仕事で熊本へ行ってきた。
お土産屋には、ゆるキャラNo.1に輝いた「くまモン」のグッズがやたらめったらと陳列されている。
今回向かったのは、熊本県球磨郡多良木町。
多良木町を一望できる高台に建つ「結(ゆい)の鐘」
朝方激しく降っていた雨があがり、雲海が広がり神秘的な光景が広がった。
若一さんと石本さんが、ふしぎなスポットを巡る。
向かったのは・・・・
結の鐘から、20キロほど山道を行ったところにある人気のないお寺。
そこに安置されているのが悠久石。
直径140センチ 重量 4トン
鉄球のように見える悠久石は、なんと人間の手を加えたものではなく自然石である。
いまから6年前、豪雨が降り続いたある朝、役場職員が被害状況を確認するため巡回していたら、
なんと一般道に、得体の知れない石が崖から転がり落ちてきていた。
崖から落ちてきた石は、ガードレールにぶち当たり、かろうじて止まった。
もしガードレールが無ければ、谷底へ落ち粉々に砕けていたかもしれない。
しかし、奇跡的に原型を止めることができた。
町人は、隕石ではないかと大騒ぎになった。
地元大学の教授たちが分析した結果、約4000万年~2000万年前の砂岩れきだということが分かった。
恐竜が絶滅した白亜紀のあとのころである。
地殻変動などで、海中でもまれ続け、球体になったそうである。
こういった石のことをノジュールという。
世界各国で見つかったノジュールの中でも、これほどの大きさは世界最大級である。
この話の面白いところは、4000万年という想像を絶するときを越え、現世に突如現れた奇跡である。
一体その確率たるや、どれだけの数字になるのだろうか?
奇跡としか言いようがない。
現在は、パワースポットとしても注目され、和菓子も登場している。
悠久のときを越え、平成の世に現れた石。
大変面白いはなしである。






