新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛宣言により
自主隔離の日々です
お料理をする、歌う、お裁縫と運針をする・・・
いろいろやりました
が、「座禅」がセルフ・アイゾレーションの最高の手段ではないか
達磨大師は面壁9年の間、座禅をして過ごされた「巣ごもり」の先駆者かも
そうだ! 座禅で外出自粛を乗り切ろう!
狭い我が家でも、坐布は どこでも置けます
線香は、一柱30分を示唆します


まず半跏布坐


できれば結跏趺坐で

腹式呼吸で 呼吸を整え
調息、調身 調心して静坐です
30分の間に経行(歩く座禅)をして、一時間
そのあとに
「般若心経」を唱えます


身も心も軽くなり、一日が穏やかに過ごせれば
坐禅は 安楽の法門です

このビデオが発信されたのは、3月20日
イタリアのコロナ感染者死者数が、中国の死者数を上回り、6000人を超え
先が見えなくなり始めたころ
なぜ、イタリアの北部にコロナウイルスが発症したのか・・・?
ヨーロッパは一体どうなっていくのか・・?
恐怖に襲われ始めた時、この歌が流れ
パリのエッフェル塔の画像が現れ
涙が溢れて止まりませんでした



のちに、アメリカを襲い、全世界に広がり、いまや日本にも広がり、勢いが止まらない
新型コロナウイルス感染拡大
どうか、一日もはやく、収まってください
十数年前
歌舞伎界の人間国宝、坂東玉三郎さんが、
あの杉酒屋の娘お三輪の衣装で立たれたポスターを見て 息を呑んだ
なんと 美しい、凛々しい お三輪だろう!
尊敬する玉三郎さんが演じられるからには
『妹背山女庭訓』は、単なる舞踊劇ではなく
人間の内面をえぐりだす深い意味のお話に違いない・・・

NHK World編集の 海外向けの録画発見
お話のさわりが英語で説明され わかりやすい
どこを切り取っても、「女形」玉三郎さんの立ち振る舞いは「女」以上に、美しく 
その演技は「女」を超えて、際立つ

糸の切れた苧環を持ち、大事な殿御求女を探して、お三輪が登場


先に 三笠山御殿に辿り着いた橘姫と、求女は 契りを結ぼうとする

恋ごごろを支えに 
「あのう、お婿さんに一目会いたい」と
恐る恐る 御殿に入る
意地らしく可愛いお三輪

が、そこには御殿のふてぶてしい官女たちが待ち構え
お三輪を さんざ そそのかし 虐め、
お姫様の婿取りは終わったのだ、めでたい めでたい!!
と、追い返す

官女たちは 「御祝言 おめでとうございます」と言いながら
お三輪に向かって
「お前は、帰れ 帰れ! 」と突き飛ばす
ああ、哀れなお三輪

さ、
ここからだ
このお話の真骨頂、「疑着の相のある女」「嫉妬に狂う一途な女」の
刻一刻、いや一瞬一瞬にかわる 表情、眼、口、声の「形相」の変化を
玉三郎さんが 見事に 演じる!
ただ、もう、凄~い!!

「それを聞いては、帰られぬ!」
嫉妬の炎で逆上するお三輪

「男は盗られ、またその上に 恥かかされ、帰るもんか~!」
もの凄~い迫力で 
「口惜し~い~!!」と 
啖呵を切り

御殿へ向かう

男が出てきて、
突然に
お三輪は 刺される
この刺され方の角度まで 美しい

男金輪五郎は
「お前は果報者だ、嫉妬に狂った女の生き血が 恋する男の本懐の敵討ちに役立つ」
と説明する
お三輪は、息絶え絶えに
「あの人がやんごとなき身分で、お役に立つのなら、この私の血をさし上げて」

