3年前、誤嚥性肺炎で入院した義母
絶食して点滴治療しながらベッドで寝ていた1週間の間に『せん妄』と言う状態になりました
幻聴、幻覚を伴い夢と現実がわからなくなり、認知症になってしまった実母のように暴言を吐く義母
冷静で澄ましていた義母のご乱心ですが
実母の傍若無人さに慣れていた私や家族にとっては
「へー、お祖母ちゃんもこんなんなるんやね」
「かえって人間味を感じるわ〜、いつも気取ってたからこんな感情ぶつけてくるのって」
等と他人事のように「昨日私は断崖絶壁に立たされて尿袋を持ったまま置き去りにされた!」と訴える義母を眺めていた
お義母さん、断崖絶壁に尿袋持って追い詰められるって火サスもびっくりの設定だよ
『せん妄』も『認知症』も似たような感じなんだなって実母の時に思ったのを思い出した
義母は「お金を嫁が盗んだ」「息子は嫁に洗脳されている」「私をこんな所(病院)に閉じ込めて嫁は我が家を乗っ取るつもりだ」なんて誰彼なしに訴え始めた
入院した時に私に「息子はあてにならないからあなたにお金の管理をして欲しいの」って言って通帳と判子を私に預けましたよね?
残高見て、お義母さんが亡くなったらこれうちが貰えるの…
って思ったのは確かですけど
お義母さんが生きてるうちから使い込んだりしませんよ
失礼な!
しばらくサスペンス劇場の住人になって、品のある老紳士や、不倫カップルや謎の集団に誘拐されたり、監禁されたり、虐待されていた義母ですが、ある日現実の世界に戻ってきました
「やだわ〜私夢を見ていたみたい」だって
自分が意味不明な事を言っていたのを覚えているんです
「お義母さん、(まともになって)良かったです。ずっとあのままだったらどうしようか(まぁ施設に放り込もめばいいか)と思ってました〜」と言うと
「ホホホ、あなたに通帳預けたまま死ねないわよ〜」
と言われ残高確認するから通帳見せてと微笑まれました
感じ悪いなぁ
向こうで船越さんに追い詰められて崖から飛び降りれば良かったのに〜