魂の呼びかけに応えること

この記事は一斉ワーク「夜明け」のワーク構築記事です。

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2021年、最も印象深かった仕事は11月に伊勢へ行き、ビー玉を拾ったことでした。たかがモノを拾っただけにすぎず、しかもそれはあちこち傷ついたビー玉……。それでも私にとっては大きい出来事でした。

伊勢に行く前から、ワークをする場のひとつが「斎宮跡のどこか。当日現地へ行ってみて決定」「たぶん斎王の森」と何となく分かっていました。当日暑い中、広々とした斎宮跡を歩き回ってワーク場所を探しました。残された場所が斎王の森だけになった頃にはヘトヘトに疲れてしまいました。「行くのやめようか」「適当な場所でワークをして、タクシーを呼ぼうか」と思いました。

今までだったら「それなりにがんばったから、そこまでがんばらなくてもいい」と思ったと思います。「無理しない」とか「自分を大切にする」とかいろいろ理由をつけることもできました。だけどタクシー乗り場に来たときに「やっぱりもう少しがんばろう」となぜか強く思いました。「斎宮跡のどこか。当日現地へ行ってみて決定」「たぶん斎王の森」と私に呼びかけるその声をもう無視してはいけないと感じました。

今までなら、私はいつも小さくあきらめてきたと思います。私の魂は分かっているのに、それに応じる勇気や決断力、胆力がなかったです。「イヤなことはやめる」「がんばらない」とかいろいろ言い訳をし、なんだかんだ細かくあきらめてきました。そんなヘタれな私を神様はよく知っていらっしゃったと思います。別にバチは当たらないけれど、そんな私を静かに見ておられたと思います。仮にこのとき私が帰ったとしてもそれはそれで仕方がないことで、おそらくそれで良かったんだと思います。それが当時の私の精一杯なのですから。

本当は斎王の森でワークをしたい。よく分からないけど、私の魂はワークはあの場所だとずっと前から分かっている。だからもう少し欲張ってがんばろうとあのとき思いました。休んでも良いから、本当にやりたいことをしぶとくやってみよう。そう覚悟を決めて、暑い中、時々休憩しながらまた1キロ歩きました。いったん覚悟を決めると案外早く到着し、ホッとしました。

斎王の森でビー玉を拾ったとき、「今回の旅行ではこれを見つけに来たんだ」と思いました。大げさに言うと、あのとき私は分かれ目を超えたんだと思います。自分でこしらえた制限を超えて先へ進んだと思います。失敗しないように、怒られないように、こわくないようにいつも細かくあきらめていた私から、本当にやりたいことに関してもう少し欲張って生きる私へ変わったんだと思います。そうすると、そんな私が生きる新しい世界でビー玉が見つかったんだと思います。ビー玉を拾ったぐらいでこんなに大げさに書かなくてもいいのでは？？と私も思います。でもこの出来事は、私が今この世界で魂からの呼びかけに応えながら生きることへの確信を強めてくれたのでした。

一斉ワーク「夜明け」で元日に行う「あけぼの」は、神島に行ったときにできた「光きらめく海に入るワーク」を行います。私と私の世界がもう一度生まれる再創造ワークです。ワークについては一斉ワーク「夜明け」のご案内と、11月の月例一斉ワーク「プシュケーの癒し」のご報告記事にも書いてます。

【ご案内】一斉ワーク「夜明け」

【御礼と御報告】11月月例一斉ワーク「プシュケー(いのち、こころ、たましい)の癒し」

一斉ワーク「夜明け」の【本ワーク①】「あかつき」、【本ワーク②】「しののめ」で、私がどんなに愚かであってもそのたびに神様と「ごめんなさい」「ええんやで」とやりとりしながら生きればいいと分かると、もっと気を抜いて生きられると思うんですね。ボヤボヤしてたって大丈夫。そんな風に安堵できたら、ますますアホになると思うんです。【本ワーク③】「あけぼの」は、そんなアホになって2022年を生きられるように意図したワークです。私見ですが、アホになって生きるようになると、アホはアホなりの欲を出すし、がんばるんだと思うんです。魂の求め、魂からの呼びかけに応えようともっと勇敢に生きるようになる。というか、それしかできないように自分も自分の世界もそうなっていくんだと思います。

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