数々のミステリーに挑んでこられた作家の若一光司氏とリポーター・石本愛さん二人で、
不思議なスポットをご紹介するロケを敢行!
今回の舞台は、長崎の市街からほど近い、光源寺という古刹。
ここで年に一度(8月16日)、幽霊の木像が公開される。
この日は、小学生たちから大人まで多くの見学客で寺は大賑わいだった。
そのお目当ての木像が、これだ!
1,2,3
250年ほど前に、茨城で彫られた幽霊の木像は、回りまわってこの地にやってきたらしい。
かなり気持ち悪い顔つきの女性に、白装束の服を着させている。
足は幽霊だからあるわけないが、手は元々あったのだが、原爆で吹き飛んだらしい。
ミロのヴィーナスではないけれど、一体どんな手だったのだろうか?
実はこのお寺には、「産女(うぐめ)の幽霊」と言われる怪談話が元々あり、その幽霊像と酷似している
ことから、この木像を産女の幽霊と呼ぶようになった。
「民話 産女の幽霊」
昔、麹町の飴屋に、夜になると真っ青な顔をした女性が現れ、飴が欲しいと六文銭出した。
飴は高価なものだが、主人は六文銭で分けてあげた。
しかし女は毎晩、六文銭もってきては飴屋にやってきた。
ある日、不審に思った主人は、女の後をつけていくと、墓のところで消えた。
墓から「オギャー!」という声が聞こえ、店主は住職と一緒に墓を掘ると、子供を抱えた女の
亡骸が出てきた。
母親は埋葬された後に子供を生み落し、三途の川の渡し賃である六文銭で飴を買って
乳の代わりに子供に与えていたのだ。
この民話は、母が子を思う情愛に満ち溢れた話として受け継がれ、子育てや出産祈願としての
ご利益があるということで、このお寺には参拝客が後を絶たない。
この話にふれ、泣き出す主婦もいたくらいだ!
最初は、不気味な怪談話だと思っていたが、最後は親子の絆がテーマとなり、
深イイ話になった。
興味のある方は、是非来年8月16日に、長崎光源寺へ行ってみてください。
もしそれまで待てないという方は、RKB「今日感テレビ」にて、8月30日に放送します。
「それではまた不思議な世界でお会いしましょう」 これって何のセリフだったっけかなぁー?


