鉄道 飛行機 自転車 そして街めぐり

鉄道 飛行機 自転車 そして街めぐり

列車に乗って。自転車に乗って。歩いたり。空を見上げて飛行機を追っかけたり。

風になれ 雲になれ 青い空が続く限り 高く どこまでも まっすぐに。 

さんふらわあくれないの出航は夕方。出航まではかなりの時間があります。


それならばと定番の地獄めぐりへ。足湯、売店、神社、温室を完備している海地獄に行ってみました。


海地獄は雨。足元が滑るため池の裏側は通行止め。池の裏からこの湯気に包まれながら写真を撮るのを楽しみにしていた筆者と身内はちょっと不満。→一粒で二度美味しいと言う昭和的な考えの人。

海地獄。それにしても外国の方が多いです。ぱっと見た目は日本人。しかし話す言葉が違う。って感じです。


足湯には大きな声で歓談する海外の方々多数。小心者の私はForeignerパワーに圧倒され足湯を断念。


足湯がダメならと本湯に行ってみよう。海外の方は裸文化には慣れていないから空いているはず。別府は4回目の訪問、しかし今まで一度も温泉に浸かったことがない。


海地獄の隣は坊主地獄、その坊主地獄の中に鬼石の湯と言う日帰り温泉施設を見つけました。

坊主地獄の入口で「温泉です」と言ったら通行証なしで入場させてもらえます。ただし外周を回る道に誘導され温泉へ直行。料金は温泉の入口で払います。


鬼石の湯に到着。木造作りの新しく綺麗な温泉です。泉質はナトリウム塩化物泉。イオウとはまた違う匂いを感じます。

写真は鬼石の湯さんのHPよりお借りしました。

ここにも海外の方が居られました。2人連れのようです。でも静かに湯に浸かっておられます。温泉は湯の流れる音を聞き、外から入る風を感じ、静かに目を閉じながら入るのがいいんですよね。海外の方日本の侘び寂びをわかってらっしゃる👏🏻👏🏻


風景にも浸りたいと2階の展望風呂に行くと、人の迷惑顧みず感が強そうな人達が日本語で爆談中。こちらに気を使うこともなく爆談が止まりません。うるさいボケ静かにしろやいムカムカ心の中で叫び、その場を離れました。

写真は鬼石の湯さんのHPよりお借りしました。

さんふらわあくれないの出航時間が近づいてきました別府観光港に向かいます。


坊主地獄から坂を下り、質さんうどんの前を右折したらそこは別府観光港。質さんうどんがこんなとこにも。お昼はここに来たら良かったです。


港に着きました。瀬戸内航路にしてはかなり大きな全長199.9mの船が横付けされています。
デカっ!これがさんふらわあくれないか。先代のさんふらわああいぼりより約50mほど長いとのこと。

フェリーターミナルも北側に移設され新しくなっています。何もかもがおニューキラキラです。

徒歩による乗船が始まりました。身内は徒歩乗船のため先に乗り込むとのこと。

引き続き車両での乗船が始まりました。この緑色のタラップも先代から改良され滑り止めのガタガタがありません。乗船時にドライブレコーダーが衝撃で誤動作する心配もこれでなし。

車両甲板から上にあがると、往路のさんふらわあさつまより遥かに広いエントランスが迎えてくれました。劇場のロビーを思わせます。

出航の様子をデッキで見る方にします。眼下には雨の別府の街が広がります。この山の向こう、阿蘇を越え志布志港から車を走らせ、無事別府までこれたことに感謝と感激です。

18時45分。ずしりと響く汽笛が鳴りファンネルから煙が上がると船が岸を離れます。出航です→煙はイメージです。(注:さんふらわあくれないはLNG船ゆえ、ファンネルから煙が上がることはありません)


