画像ではありますが、皆様も何かお願い事をされてみて下さい。
すぐ近くには朝ドラ・らんまんでお馴染みの牧野富太郎さんの植物園もありました。
続きまして第32番・八葉山求聞持院禅師峰寺(ぜんじぶじ)。真言宗豊山派のお寺で御本尊は十一面観音。土佐湾を望める峰山の上の方に建立されているお寺で、起源は奈良時代にまで遡ります。行基が聖武天皇の命によって、土佐沖を航行する船舶の安全を祈って建立したのが始まりです。ここでは弘法大師が虚空蔵求聞持法と言う無限の記憶力を身に着ける為の修行を行った場所で、弘法大師が山並みが仏さまのお座りになる八葉の蓮華座に似ていると言い、山号・院号はこれに由来しています。また禅師は修行僧を意味します。
続きまして第33番・高福山幸福院雪蹊寺。何だかすごく縁起のいい名前ですね。臨済宗妙心寺派のお寺で御本尊は薬師如来。このお寺は782年から806年にかけての延暦年間に弘法大師によって開かれた為に、高福寺と言う真言宗のお寺でした。鎌倉時代には皆さんも御存知だと思いますが運慶と言う仏師がいまして、その運慶と息子の湛慶(たんけい)も訪れたそうで、一時期は慶雲寺と呼ばれた時期もありました。しかし、その後、お寺は荒廃の一途を辿ります。1573年から1592年の天正年間には朽ち果てたこのお寺に老僧の幽霊が出没します。そんな折にここを訪れた月峰(げっぽう)和尚が、その幽霊をしっかりと成仏に導きます。その噂を当時、土佐を治めていた戦国武将の長宗我部元親が、月峰をこのお寺の住職に迎え入れ復興が果たされました。また元親の四男・盛親がここを菩提寺にして、温暖な四国とはかけ離れた雪蹊寺(せっけいじ)と名付けます。当初は真言宗だったこのお寺も元親が信仰していた臨済宗に改宗され現在に至り、四国の霊場にしては珍しい禅宗系のおてらになっています。
4月12日・金曜日は第25番から第33番までの参拝が順調に進み、少し時間が余ったのでドライバーさんが桂浜まで連れて行ってくれました。
まっこと龍馬ぜよ~~💛隣りの建物は龍馬博物館。閉館時間が迫っていたので残念ながら銅像の写真だけ。今度四国に来た時には是非、見学したいと思います。宿泊先にも明るい時間に到着したのでドライバーさんが教えてくれた高知城にも。こちらも時間が過ぎていましたので周りを歩いただけですが眺めて来ました。
そしてお夕飯がこちらです。
中華のセットでした。
さかなクンも来たようです。
今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。