ご希望の方にテキスト(初級第1回)を郵送します

7月に占星術初級クラスを開講します。占星術を手がかりに自然界とのつながりを思い出し、自分という存在をゆっくり受け容れていく…そんなクラスです。心惹かれる方のご参加をお待ちしています。

【2019年7月開講】占星術初級クラス開講のお知らせ

シャーマニックな占星術に興味がある方に、初級クラス第一回のテキストをお送りします。クラス受講の有無に限らず、読んでいただけるとうれしいですお問い合わせフォームに「初級クラス第一回希望」と明記の上、郵便番号、送り先、宛名も書いてお送り下さい。後日郵送します。
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占星術初級クラスの開講日(7/18、7/28)が近づいてきました。また、先日は個人受講クラスの第一回目でした。受講者がそれぞれあらわれて下さったこと、そのおかげでクラスを開講できること、毎回ありがたいことだと神様や皆さんに感謝しています。ありがとうございます。

先日、「個人受講クラスも楽しかったなー」とひとりでニコニコしているうちに「ご希望の方に第一回のテキストを読んでいただけるとうれしいな」と思いつきました。私の占星術クラスやシャーマニックな占星術に興味がある方に、初級クラス第一回のテキストを郵送します。お問い合わせフォームに「初級クラス第一回希望」と明記の上、郵便番号、送り先、宛名も書いてお送り下さい。後日、テキストを郵送します。(手間をシンプルにしたいので)郵送料は今のところ無料です。

初級クラス第一回では、占星術が生まれた歴史を振り返りながら、占星術とはどのような術であるのかを考察しています。その際、ギリシャ哲学や錬金術にも触れます。占星術の技法としては、12サインを学びます。第一回や第二回目(ユング心理学など)の内容が私のクラスの特徴的な部分であろうと思います。第一回目のテキストを読んでいただくと、哲学と宗教と科学が未分化な時代に生まれた古い知恵としての占星術、シャーマニックな占星術について、私がどのように考えているのかがある程度分かると思います。いろんな方に読んでいただけるとうれしいので、どうぞお気軽にお申し付け下さい。

受講生の方にクラスのご感想をお聞きするとき、よく言っていただくことが3つぐらいあります。「月一回なのがよかったです」「占星術って深いですね」「ものすごい情報量でした」……だいたいこんな感じの感想をいただきます。

月一回しか開催しないクラスにしているわけはいくつかあります。ひとつは、受講生さんの「まなざし」を変化変容させたいからです。「まなざし」がその人らしい自然なペースで変化変容していくためには時間がたっぷり必要です。そして占星術の知識を無機的に覚えるだけでなく、クラスで知ったことを経験的に理解していくことも学んで欲しいと思っています。また、占星術は自然界の移り変わりを通じて、そこにある何かを観ていく術です。クラスの半年間は、季節の移り変わりを感じ取る感性も思い出していただきたく、スローペースなクラスにしています。

「深い」「情報量が多い」というのは、ただ単にテキストが分厚いとかそういう意味ではなく、私が「複雑なものを単純化せず、時間をかけて丁寧に考えて欲しい」と思っているからだと思います。私、ネイタルの乙女座水星のアスペクトが冥王星、金星、天王星と0度、蠍座海王星と60度なんですね。つまり私は何かを分かりやすく教えるつもりであっても、それ以上に変容と気づきと癒しや統合のためのクラスにどうしてもなってしまうんだと思います。気がつくと、効率とかコスパとか、今どきのニーズに応えた形とはだいぶ違ってしまいました。言語化せずにお渡しする情報量、受講生の皆さんと言葉を超えてやり取りする情報量の方がずっと多いと思います。そういうことはあまりお知らせしませんが、受講生の皆さんはそれも含めて「情報量が多い」と感じ取って下さっているんだと思います。

宇宙の原理や世界の仕組み、私という存在価値、人生の意味などは、人が有史以来探求し続けてきた命題です。占星術を少し勉強したところでそれらがすぐに解明できるものではないけれど、私たちは考え続けることはできます。私は受講生の皆さんとずっと考え続けたいと思っていて、そのための視点やきっかけをお知らせしたいと思っています。つまり私は、うまく生きるよりも意味深く生きたいと思っていて、この世界にそういう仲間をひとりでも増やしたいんだと思います。

テキストを読んでみたい方はどうぞお知らせ下さい。第一回は21ページあります。実際のクラスでは、このテキスト以外に配布物や資料があります。PDF化して送信する方が簡単なんでしょうけれど、何となく郵送したい気分なんですよねー。本は、第一回の参考図書の1つです。5月末に出た光文社古典新訳文庫版「パイドン　魂について」。岩波文庫版よりも読みやすかったです。魂の永遠不滅を説き、毒杯をあおって死んだソクラテス。最後の一文を読むたびに泣けます。プラトンは師ソクラテスの言葉を絶対に書き残したかったんだと思います。