義父が亡くなってから約10年一人暮らしをしていた義母

春に誤嚥性肺炎を起こし入院しました

私の家から義母の家までは道が空いていれば
車で30分ほど

混んでいれば小一時間はかかる距離です

同居したい(と言うより息子と暮らしたい)オーラをダダ漏れにしている義母に対し
鈍感で何も気づいていないふりをしておりました

心優しい嫁を演じる覚悟があるならば
心にもない『お義母さん、うちで一緒に暮らしませんか?』と言う言葉を断頭台にのぼる気持ちでかけていたかもしれません

けれど尊敬していた義父が亡くなった時に
私は自分の心を騙さねば実行できない『善き行い』はしないと決めたので
義母に同居の選択肢は無いと言う姿勢で接していました

天下のディズニーだって『ありのままの自分でいる事』
を推奨していたしね

とは言え同居を避けた事を後ろめたく思う気持ちはあったので
同居以外の義母の生活のサポートは出来る限りしようと考えていたから

『ポットを押してもお湯が出ない』と義母から電話がかかってきたら即出動です

ポットのロックは外していますか?
外してるけど出ない

お湯は入っていますか?
少し前に入れたところ

と言う会話を義母と電話でした後、義母宅に向かい40分後に到着

ポット壊れちゃったのかしら、と言う義母に

『ロックかかってたから出なかったみたいですね~。ほら、今ちゃんとお湯出てますよ。ポット壊れてなくて良かったですね~』
と笑顔だけど棒読みで伝えました

そうだろうと思ってましたよ
ロックかかってるだけだろうって

間違っても
さっき電話で確認した時ロック外してるって言うとったけどかかっとるやないか!

なんて言ったりしません

片道40分、往復1時間20分かけて
ポットのロックをポチっと外す為だけに呼びつけられたとしても

信念を貫こうとしたら何かしらの犠牲を伴うものなのでしょう

多分

義母に『他に何か用事は無いか』と聞いたら
『無いわねぇ』と言うので

来る途中で買ったお茶菓子やパンや惣菜等を渡し、仏壇に手を合わせて義父に挨拶

無事に出たお湯で一人分のお茶を淹れて寛ぐ義母に『困ったことがあったらまた連絡して下さいね』(おそらく棒読み)と告げて

滞在時間10分ほどで義母宅から撤収

自分用にもお茶菓子買ったもん

帰ったら私もお茶淹れて寛ぐもん

くそぉぉぉ!

キョロちゃんの絵描き歌を歌いながらキョロちゃん描いて幸せになってやる