船は主人なき旧フェリーターミナルを過ぎて行きます。さらば別府

別府の街とお別れです。九州ともお別れですタラー

船は沖に出ました。瀬戸内航路の船なので揺れはほとんどなくゆっくりと旅情を味わえるはずです。窓から見える瀬戸内の島々が楽しみです。


と言ってはみたものの、夜行便では外の景色は期待できず。船室から外を見る必要性も感じず。


そこで選んだ船室は内側のスーペリア。窓の無い船室です。

写真はフェリーさんふらわあさんのHPよりお借りしました。

内側の船室の良いところはビジネスホテルと同等の設備がついている割にリーズナブルなこと。もう一点は海の音が聞こえないことです。→これは大事。


太平洋航路に乗船した際、窓のあるは船室は、船が水を切るたびパシャー、パシャー、ドン!バシッ!ミシミシと波が船を叩く音が聞こえます。その波の音で目が覚めてしまいます。→単にお年頃からくる早起きかも 笑


窓がある船室。写真は一昨年正回りの復路で乗船した、さんふらわあさつまデラックス


当然、往路の太平洋航路は内側の船室のスーペリア。波の音が聞こえず熟睡できました。→単に飲み過ぎで意識が無かっただけかも 笑

写真はフェリーさんふらわあさんのHPよりお借りしました。

朝を迎えました。大浴場が5時にオープンするやいな展望朝風呂に浸かり。5時30分からオープンするレストランに向かいます。


レストランがオープンしている時間は45分間。食べる速度がメチャクチャ遅い筆者には酷な時間設定です。


とりあえず頂きま〜す。さんふらわあカレーは外せません。

食事が終わる頃、船は大阪南港に着岸の準備を初めました。方向転換をし着岸します。今日はタグボートが手伝うようです。今日の船は重たいのかな?


さんふらわあくれない。もう少し長い時間乗りたかったです。でも寝るだけの夜行便ならばこんな贅沢な作りは要らないですよね。


あ!違う。違う!


お年頃からくる早寝ゆえ、乗船中殆ど意識がなかった私がいけなかったです。

さんふらわあくれないに乗船した際は、夜更かしが必須。次は頑張って夜更かしします。💪


長々綴りましたが、これで逆回りシリーズを完結します。最後までお付き合い頂きありがとうございました。


おわり


さんふらわあくれない。さんふらわあさつま船中より撮影




道の駅阿蘇を出発します。その前にナビでルートチェック。目的地は別府観光港。ナビは国道57号を走り竹田市方面に向かうルートを示しています。


このナビさん、竹田市から大分市を抜け別府観光港に至るつもりか…。竹田市はまだ行ったことがない街。何があるのだろう?楽しみ😊!


ナビの画面を見ていたら阿蘇神社と言う文字が目に入ってきました。図はお借りしました。

阿蘇神社と言えば、あの熊本地震で大きな被害を受けた神社。確か復興したとの知らせも届いていたような…。阿蘇神社の近くを通ってどんな感じか見てみようかな?


車は宮地駅前交差点に差し掛かりました。阿蘇神社は左との看板が出ています。阿蘇神社は国道57号から近く立ち寄ったとしても直ぐに元ルートに戻れそうです。


交差点を左折します。暫く行くと阿蘇神社と示す看板が出ています。🅿️の表示もあることからこの先に車を止めたら良さそうですね。写真はGooglemapさんからお借りしました。

雨でもさすがゴールデンウィーク。かなり駐車場が混んでいるようです。あと駐車場入り口まで30メートル、初めて訪れる阿蘇神社、復興の状況も見てみたいです。


でも待つことが苦手な筆者、それにかなりの心配性な人。さんふらわあくれないの出航の時間が気になります。


答えは数秒で出ました。


阿蘇神社通過しま〜す。💦


国道57号に戻ります。と言ってもナビはUターンせずにそのまま直進することを示しています。ナビさん竹田市にはこのまま行けますよね。完全に身をナビに委ねています。


ナビに導かれ田園地帯みたいな景色を過ぎると山が迫ってきました。もしかして、これは阿蘇の外輪山?


グネグネした阿蘇外輪山?の山道、亀走りで後続車にビクビクしながら登っていきます。

県道11号?これってやまなみハイウェイじゃない?竹田市にはいけるの?


