春になると肌荒れしたり乾燥したり
鼻やのどに不調があらわれる方
多いですよね・・・
春風は下から上に舞い上がり
陽気が集まりやすいことから
わたしたちのからだも、顔や胸など
上に不調がおこりやすいのです・・・
そこに花粉やハウスダスト、黄砂など
外側からのさらなる原因も重なり
さらに辛い症状が出てくる方も
薬をのんでも、塗っても、
なかなか良くならないかた
この時期が過ぎるのをただじっと
待つだけなんて精神的にも
身体的にもしんどいですよね
いつも言っていますが
心と体はつながっています
どちらかだけに症状や不調が
出るということはありません
肌荒れや、花粉症なども
たんなる肌荒れ、鼻水、鼻づまり
ということではなく、バランスが
崩れているサイン
不調や症状は心と体のSOSのサイン
そう考えると自分の体のことが
もっと知りたくなり、もっと
愛おしくなりますよ
ということで今日はわたしが
得意とする漢方養生のお話を
漢方というと中国、漢方薬のイメージを
もたれているかたも多いかもしれませんが
漢方はそもそも・・・
中国の言葉ではありません
漢方とは
中国から伝来した中国医学がベースとなり、
その後、日本の民族の特性や風土の
影響を受けながら独自に発展、
実践されてきた医療体系のこと
つまり、中国生まれ、日本育ち
なので、日本の、日本人の体質に
合わせたものなんです
こう聞くと親近感湧きませんか??
漢方=漢方薬だけを指すのではなく
薬膳や鍼灸、あんまマッサージ、気功、
日々の養生などバランス医学なんです
つまり、漢方とは・・・
生き方そのもの
心と体はつながっていること、
バランスが崩れると症状や不調として
あらわれるということを理解し
医療を過信しすぎることなく
自分で自分の病気を未然に防ぎ、
健康を保つ知識をもつことが大切
・自分の体質を知ること
・季節に合わせた暮らし方
・体を動かすこと
・心をケアすること
・食べること
・入浴すること
などなど、特別なことではなく
いつもの暮らしの中でごく自然に
あるもの、できること、
それが漢方養生といういき方
もちろん、西洋医学である現代医学も
東洋医学である漢方もどちらが良くて
どちらが悪いということではなく
それらの違いを知りバラスよく
使い分けができるといいですね