皆さん、おはようございます。今日もお忙しい中、ブログにお越しいただきましてありがとうございます。
今日は四国霊場の29番と30番。まずは29番の国分寺。ホームページがありましたので詳しくはこちらをどうぞ。
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しばらくはドライバーさんと私たちの貸し切り状態に近かった遍路旅も、ここに来て他のお遍路さんやツアーの人とすれ違う事が多くなって来ました。順打ちでの遍路でしたが、逆打ちの方とも行き交う場合も少しずつ多くなりました。
お花も美しく咲いていて、外国の方も珍しかったのか一生懸命、シャッターを押していました📷
続きましては第30番の善楽寺。真言宗豊山派で御本尊は阿弥陀如来。巨大な十一面観音が建立されています。右手に錫杖、左手に水瓶を持つ長谷寺式観音です。土佐一之宮の土佐神社の境内と接しています。土佐一之宮別当としての歴史を積み重ねて来ました。江戸時代以前には土佐神社内にあった神宮寺札所で善楽寺は納経所になっていました。明治以降は廃仏毀釈の影響を受けて神宮寺は廃寺になり、本尊の阿弥陀如来と大師像は国分寺に一旦預けられる事になります。その後、阿弥陀如来だけが高知駅西方の安楽寺に移された事で安楽寺が30番となりましたが後に、国分寺に預けられていた大師像がここ善楽寺が引き取り復興する事になり、元々30番札所の納経所であった事から、30番が安楽寺と善楽寺の2ヶ所になってしまう状態が続きました。それが平成6年(1994年)に善楽寺が30番、安楽寺がその奥の院と言う形で落ち着き、現在に至っています。
今日も皆さんが心穏やかにお元気でお過ごしになれますように。