スタッフのMochaです。
今日は薫乃について皆様にご報告です。
今年6月に体調を壊し入院し、復活傾向だった薫乃ちゃん。
食欲も出てきたので順調かと思いきや、また胸水が溜まっているとの事でした…
たぶんかなり肺を圧迫されているので息苦しくなっているのではと、6/19に50cc胸水を抜きました。
抗生剤とステロイド、利尿剤で胸水の溜まり具合を観察しておりましたが、さらに6/23に100cc。
炎症反応等の風邪症状は改善し、レントゲンやエコー検査、胸水の検査では悪い値はなく、なぜ胸水が溜まるのか原因不明。
そしてさらに7/2に100cc。7/6には200cc。7/14に150cc。
経過観察を重ねながら、エコーで確認すると、縦隔に出来物がいくつかあるのがわかり、中皮腫の可能性があるのではないかということでした
中皮腫は胸水や腹水を呈する悪性腫瘍のひとつです。 腫瘍自体が臓器に発生するものではないため、なかなか診断が難しい病気です。
そこで、セカンドオピニオンもさせていただき、
そちらの先生からも、かなり末期の中皮腫であると・・・そしてもってあと1ヶ月の命。
突然のことでホントに言葉がでませんでした。
薫乃を預かってくださってるボランティアのれおさんと、代表ともよく話をし、この先は病院嫌いの薫乃にとってあまりしんどい治療は積極的には行わないとして、副作用の少ない分子標的薬での治療をひとまずしてみようという事になりました。
副作用がどう出るかを慎重に見て、薫乃が一番楽に過ごせるようにしたい。その思いはボランティアさんも私も同じです。
そして、投薬後、24時間経ち、下痢や嘔吐など大きな副作用は今のところありません。倦怠感が強くあるようで、くったり寝ていますが食欲はあるようです。
皆様、薫乃のために、どうかパワーをください
よろしくお願い致します。