こんにちは、影丸です。今回はウィザードリィについてSNSなどで議論される案件について書こうと思います。

あくまでも個人の感想・意見なので、ここでの議論は避けたいと思います。

 

【その1】装備を何もつけない忍者は「裸」なのか

Wizardryの職業、忍者の特性として、①シーフより精度は落ちるが宝箱の罠の識別、解除ができる、②レベル1のACは他の職業より2低い8で、3レベルごとにACが1下がる(=攻撃が当たりにくくなる)、③攻撃時にクリティカルヒット(即死)の効果が一定確率で付く、というのがあります。②と③は「なにも装備していない」状態で適用されます。なにも装備していない状態を「裸」ととらえ、SNSなどのイラストやAI画像などで晒している人をよく見かけますが、はっきり言って、不快以外の何物でもありません。正直、タイムラインに出るたび、「またか」と思ってしまいます。忍者好きだから、忍者というジャンルが貶められている気分になります。「甲賀忍法帖」の霞刑部(透明化)やお胡夷(肌から直接吸血)など、忍術の特性上服を脱ぐ場面はありますが、普段から裸とかまずありえないですよね。

 

「ウィザードリィマガジン」より抜粋しますが、自分は「忍者は最初から忍者装束を装備している」説を推します。あくまでも個人的意見なので、裸説を推す人は、どうぞご自由に。。。

 

【その2】トレボーの城とリルガミンの城は同じ城か

PSの「ウィザードリィ リルガミンサーガ」のオープニングデモにて、エセルナート地方のリルガミンにあるトレボーの城みたいな紹介があったと思います(うろ覚えですが)。#1では「CASTLE」しか表記が無いので、リルガミンかどうかはわかりません。でも、仮に同一としたら、#4とのつながりがおかしくなってしまいます。#1で近衛兵の称号を得た冒険者は、#2の舞台リルガミンへ行きますが、トレボー王と、アラビク王とマルグダ王女の接点が全く触れられていないのも違和感ですね。恐らくテーブルトークRPGの設定が「リルガミンサーガ」に反映されているものと思われます。

自分は、「別の城だが、近隣の国」という解釈をしています。

 

【その3】カシナートの剣は名匠の剣かミキサーの刃か

村正や悪のサーベルほどではないがそこそこ攻撃力のある剣「BLADE CUSINART’(カシナートの剣)」。攻略本では、「名匠カシナートが作り上げた剣」と評されています。自分はFC版プレイ時、「Sword」ではなく「Blade」と表示されていたため、シャムシールの様な曲剣と勝手に連想していました。その頃は#4も当然未プレイでした。

しかし、後日「ウィザードリィプレイヤーズフォーラム」に衝撃の記事が載っていました。

ミキサーの刃の様に回転する刃が付いた武器だったんですね。実際#4では「?かき混ぜ棒」という不確定名でした。これはクイジナート社のフードプロセッサーのパロディだと、作者が証言しているので、事実を受け入れざるを得ないですね。

そこで、どっちの意見も取り入れ、自分はこんな解釈にしました。

汚いイラストでスミマセン。通常時は柄に刃が引っ込んでいる状態で、この状態では普通の剣として使用ができます。柄に魔力を発生させるボタンがあり、ボタンを押すと刃が前に出て魔力で回転する仕掛けが発動する。もちろん異論はあると思います。カシナートは鍛冶の名匠ではなく、こういう魔法武器の名匠なのではないかと勝手に解釈しています。

 

以上の3点ですが、正直、これが正解というのはありませんし、意見の押し付けもするつもりもありません。ウィザードリィは創造力を育む自由なゲームととらえてますので。。。