ご訪問いただき、ありがとうございます
まだ蒸し暑さはあるものの
朝晩は虫の声も聞こえて
着々と秋の気配を感じます
山城国(京都)と 近江(滋賀)の国境にあった関所、逢坂の関
今は、こうして石碑が残るのみですが
現在の風景は、
当時の 旧東海道🚶♂️
向こうには、国道1号線🚙
その下には、京津線🚃
いにしへの昔は
ここでさまざまな 出逢い や 別れ が
あったのでしょうか…
さて「逢坂の関」と聞くと
百人一首でこの歌が思い浮かぶ方が
多いのではと思います。
これやこの
行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関 (蝉丸)
(ネットから)
坊主めくりの和製ジョーカー(笑)
蝉丸は、盲目の琵琶法師で
この逢坂の山に庵を結んでいたと伝わります。
その蝉丸を題材にした能「蝉丸」を
1年前に鑑賞し
心をぎゅっと掴まれた私
当時、こんな熱い感想を書いていました🥹
実はこの後すぐ、
蝉丸に関わる神社を巡っていたのですが
記事にしておらず💦
今回、また能を観る機会があるので
今さらですが、記録として綴ります。
蝉丸神社
最寄り駅は、京津線大谷駅🚃
駅の直前で線路が急カーブ😳
「大谷」という地名は
この辺りが深い谷間に挟まれていた事から
付けられた地名だそうです。
駅から歩いてすぐに見えてくるのが
蝉丸神社
階段を登って
鳥居をくぐると
舞殿の手前は、スコーンと開けた空間✨
人気もなく静かだけど、なんだか明るくて
良い氣を感じました。
舞殿の奥に本殿
御祭神は
・蝉丸大神
・猿田彦命
蝉丸大神は、琵琶に因み音曲芸能の神という事で
諸芸能を生業とする人達から崇敬され、
興業をする際には
蝉丸神社の免状が必要とされたとか。
猿田彦命は、道開きの神
この東海道の守護として
祀られているのでしょうね。
境内からは山々が(撮影は10月)
とても静かな境内で
蝉丸がひっそり庵をむすんでいたとしても
不思議ではないかも😌
しかし‼️
蝉丸神社、近くにあと二ヶ所あるのです。
東海道を歩きながら、次の蝉丸神社へ🚶♀️
続きます☺️