苧環を握りしめながら

息絶える
哀れなり、お三輪

「女形」玉三郎さんの渾身の演技に ただ圧倒される
70歳すぎのイキイキ体操に、日舞は、良いのでは・・・
45年ぶりに、舞扇を開いた
脚のリハビリを兼ね近所の公民館で、お稽古始める。
実は、
6歳から高校生まで、稽古事として日本舞踊を習った
東京の大学在学中も、下宿の隣に日舞の先生がいて、習った
卒業後、佐賀の実家に戻ると
藤間流の重鎮、藤間豊之助師匠が、
佐賀劇場の跡取りであったことから、その跡地に稽古場を開かれ
近所のご縁で、再び習った
豊之助先生の東京の門下生には、
高橋英樹さん、村井国夫、音無美紀子夫妻等錚々たる顔ぶれの芸能人がおられ
発表会の折には、東京から足を運んで賛助出演され、
豪華顔ぶれの発表会のチケットは、みんなにとても喜ばれた。
その発表会で、
歌舞伎の演目で有名な『妹背山女庭訓』より
「道行恋苧環 みちゆきこいのおだまき」でお三輪の役をいただいた

杉酒屋の娘お三輪の役

夜の杜の境内で、「求女さま~!」と
恋い焦がれた男を探すが
求女は、橘姫に想いを寄せる


一途なお三輪は、二人の間に割り入って、
美しき姫と町娘が


激しい恋の火花を散らす

求女は、橘姫の袖に赤い糸をつけ
姫の跡を追う
お三輪は

求女の裾に白い糸をつけて、
手にもつ苧環を クルクルと回し
跡を 追いかけようとする・・・


苧環の白い糸は、
途中でプッツン切れて
お三輪は、求女の行方を見失ってしまうのだった。

どういう役なのか 訳もわからず、よく踊ったものだ
懐かしい。
2018年4月30日、芦屋市ルナ・ホールにて
ビゼー作曲オペラ「カルメン」が昼夜2回上演された。
武庫川女子大学の森池日佐子教授は、
退官記念は、オペラをやるわ! 解放された女性の理想『カルメン』よ!
と、演出を田中孝弥氏、指揮を井村誠貴氏、キャストには、関西二期会の錚々たる顔ぶれを揃えられ、ご自身もタイトル・ロールで上演の布陣を張られた。
堂々たるシニアの星だ

第3幕 山越えのシーンで、カルタの歌を歌う昼の部カルメン役の森池日佐子先生

と、
ここまでは、プロのオペラ上演のお話だが
途中から、一般の方々にも舞台を体験していただきたい・・と募集あり、
我々シニアの合唱団50人にもお声がかかり
チケット3枚引き受けて
オーケストラ付き、衣装・メーキャップ付き、演出家の演技指導も付いての
本格的なオペラに、脇の脇とはいえ、
参加することになるとは!
忘れがたい貴重な体験をさせていただいた。

第1幕 タバコ工場の女工たちが激突する「喧嘩」の場面   私は、右端でウロウロ


第2幕 パスティアの酒場のシーン  武庫川女大音楽科出身の「ヴォイス・アート」の皆さん ダンスも上手い!



第2幕 ドン・ホセと中尉ス二ガが、カルメンをめぐり決闘となる。軍に戻れなくなったホセが密輸団に身を投じ、フィナーレ「野越え山越え」の大合唱、いつも心に蘇る合唱の名曲だ

ス二ガ役のバリトン高橋純さんは、後にシニア合唱団の指導に来て下さった

第4幕 セヴィリアの闘牛場前のシーン  闘牛士たちを讃える有名な大合唱


ライトの当たらない一番右端っこに陣取る私、唯一の出演写真


第4幕 フィナーレ 「私は自由に生まれ 自由に死ぬのよ!」と、カルメンがドン・ホセに指輪を投げ返すシーン刺すか刺されるか それともナイフを奪い取り、カルメンは自決か・・!
カルメン役の麹谷栄里子さん、ドン・ホセ役のテノールの谷浩一郎さんが大熱演!
素晴らしい「声」の競演を身近で見て聴けて、興奮でした

拍手喝采で幕が下りた瞬間の舞台裏の皆さん




森池先生、ありがとうございました。素晴らしい体験でした。
先生の直弟子で、私たち一般参加者のために特別な合唱指導をしていただいたハートフル合唱団の創設者、税所美智子先生とのご縁です。


「ひとりでも多くの方に呼びかけよう!」とチケット売りの号令をかけ脇を固めてくださった合唱団リーダーの仁木佳代子さん、ご苦労様でした。
みんなみんな 厳しい練習に耐え、チケット完売を果たし、
当日は、昼夜ともに、ルナ・ホール700席全館満員!
出演者も観客も、盛り上がったオペラの一日でした。