コロナ検査キットで調べまして、私自身は陰性でした。ニコニコ

でも油断は禁物w

早めに秘密の手をうっておきました照れ

 

私の周辺でも、かなりの勢いで感染者がでています。

皆さんも、風邪だからと油断せず、発熱したら早めの手当てをしてくださいね。

 

まだまだこれから数日、息子も私も何があるかわからないので、これからやってくる「シカ」の守護神と、去っていく「風」の守護神に、無事に守られるよう祈りと感謝を捧げようと思っていますドキドキ

 

<マヤの方位・マヤの太陽

 

以前書いた記事があるので、紹介します。

天地創造

ファースト・ファザーとファースト・マザーによって創造されたマヤの宇宙は、最初3つの部分に分かれていました。天国・黄泉の国、そして大地です。神々の住まいである天国は13層からなるピラミッド型でした。同じように黄泉の国も9層からなる逆ピラミッド型でした。

そしてこの「天国」と「黄泉の国」との間に、人間が住む世界の「天なる心」と「地なる心」があります。

象徴的な存在であった王の身体を通して、渦巻のように上昇する生命力を目覚めさせるために、霊的訓練に関わる儀式は大切でした。

なぜなら、宇宙の中心に位置するピラミッドは、世界樹の象徴であり、その頂点に立つマヤの王は、シャーマンであり象徴的な宇宙の中心だったからです。

生命の樹

「生命の樹」は、文化的民族的境界を持たない数少ないシンボルの一つです。

エデンの園の中央にそびえ立っている樹でもあり、古いバビロニア神話からヘブライ神話へと受け継がれてきたもので、キリストの十字架もまた「生命の樹」であると言われています。

この世界の中心に立っている「生命の樹」は、宇宙の中心を象徴していて、軸を中心にすべてが回転するのです。この樹の持つ生命エネルギーは、すべてのものの中心であり、地上と天上を結ぶ神聖なメタファー「マリナリ」「大動脈」です。

二つのマヤ文字で表す「世界樹」を「ワカフ・チャン」といい、「上昇する空」または天上の白い道である「天の川」を指す概念を持っています。

時間を超えた聖なる時間、通常の現実が通用しない内側と外側の調和が取れた世界は、不安定なまま絶えず変化変容・成長を続ける生命の樹なのです。

また人体には内なる樹があって、地球の持つ生命力が内なる世界樹を駆け登り、脊椎を流れて命を支えています。

マヤのカレンダーは、人間意識の成長の象徴として、わたしたちを聖なる時のピラミッドへと導いてくれます。それは「生命の道」であり、受胎と誕生を遡って祖先まで至る永遠の旅にその根を張り、未来へと向かって命の樹を成長させているのですね。


4つの方位と中央ヒンジ


この「世界樹」を軸の中心として、東西南北の四つの方向には様々な意味や概念があります。



日の出、春の方向 始まりを象徴し、行動や思考を生み出すエネルギーを象徴する。赤色 霊的にも物質的にも未来と対面していることを象徴。東は太陽神や生命、明けの明星である金星と結びついていた。
 

西

日の入り、秋の方向 変容の方向であり、黄泉の国をのぞく「空飛ぶ蛇」の顔である。青色か黒 誕生から霊的な変容へと向かう「生命の道」 ジャガーは夜の太陽の化身であり、人の目には見えない太陽を象徴する暗闇死者の国を象徴した。
 



マヤでは「下」を意味し、大地の下からやってくる神秘的な生成力・生命力の象徴。黄色で「豊かさ」の方向でもある。男性エネルギーを象徴し、家系の力と豊かさを象徴する。
 



「上」を意味し、そこは天頂の太陽の位置である。またこの世を旅立った祖霊と結びつき、あの世へと向かう道である。智恵という意味を持ち、色は白。女性性を表わす方向。

 


中央・真ん中

緑色。「生命の樹」が育つ場所。
マヤが象徴する生命樹の体系は、ユダヤ神秘主義思想のカバラの概念や中世錬金術の哲学象徴体系のみでなく、精神分析学者ユングの集合的無意識を表わす概念にとても良く似ています。

マヤ文明が残した数々の文化遺産や遺跡、神話や象徴絵図などを紐解くことは、私たち現代人が失いつつある大切な真理を知るための大きな手がかりとなることは間違いありません。
マヤの巨大な謎の世界に足を一歩踏み入れたときから、人はその不思議な神秘に魅了されます。まるで時の魔法にかけられてしまったかのようですね。

マヤの太陽

メキシコの人類学博物館にあるアステカの「暦の石」には、太陽神の顔の周りに昔の四つの時代が象徴的に表現されています。そのことに興味を持ったコットレルは、「ヴァチカン・ラテン絵文書」の中に時代をめぐっての記録を見つけたといいます。
さらに作者不詳の写本「太陽の伝説」に収録されていた物語にも、時代についての記録として象徴的な重要性をもっていると考えました。

