3月3日は雛祭り。
今回は、
奈良は高取町の町家の雛めぐりに行ってきました。
高取町の土佐街道沿いの町家に雛人形が飾られ、それを巡って行くのが町家の雛めぐりです。
えっ?
なぜ高知県でもないのに
土佐街道って言うのか?
ってですか?
その答えを、高取町の観光ガイドから理由を引用します。
街道に土佐の名が付く由来は、飛鳥時代の初期にまで遡る。大和朝廷の都造りに駆り出された土佐(高知)の人々が帰郷できず、この地に住み着いたことが起源とされている。
近鉄壺阪山駅からR169号線を渡ると、土佐街道が始まります。
ちょうど壺阪山駅には、近鉄のリゾート列車、青の交響曲(シンフォニー)が入線していました。
青の交響曲(シンフォニー)とは(近鉄ホームページより)
四季折々の風景と歴史に触れる大人旅。
古代ロマンの地・飛鳥、修験道の聖地・吉野、その奥へ。
心に響く旋律のように、あなたを上質な大人旅へ誘う「青の交響曲(シンフォニー)」奥深い歴史、自然豊かな沿線風景を駆け抜ける濃紺のボディ。これまでにない列車の旅が始まります。
風景と歴史に触れる大人旅ですか…。近鉄さんはこだわりのある列車に力を入れていますね。
残念ながら青の交響曲(シンフォニー)には乗車せず…
土佐街道を進みます。
このまま進むと高取城に至ります。
土佐街道とは高取城の城下町…。
まぁウンチクは置いておいて、町家の雛めぐりを始めます。
灯りの入ったぼんぼりと桃の花。
空気は冷たいものの、春を感じる陽の暖かさ。
桃色とか黄色とか春色ですね。町家にはその家ごとに菜の花が飾られています。
一軒一軒雛人形を見て周り
江戸時代から続く雛人形があったり、嫁入りした娘さんの雛人形を飾っていたり、初孫さんに贈った雛人形しかり、色々な思い出と共に各町屋に雛人形が飾られ
広場には大きな雛人形があり
その雛めぐりの中心となる街の駅城跡には、その集大成がありました。
その数に圧巻!!
最頂部のお内裏さまと、お雛さま。
感染症がはやる前の4年前と同じ光景がそこにあったことが嬉しいです。『町家の雛めぐり』今日は3月らしいものを見に行ってきました。3月3日は桃の節句でしたね。 雛人形は桃の節句を過ぎたらすぐにしまう。と聞いた事がありますが、雛人形は3月中ならば、…ameblo.jp
4年前は自転車で来ていたんですね。
でも、今回は膝にヒアルロン酸を注入して自転車じゃないので、まだ行ける!
と、
もう少し足を伸ばしてみました。
到着したのは、大淀町は福神のラペッシュさん。
このお店、
山盛りモンブランが美味しいお店です。
前は近鉄六田駅近く吉野川沿いにあったのですが、
こちらに移転したようです。
六田駅の頃は、長時間並んでモンブランを購入していました。
並ぶのを覚悟で入店。
あれ?
たまたまなのか
今日は誰も居ませんでした。
でもこの赤いテープがあることから、並んで買うことは変わらないんでしょうね。
モンブラン買いました。
町屋の雛めぐりで歩いたあとは、甘いものがあいますね。
中に仕込まれた生クリームが美味しい
上品な甘さで栗の素材感を感じるモンブラン。
ブルーマウンテンブレンドのコーヒーの味を引き立ててくれました。
あ!
ブルーマウンテンブレンドコーヒー、年始の福袋にたまたま入っていたもの。
普段は買えないですよ。。。💦
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おわり
追伸。
町家の雛めぐりのポスターをよく見ると、ありがとう。そしてさようならの文字が…。確か街の駅城跡にも同じ文字を見かけ、何のことだろうと気になっていました。
調べてみると、18回続いてきた町家の雛めぐりは、実行委員の高齢化で今年で最後とのこと。
18回のうち、たった2回の参加だけでしたが、雛人形を通じて、人と街の温かを通じ、春の訪れを感じることができました。
実行委員の皆様。ありがとうございました。