こんにちは、影丸です。本年一発目のゲーム記事は、当ブログ三本柱のWizardryより、「ウィザードリィ リルガミンサーガ」を書こうと思います。今までなぜか記事にしていませんでした。

【メーカー】ローカス

【発売日】1998(H10).2.26

【主なスタッフ】モンスターグラフィック:末弥純氏。音楽:羽田健太郎氏

【プレイ環境】発売日に定価で購入。

 

ウィザードリィは言わずと知れたロールプレイングゲームの始祖(オリジン)で、PCやファミコン等のコンシューマ機に移植されていますが、PSでは「ガーディアの宝珠(原題:Crusaders of the Dark Savant)」以来のウィザードリィになります。

オープニングは羽田健太郎氏の荘厳な曲で始まります。放っておくとオープニングが始まりますが、このゲームでは#1のCastleはリルガミンにあるという設定になっています。これは、ウィザードリィでしばしば議論されるお話ですが、まあ、それは過去のブログをご覧いただければと思います。

 

 

それはさておき。。。

このゲームでは「#1狂王の試練場」「#2ダイヤモンドの騎士」「#3リルガミンの遺産」がプレイできます。

ファミコン版でもそうでしたが、いろいろ設定を選ぶことができます。文章や呪文名、モンスター名の英語/日本語の切り替え、ダンジョン面画/線画の切り替えなどの他にモンスターグラフィックを末弥純氏の絵か、国産PC版(クラシック)に切り替えることができます。

ダンジョンを線画、モンスターをクラシックにするとこんな感じです。

セーブ方法は、任意セーブのみです。全滅してもロードすれば元に戻せるのはいいのですが、コマンドをわざわざ呼び出し、メモリーカードに記録するので少々面倒です。エミュレータ「ePSXe」のステート機能(F3でセーブ、F1でロード)を使えばそのあたりは問題なしですが、当時は面倒でした。迷宮の移動もなんかゆったりした感じでした。

 

悪い点も少し書きましたが、ファミコンを上回るグラフィックで、当時はまったものです。

ワードナを倒し、相変わらず素っ気ないエンディングです。

このゲームは国産PC版の移植なので、ファミコン版と違う点が数点あります。

(1)巨人族にMAKANITOが効かない

これは国産PC版の仕様なので仕方のないことですが、一部の巨人族(アースジャイアント、フロストジャイアント、ポイゾンジャイアント)にMAKANITOが効かなくなってます。故にポイゾンジャイアントが強敵となってしまいました。

(2)一部の敵が違う

#3の敵がPC版の名前に変更されています。

(左上より)ダークスティード→ライオンオブヘル、ユニコーン→ノーコーン、ワイト→ダムド、ジャイアントマンティス→オーガキング

(左下より)ジャイアントゴリラ→コーディアックベア、アークエンジェル→フェイトスピナー、エンジェル→ソウルトラッパー

グラフィックがちゃんと差し変わってるのが良いですね。ステータスは一緒です。

他には、#1の一部の武器防具が~+1表記なのと、呪文のカタカナ読みが例えばマロールがマラーだったり一部変更になっています(自分は呪文を英語表記にしているので違和感無し)。

 

セーブ関係や移動がゆったりなのは気になりましたが、当時としては最高の移植でした。ただ、サガフロンティアなど他のゲームもプレイしていたので、ファミコン版の様にあまり深入りはしていませんでした。