四国八十八ヶ所霊場第34番本尾山朱雀院種間寺第35番医王山鏡池院清瀧寺36番独鈷山伊舍那院青龍寺 | 日々の暮らし

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皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。遍路旅の5日目。4月13日土曜日は第34番から第36番、別格二十霊場の第5番、第37番から第39番までを周りました。

 

鮭が大好き💛

 

 

まず初めは第34番・本尾山朱雀院種間寺(たねまでら)。真言宗豊山派のお寺で御本尊が薬師如来。弘法大師が唐から持ち帰った五穀の種を蒔いたと言う伝説からお寺の名前が付きました。1970年(昭和45年)の台風で被害を受けましたが、その後に本堂や大師堂、観音堂などが再建されました。日本にようやく仏教が伝来したばかりの頃、大陸に住む仏師たちが暴風雨に見舞われてこの地に漂着して来ました。帰国するに当たり無事を祈って薬師如来を刻みこれを安置したのが、始まりとされています。またこの薬師如来は安産にも御利益があるそうです。現在の御本尊は創建時のものとは異なり、平安時代後期に作られたもので普段は秘仏ですが毎年3月8日が御開帳になります。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 

続きまして第35番です。医王山鏡池院清瀧寺。こちらも真言宗豊山派で薬師如来が御本尊になります。土佐中心部の北方にある清瀧山の中腹にあります。山道の後半は流汗坂とも呼ばれ、真冬でも汗が噴き出るほどだそうです。車では仁王門まで行くことが出来ますが、体力に自信のある方は是非・・・・(@_@;)・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前にも記事で出しましたが、四国のお詣りの最中はよく猫さんに会いました。こちらのお寺でも会い、キョエちゃんが低い声を出す時のような感じで“いらっしゃ~~い”と言っているような雰囲気を出していました。人懐こく、夫の傍に寄って来てくれました。

 

 

今日の最後は第37番。独鈷山伊舍那院青龍寺(しょうりゅうじ)。真言宗豊山派で波切不動尊が御本尊です。弘法大師が唐に修行中に師事していた恵果阿闍梨のいたお寺からいただいた寺号になります。唐での修行を終えた弘法大師が帰国の際に独鈷杵を東の空に投げて有縁の土地に辿り着きますように、とお願いして帰国の途に着きます。暴風雨に見舞われながらもお不動さまが出て来て下さり、無事に日本へ辿り着く事が出来ました。そして四国に巡錫の最中に独鈷杵を発見し、お不動さまに感謝の思いを込めて刻み小さなお堂に安置したのがこのお寺の始まりになっています。

 

 

 

 

 

こちらに恵果阿闍梨がお祀りされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

明日は別格霊場の第5番と第37番の予定です。

 

 

今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。