラヤの娘で、シヴァ神妃パールヴァティー女神とは姉妹。
あらゆる罪や穢れを浄化する女神です。
元は天上を流れていましたが、非業の死を遂げた人々の魂を浄める為に地上に降下しました。
女神には強い浄化力を持つ、クリアなクリスタルを重ねました。
ガンガー女神の信仰は、現在に至るまで息づいています。
ヒンドゥー教徒の人々は、一生のうちにガンジス川で沐浴し、今生の穢れを浄め、来世で天国に生まれ変わる事を願うのです。
✴️✴️✴️✴️✴️✴️
インドでは現在でも、神々の信仰が日常の中に溶け込んでいます。
旧きを守りながらも新しい要素も取り込んでゆくヒンドゥー教は、現在進行形の宗教です。
女神への信仰も大変盛んで、ナヴァラートリーやディーワーリー等、女神を主体とした大規模なお祭りが年中催されています。
インドでは女神は、リアルに生きているのです。
お付き合いいただき、
ありがとうございました🔯