【MAYA レコーディング記】
JAZZ MAN達の勢いとパワー、そして勿論、音楽への追求、
それに何よりも現在と云う時代を、厄介で困難である楽器を通して表現している、
この音楽家達の放つヴァイブレーションに私は高揚せざるを得ない。
自信と戸惑い、苦悩に揺れながらの日常が音となる。
そしてスタジオで今録ったばかりの音をこの場にいる全員でプレイバックして聞いている。
幾多のレコーディングを体験してきたツワモノ達の聞き方は厳しくも優しい。
...今作はメジャー会社であるテイチクレコードからの発売であり、
MAYA初のオリジナルアルバムと言う意味をそれぞれが理解しているが
決して言葉に出さないのがいい。
また特筆すべきは、出来上がったオリジナル曲達をそのまま演るのではなく、
更にMAYAに寄り添わすべく何度も打ち合わせを重ね、
的確なアレンジと的確な楽器選択で曲を進化させてくれたドラマーであり
音楽プロデューサーの松尾明さんや、テナー奏者高橋康廣さんのお力は
長年のMAYAサポート歴が物語る誰にも入り込めない芸術の域の賜物だと感じる。
そんな勢いをも含めた我々が発する音や声を最高の音で収めましょうと
今回御尽力くださっているAcoustic Revive様。
更にオーディオ評論家の林正儀先生の選択による
クリプトン様や日本音響エンジニアリング様の機材がスタジオに持ち込まれました。
私にとってはこの機材達も大事な共演者なのです。
これだけのマイクケーブルや電源ケーブル、録音機材を
惜しげもなくスタジオに運び込んでくださり、早くからセッティングし、
出来る限りの高音質を目指そうと云う音に命をかける人達が集結しての録音となっています。
聴き手を際限のない処へ導く
音楽だけが持つ浪漫と挑発。
正体は浮遊しつつ自由な拡がりを委ねるこの音楽が腐ってたまるものか、と
足の踏み場もない程に床に這う野太いケーブルを一人眺めながら
私は心の底から思うのでした。
アルバムは５月１５日に発売予定。
MAYA
録音1日目↓
https://ameblo.jp/maya-jazz/entry-12439782485.html
録音2日目↓
https://ameblo.jp/maya-jazz/entry-12439786878.html
更に極まった後半の録音↓
https://ameblo.jp/maya-jazz/entry-12481233834.html
使用機材
↑この日の為に作ってくださいました
Acoustic Revive
ヴォーカル用
マイクケーブル
XLR- absoluteスペシャル
EMFキャンセラーREM8
↑同じくこの日の為に
作ってくださいました
Acoustic Revive
ヴォーカル用
マイクケーブル
XLR- absoluteスペシャル
↑ Acoustic Revive
ヴァイオリン用マイクケーブル
XLR- TripleC-FM
↑ Acoustic Revive
ヴァイオリン用マイクケーブル
XLR- TripleC-FM
↑ Acoustic Revive
チェロ用
マイクケーブル
XLR-TripleC-FM
↑ Acoustic Revive
ドラム用
マイクケーブル
XLR-TripleC-FM
↑ Acoustic Revive
ヴァイオリン用
マイクケーブル
XLR-TripleC-FM
↑ Acoustic Revive
ベース用
ラインケーブル
XLR-TripleC-FM
電源ケーブル
POWER REFERENCE- T ripleC
↑ Acoustic Revive
PC用
電源ケーブル
POWER SENSUAL-MD
↑ Acoustic Revive
PCのノイズ対策
USBターミネーター
RUT-1
↑ Acoustic Revive
ブースのルームチューニング
RWL-3
スペシャル版
ブースのルームチューニング
RWL-3
↑ Acoustic Revive
ブースのルームチューニング
RWL-3
↑ Acoustic Revive
ブースとコントロールルームの
ルームチューニングと電磁波対策
低周波発生装置
RR-777
↑ Acoustic Revive
電源のノイズ対策
電源コンディショナー
RPC-1
ケーブルインシュレーター
RCI-3H
その他...
クロックケーブル
デジリンクケーブル
ケーブルインシュレーター
など使用。
↑kripton
最新型電源ボックス
PB-HR2000
↑日本音響エンジニアリング
ANKH
↑日本音響エンジニアリング
SYLVAN
↑日本音響エンジニアリング
ACKHⅥ
【MAYAライブスケジュール
】
2 / 24（日）西大井 タルマッシュ ７周年スペシャルライブ
with 遠藤征志(Pf) / 新岡誠(B) / 松尾明(Ds)
Open 17:00〜 Start18:30〜 2Stage
Charge ¥3,500 ＴEL:03-6426-6458（19：00〜）
3 / 3（日）横浜希望ヶ丘 CASK 19:30〜２ステージ
3 / 8（金）横浜BarBarBar 19:30 ～３ステージ
with 松尾明(Ds）カルテット
Tel 045-662-0493
3 / 15（金）国分寺M's 19:30 ～2ステージ
with 寺村容子(Pf)/嶌田憲二(B)/松尾明(Ds)
Tel 042-325-7767
オーディオイベント guest MAYA
＊ライブはございませんのでご了承ください。トークイベントとなります。
4 / 1（月）吉祥寺 音吉! MEG １周年記念スペシャルライブ
【新譜 LIVE MAYA 】
CD&DVD（２枚組）
LP（完全数量限定販売）
■収録
※CD・DVD・LPはそれぞれバージョンや収録曲が異なります。
<CD>
横浜ホンキートンク・ブルース/ふしあわせという名の猫/セント・ジェームス病院/うかれ屋/シェルブールの雨傘～ワインレッドの心/別れたあとで/悲しみジョニー/朝日のあたる家 /懺悔の値打ちもない
<DVD>
横浜ホンキートンク・ブルース/ベサメ・ムーチョ/うかれ屋/アドロ/朝日のあたる家 他
<LPレコード>
■収録曲:
Side-A:
1. 横浜ホンキートンク・ブルース
2. ふしあわせという名の猫
3. セント・ジェームス病院
4. うかれ屋
Side-B
1. 別れたあとで
2. 男と女の部屋
3. 夢は夜ひらく～トレス・パラブラス
4. 朝日のあたる家
■参加メンバー:
< 9月16日収録メンバー>MAYA(vo)、片岡雄三(tb)、二村希一(p)、新岡 誠(b)、松尾 明(ds)
< 9月26日収録メンバー>MAYA(vo)、川嶋哲郎(sax)、遠藤征志(p)、嶌田憲二(b)、松尾 明(ds)
■2017年9月ライヴ録音盤
■音楽ディレクション:MAYA
■音楽プロデューサー:松尾 明
■プロデューサー/解説:寺本幸司
■音響プロデューサー/解説:林 正儀
■写真:田村 仁
■A&R:塙 耕記
アルバムの詳細はこちらをご覧ください↓
https://diskunion.net/portal/ct/detail/1007515889