晴れた日に来たかった。と思うような道をひた走り

ドライブインみたいな所に到着しました。ここで休憩します。瀬の本レストハウスと書いてあります。

来ちゃった!瀬の本レストハウス!!


そうそうここって、一昨年に別府から黒川温泉に行く際にやまなみハイウェイの展望台から見えた茶色の建物です。

お腹も空いたし何か食べるところがあるのかな?

中に入るとお土産ものがずらり。その奥にはカフェがありました。雲の上カフェと言うようです。確かに周囲の山にモヤがかかり雲の上にいる感じです。

上階は雲の上と言うレストランがあるみたいです。階下にメニューが置いてありました。

赤牛メニューありますね。写真はお借りしました。

美味しそう。しかしまだレストランは空いていないようです。ほら待つのが苦手な筆者。レストランがオープンするまで、奥のキャンプ場を見にいこうと思いましたが、この雨じゃあ見に行くのも…。

時間を潰すあてもなく先に進むことにします。ここから先は一昨年に通った全く逆回りのルートです。まさに逆回りそのもの。

一度通った道は安心ですが、新たな街を巡って見たい派にはちょっとね…。

あ!そうそう。ナビが案内してくれた竹田市から大分市に抜けるルートは何処に行ったやら…。

後で教えて頂いたのですが、竹田市から先に東洋のナイアガラと言われる原尻の滝があったそうです。

東洋のナイアガラと言われる、曽木の滝と原尻の滝と2箇所同時の制覇のチャンスを逸してしまいましたね… 💦阿蘇神社さんのせいにしたらダメですよ。と自分に言い聞かせています。

瀬の本レストハウスを出発します。

ここからは九重連山を見ながらのルート。でも全く見えません。雨のやまなみハイウェイ。


湯布院に入りました。そろそろお腹が空いてきました。湯布院と言えば食べ歩き。食べ歩きしたいと思うも道沿いの駐車場はどこも満車。湯布院観光もできぬまま県道11号を走ります。一昨年と同じだー。


しかし一昨年と違うのはドライブレコーダーで道行く風景を残せたこと。ドライブレコーダーの操作にも慣れ、絶対映像を残したかったスポットを撮影することができました。

何にも見えない濃霧の中、ようやく食事が取れるところをみつけました。別府は明礬温泉にある岡本屋売店さんです。そうです別府に着いちゃいました。

ゴールデンウィークの殆どを、ヒガシマルのうどんスープと質さんうどんで過ごしてきたこの舌。岡本屋売店さんで頼んだのもやはりうどん。でも地獄蒸しの温玉付きにしたのは温泉地にきたゆえの贅沢。