ここでは太陽についての物語と象徴的な意味を書き出してみました。

第一の太陽 マトラクティリ

4008年間。この時代の人々はトウモロコシ(コーン)を食べ、巨人だった。太陽は水によって破壊された。それはアパチオワリストリ(洪水)、降りつづく雨と呼ばれた。人間は魚になった。ネネとタタという男女だけが難を逃れて、水のそばの古い木にかくまわれたとも伝えられている。あるいは、七組の男女が水が引くまで洞窟に隠れていたとも言われている。

チャク・チェル(年老いた女神)が壺の水を注いでいる。その下では、金星を表わしていると思われる戦士がしゃがんでいる。チャク・チェルの上には、金星、火星、水星、木星のしるしをつけた天のワニがいる。このワニは、おそらく天の川を表わしていて、口を開けて洪水を吐き出している。その意味するところは、世界は雨の女神の命令に従い、大洪水によって破壊された。そしてその破壊は天体・・・つまり太陽系の惑星の大きな周期が完結したことを意味している。


第二の太陽 エエカトル

4010年間。人々はアコツィントリという野生の果実を食べていた。太陽はエエカトル(風の神)に破壊され、人間は猿に変身し、木々にしがみついて生き延びた。これは「一の犬」の年(チェ・イツキントリ)に起こった。岩の上に立っていた一組の男女だけがこの破壊から救われた。、この時代は黄金時代と呼ばれ、風の神エエカトルに統治されていた。

エエカトルはケツァルコアトルに似ていて、ケツァル鳥に象徴される。

この時代を滅ぼしたのは、おそらくハリケーン並みの強い風であったとも言われており、『太陽の伝説』には、「人間は木にぶらさがって生き残るために猿に姿を変えた」と書かれている。

第三の太陽 トレイキヤウィロ

4081年間。この時代の人間は、第二の太陽の時代を生き延びた男女の子孫である。彼らはツィンコアコクという果実を食べていた。世界はチクナウィ・オリンの日に、火によって破壊された。この時代はツォンチチルチック(赤い頭)と名づけられ、火の神に統治された。アステカ人とマヤ人にとっての火の儀式は「再生」という考え方と結びついていた。

火には有機体を根源元素に戻し、その過程で熱と光を放出するという性質があるためである。
この時代はまた、初期マヤ文明の誕生の時期でもあった。

第三の時代の人々は森に守られていた庇護を離れ、第二の時代に破壊された世界の再建に着手したのだ。アステカとマヤの人々が行なった「火の儀式」は、再生という考え方と結びついている。つまり我々とは違った意味で火を崇めていたのだ。彼らは火を、太陽を再生させる手段として見なしていたということだ。

第四の太陽 ツォントリラク

5026年間。トゥーラが創始したこの時代は、ツォントリラク(黒い髪)と呼ばれた。人間は血と火の雨ののち、飢え死にした。

紀元前3100年頃に始まった第四の時代にとってもっとも重要な出来事は、『太陽の伝説』にあるとおり、ケツァルコアトルという「神」によって伝説の美しい都市「トゥーラ」が建設されたことだ。

予言者として英雄的存在だった「ケツァルコアトル」が建設したこの美しい都市・・・それこそが「神の聖なる町」という意味を持つ「テオティワカン」であったと言われている。 建設された町は第四の時代が終わる西暦750年頃まで栄え続けていたという。しかしこの頃に太陽の黒点が減少し、太陽から直接放射される熱によって人々の出生率が激減した。旱魃が広がり、穀物は枯れはて、飢饉が生存者たちを襲ったという。生き残ったものたちは、太陽の時代の終わりを予感し、聖なる町であるテオティワカンを地中に埋めて、その力が太陽に戻ることを祈りながら埋めることの出来なかった部分に火を放ったという。


第五の太陽 ナウイ・オリン

灰になってしまったテオティワカンから、第五のアステカの太陽「ナウイ・オリン」が誕生した。

第四の太陽の時代に生き残った人々は、北から移民してきた者とケツァルコアトルの称号を持った別の指導者の力を得ながら、新しい都市の建設にかかったという。しかしケツァルコアトルの弟の猛烈な嫉妬心により、ケツァルコアトルはその町を去らざるをえなくなった。それと同じ時期テオティワカンの発展と対応し、ユカタン半島ではマヤ文明が発展していった。

参考:ケツァルコアトル神話「クアウフティトランの年代記」
 

 

マヤ暦を勉強するということは、深い歴史や文明の背景、古代マヤの人々の暮らしや社会、信仰や神々などを紐解きながら、何がどう説明され、伝承されてきたのか、システムがどう機能していたのか、などなどをしっかりと知識として身につけながら、同時に「見えない非言語的な世界」や「世界を超えた世界観や宇宙観」「直感」や「神話読解力」などを磨き、自分に問いかけながら学ぶことです。

 

それが1年やそこいらでできることは、まずはありませんねお月様

 

 

前記事も参考にチョキ