義母が7月17日に亡くなりました

土曜日の朝7時半に携帯電話の着信で起こされた

義母が入院している病院の名前が表示されている画面を見て一気に目が覚めて急いで電話に出ると

「ご主人の携帯にもかけたんですが、出てもらえなくて」と看護師さんの慌てた声

「家から病院までどのくらい時間がかかりますか?」と聞かれた

『道が混んで無ければ車で15分ほどです』

「今すぐ来てもらえますか?酸素を吸えていません、もういつどうなってもおかしくない状態です」

『家族4人で行っても大丈夫ですか』

「個室を用意していますので大丈夫です」

と言う会話のあと電話を切り夫を起しに行った

起きて!!病院から電話でお義母さんが危ないって!すぐ病院に向かって!!看護師さんがあなたに電話したのに出てくれないって言われたよ!と言うと

まだ半分寝ぼけた状態で携帯を手に取り
「ほんとだ病院から着信がある」
とボーーッとしたまま呟く夫

早く起きて!着替えて病院に行って!!
と夫を急かした後、長男と次男も起した

なんで着信に気づかないんだよ!

平日の夫の目覚ましアラームはすごく静かな音で鳴る
こんなんで起きれるの!?と思うくらい控え目で優しいメロディーを設定している

電話の着信音はそれよりずっと主張が激しい

やる気の無いアラームで目が覚めるくせに、人生に何度遭遇するかわからない緊迫した電話の着信音は耳に入らないとは

つくづく夫は風呂の蓋だなと思う

起きてきても慌てる様子が無くのんびり支度する夫だが、心中は穏やかで無いかも知れない

長男に夫に一緒について行って病院まで車を運転するように頼んで送り出した

危篤で呼び出されては持ち直し、呼び出されては持ち直し…を繰り返した叔母の事を思い出して
病室で遺影に使えそうな写真を選べるようにアルバムを数冊紙袋に詰め、次男と病院に向った

義母は木曜日に看取り期に入ったばかりだった

医師に「看取り期に入ったら平均どのくらいもつのでしょうか?」と聞くと

「人によりますが早くて1週間長くて2ヶ月ぐらいです」と言われた

金曜日に役所に行き『限度額適用認定証』を申請して交付してもらい

2社の葬儀屋さんにパンフレットを申請して
そのうちの1社と土曜の13時に相談の予約を取り

住職の代替わりや諸々で縁が切れていたお寺さんに連絡を取り義母が亡くなったら葬儀をお願いしたいと依頼した

義母がもし『早ければ1週間』で亡くなったとしてもこれで手配は整ったと思い安堵して寝たら…翌朝に病院から危篤の連絡

お義母さん…1週間どころかまだ2日だよ!!

夫達より30分ほど遅れて私と次男も義母の病室に着いたが、義母はほんの数分前に息を引き取った後だった

私が病棟のエレベーターに乗っていた頃だね…

まだ暖かい義母の手を握り
お義母さん、間に合わなくてごめんねと話しかけた