でもうどんだけじゃ岡本屋売店さんに来る理由はないですよね。岡本屋売店と言えばこれですよ。地獄蒸しプリン。

それ地獄蒸しプリン違うやん。カップ入りやん!と言わないで下さいね。


これがお店で食べる地獄蒸しプリンです。写真は岡本屋さんからお借りしました。

すみません。まだうどんしか食べられない胃袋なので一度に食べられないんです。だからお土産のプリンにしました。


岡本屋売店の向かいは明礬温泉。別府ですね。この奥で湯の花を作っているそうです。



とりあえず別府観光港の手前まで到着しました。さんふらわあくれないの出港まではまだ時間がありそうです。


出航まで別府観光をすることにします。


つづく






別府港に行く日を迎えました。


以前の正回りの別府港→志布志港ルートは、ドライブパスで安価に高速道路で移動。


しかしこのドライブパス、ゴールデンウィーク期間は使えませんえーん


さんふらわあ舟遊割引を有効利用する以上、別府港までの移動費用は極力抑える必要があります。


勿論ナビは一般道路を優先で、目的地を設定しました。


ナビが示すのは曽木の滝に行く同じルート、前回の山越の練習成果を生かせそうです。


さんふらわあ乗船日は毎回雨。今回も期待を裏切らないように雨。しかも豪雨ガーン


豪雨の中、山道を進みます。


曽木の滝に行く道に別れを告げ、紫尾山の峠超えは登坂車線を亀走行してクリアー、


出水市内に入って国道3号線に合流。やっと山道で後続車に煽られると思う不安感から解放。


🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢🐢


第一休憩ポイント道の駅みなまたに到着しました。


道の駅みなまたに併設された薔薇園では薔薇が満開。雨の早朝のためかお客さんは誰もいません。

晴れていたらお客さん多いんでしょうね。

じっくり薔薇を鑑賞したいものの、この雨じゃあ近くに行くのも困難、甘い薔薇の香りを遠くで頂きながら、次の休憩ポイントを目指すことにしました。


道の駅みなまたを出発!


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ナビが別府港到着予定時間を示してくれています。


えっ⁉︎


到着予定時刻ヤバくない?


フェリーに乗り遅れるかも!この理由は後に判明します


すかさず、ナビを有料道路優先にセットし、高速道路を通るルートを選択。図はお借りしました。


近くのインターで高速に乗るつもりが、ナビは案内をしてくれません。


新水俣の新幹線駅舎の横を通過。


おいおいナビさんあんた高速に乗らない気なの?


ナビはそんな運転手の気持も気にすることなく、進路を示し続けています。


暫くモヤモヤした気持ちで進んでいると、ナビがポーンと音を発し「この先高速道路入り口です」と案内を始めます。


慌てて進路を整え、高速道路に乗りました。


しかしこの道路は片道一車線の対面式通行。後続車からのプレッシャーを感じます。亀走りでも流れは乱さない速度をキープ。


追い越し区間に入ると、疾風のように現れ一瞬で抜き去って行く高級車達気づき


高級車ならではの優越感走りってやつですね。確かに筆者も高級車を借りた時は疾風🌪️になっていました…笑


再びナビが反応します。「まもなく熊本インター出口です


あれ?


このまま高速で行かないの?一般道で行く?


少しでも安くあげたいので、高速を降りることには賛成。素直にナビの指示に従います。


高速を降り別府港到着予定時間を見ると、大幅に時刻が早まっています。


間に合うやん!


高速を少しだけ走っただけで、こんなに到着予定時刻が短縮されるハズはありません。


暫し考え中…。…。…。


🤔🤔🤔


時間が早まった理由がわかりました。


この車のナビは、通信しながら経路を探索するタイプのナビ。しかし古いナビなので通信機能が場所により途絶えるんです。


そういえば、道の駅みなまたで通信機能がおかしかったような気もします。


たぶん原因はこれですね。


道の駅みなまたでは通信が途絶える

ナビさんが迷う。

ナビさんが迷っている間に出発。

走っているうちにナビさんの通信が回復。

ナビさんがルート再検索

正しいルートを表示到着予想時間が正確に出るようになった。


🛜🛜🛜🛜🛜🛜🛜🛜🛜🛜🛜


熊本インターからは国道57号を東進します。


ここで第二の休憩ポイント道の駅阿蘇に到着です。

流石にゴールデンウィーク。満車です。阿蘇観光の方々でしょうか?


この道の駅。お弁当が充実していました。広い台の上にお弁当が山盛り。そこには阿蘇の赤牛弁当もあったり。地元名産品を使ったお弁当がたくさん並んでいました。


ここでお弁当を買って阿蘇観光に出かけるのかな?でも今日は雨。しかも土砂降り。流石に皆でお弁当買って外で広げてとは行かないですよね。


弁当が多く見えたのもそのせいかもです。


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赤牛弁当か…。


身内が鹿児島空港までこなければ、曽木の滝から、そのままこの道の駅阿蘇まで来て車中泊。


朝から阿蘇観光をしてから別府港に向かおうかな?などと予定していたんですけど…。


赤牛弁当を食べながらの車中泊。魅力ですね。


とりあえず、長くなるので今回はここまでとします。


後半につづく