こんにちは。

今日からマヤ暦は 「水」 のトレセーナ周期に入りました。

このところ不思議な引き寄せが重なっていて、マヤ世界からオントロジカルに解釈するとサインのシンクロや内容のシンクロが見えない糸でつながっているようで、忙しい時期なので脳内ドーパミンがいつも以上に増えたかと思うくらいですキョロキョロ

 

今年10月後半の「水」のトレセーナは、ウェットな大地を時間の流れに逆走するかのように走らされる忙しさ、ゴール目前なのに周囲に引き留められ前進を阻まれてしまうかのようなもどかしさが目立つかもしれません。

 

 

 

水の性質「固体(氷)・液体(水)・気体(水蒸気)」を知ること、そして水のトレセーナの神(強力な魔術師・チャルチウトトリン)の特性には逆らわずに流れていくこと、が10月後半をのりきる「鍵」となりそうです。

 

以前「マヤ最古の写本と認定「メキシコマヤコーデックス」」

にも書きましたが、「グロリアコーデックス」には、金星の運行周期や動き、金星の神のお話や、どのようなタイミングで戦争や供儀の吉兆が訪れるか王に知らせるかなどが描かれていて、マヤの神官が天文学的な詳細と合わせて記述している写本です。
 
 
 
金星が10月26日(ワシ・7)の日に内合(西方最大離角)となります。
太陽とともにいる金星が日の出前、南東に太陽より先に空に見えてくる大いなる星「イキコフ(金星)」として、明けの明星の姿を現します。(14日後)
古代マヤの天文学者たちは、この時を心待ちにしていたといわれています。
 
金星の二つの顔、「明けの明星(ノフ・エク=偉大なる星)」と「宵の明星(シュク・エク=スズメバチの星)」を古代マヤの神官たちは、神々の異なる側面としてとらえ、美しく輝く聖なる星を観察していたのです。
 
「水」は「風」のサインと裏表の関係ですので、トレセーナもつながっています。
11月1日に「ワニ・13」で水トレセーナが終わると、翌日2日から「風」のトレセーナにはいります。
「風」の守護神である「羽毛をもつ蛇ククルカン」は、マヤ伝承では、地上から追放されたあと炎に包まれて天へと上昇し、ついに明けの明星となったといわれています。
 
 
 
太陽が蠍座にはいっていくあたりから、10月25日(ジャガー・6)が満月となり、31日(祖先・12)はケルト暦・サーウィン(ハロウィン)があり、金星が内合でしばらく姿を隠していたのちに、明けの明星となって見えてくる頃あたりには「風」トレセーナとなっています。
 
マヤ天界宇宙が、空模様と並行して惑星とともに神話が空で語られうることは、とても素晴らしいシンクロです。
 
西洋占星術的には現在金星は「逆行中」だそうですが、そのこともマヤ宇宙神話的な共時性にどこか関連するオントロジーがあるかもしれませんね。