2010年に公開された「ウォール・ストリート」をやっと見た!
監督 オリバー・ストーン
出演 マイケル・ダグラス
シャイア・ラブーフほか
アメリカの富の象徴でもあるウォール街を舞台に、様々な人間関係を描く。
「ウォール・ストリート」は、1987年に制作された「ウォール街」の続編である。
監督 オリバー・ストーン
出演 マイケル・ダグラス
チャーリー・シーン
ダリル・ハンナほか
1987年と言えばバブル絶頂期、株価の高騰や土地神話など、景気の良い話ばかりの時代。
そんな時代背景のもと制作された「ウォール街」とリーマンショックでアメリカの経済が疲弊していく
時代を背景にした「ウォール・ストリート」
映画の出来としては、やはり「ウォール街」の方が完成度が高い。
あのころの、オリバー監督の演出力は凄まじいものがあった。
株のことを知らない僕みたいな人間でも、グイグイと引き込まれていった。
「ウォール街」は、証券会社に勤めるバド(チャーリー・シーン)は、貧しい暮らしに嫌気がさし、
投資家のゴードン・ゲッコー(マイケルダグラス)のもとを訪ね、インサイダー情報をリークするところから、
二人の関係は始まる。
普通のサラリーマンからゲッコーのおかげで、頂点へと上り詰めていくバドの姿が、印象的だった。
しかし、濃密だった二人の関係も、あることをきっかけに反目する仲へと変わった行く。
バドは、自分を裏切ったゴードンへの仕返しに、株価を操作して大損させる。
ラストシーンは、土砂降りの雨の中、セントラルパークの様な大きな公園で、ゴードンはバドを殴り続ける。
ゴードンは、インサイダー取引の罪に問われ収監されることになる。
続編は、ゴードンが出所するところからはじまる。
マイケル・ダグラスもこうやって見ると老けたね。
パーティ会場に、バドがふらりと現れ、数十年ぶりの再会を果たすゴードン。
できればその時のセリフは・・・
「あなたに殴られた顔が、たまに痛むときがある」
そんなやり取りから始まってほしかった。
若き頃のギラギラと金のことしか興味なかったゴードンの姿から、すっかり枯れ果ててしまった男に
なってしまったゴードン。
そんな彼には、ひとり娘がいた。
娘の恋人を演じているのが、ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)である。
ジェイコブは、ウォール街のKZI社に勤務していて、かつての金融界の大物であるゲッコーに、
憧れさえ感じていた。
収監されて、何よりも娘のことが一番大切だったことを思い知らされるゴードン。
しかし、娘は収監されたことや、そのことが原因で麻薬中毒で死んだ兄の無念さを思うと、
素直に父親と普通の関係ではいられなかった。
ゴードンは、娘との確執をなくし、普通の関係へと修復していくが、そんな折、リーマンショックがはじまる。
ゴードンは、スイス銀行に、娘の名義で1億ドル預けていて、それを引き出そうとするが・・・
続編は、起承転結でいうと、起承転までは良かったが、転結の部分が非常に弱かった。
「えっ!これで終わり」とマジで思った。
もうちょっと、ラストは粘ってよかったのではないか?
もの凄く物足りなかった。
やはり時代背景の違いもあり、こうなってしまったのだろうか?
残念!!!
ともかく、続編映画の難しさを思い知らされた。





