宮崎市神社巡りのつづきです

 

 

青島神社

2023年10月22日(日)

 

あおしまじんじゃ

住所:宮崎県宮崎市青島2丁目13−1

 

青島に鎮座している青島神社へ

こちらは国の天然記念物

「鬼の洗濯岩(正式名称:隆起海床と奇形波蝕痕)」に隣接しています。

 

鬼の洗濯板へは中学時代の修学旅行で

一度訪れたことがあります。

1学年上の先輩方が

「南九州がいいよ!」と

かなり推しており

多数決で決まりました。

先輩方が良いと言っていたのは

夜、ホテルから海岸沿いへ抜け出して

カップル同士が夜のデートを

楽しめたためだったと聞いています。

私たちの代では前年の教訓で

先生方の監視が厳しく、

夜の外出は不可能でした。

…と、どうでもいい昔話でした🙇

この辺りの駐車場はすべて有料です多分

九州の田舎では結構珍しいかも?

海沿いの黄色いポストが

目を惹きますイエローハーツ

※通常通り投函可能

「わだつみのいろこの宮」モニュメント

日南海岸国定公園青島の碑の側面に

画家、青木繁氏の「わだつみのいろこの宮」

の複製画があります。

MOMOCOCOさんのブログ

このモニュメントの存在を知りました。

 

実は青島神社よりも

こちらのモニュメントのほうに

興味があったりして🤭

 

原画はかつて、福岡県久留米市の

石橋美術館に展示されていました。

ブリヂストンの創業者、石橋正二郎氏が

故郷の久留米市に建てた美術館です。

現在は東京の

石橋財団アートリサーチセンターに

移されているようです。

 

福岡県久留米市生まれである

青木繁氏の画は学校の美術の教科書に

載っていたと記憶しています。

この絵ではなく「海の幸」という

作品でしたでしょうか。

 

「わだつみのいろこの宮」も

存在は知っていましたが

日本神話が題材になっているとは

思いもしませんでした。

なぜなら、絵の中の人が

日本人ぽくないからです。

 

知ったのは数年前。

福岡の神社研究家の方々のブログには

「わだつみのいろこの宮」のことが

必ずと言っていいほど登場しており

ずっと気になっていました。

「いろこの宮」とは”鱗の宮殿”

即ち竜宮城ということでしょうか。

桂の木にのっているのが

ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの子

山幸彦で

赤い衣をまとっているのが豊玉姫です。

目が合い、お互いに一瞬で

恋に落ちた様子が描かれていますハート

この絵は、古事記の「海幸彦・山幸彦」の古代ロマンあふれる物語を題材に製作されています。
山幸彦が兄の海幸彦の釣り針を失くし、海神の宮に探し求めてやってきます。
桂の木に登っているところに侍女が王の器(壷)で井戸水を酌みにやってきて、水に山幸彦の姿が映っているのに気付きます。

侍女が、海幸の娘である豊玉姫を呼んできたところ、二人は一目で恋に落ちます。絵は水を所望した山幸彦に侍女と豊玉姫が壷を持ち上げている場面を描いています。豊玉姫と相愛の仲になった山幸彦は海神の宮に3年暮らしますが、やがて豊玉姫は山幸彦が釣り針を探しに着た事を知って、父の海神にお願いして失くした釣り針を見つけ。山幸彦は帰っていくことになります。
縦180cm。、横68.3cmの縦長の作品。
向かって左の豊玉姫は紅の薄い衣をまとい、山幸彦と情熱的に見つめ合っています。(モニュメント裏の説明より)

 本音を言うと、なぜ海幸彦ではなくて

山幸彦なの?と思います。

青木繁さんの絵のことではなく

神話自体がです。

直感的に違和感を感じるというのでしょうかあせる

海幸彦がしっくりきます。

 

二神が出会った井戸と伝わるところは

複数カ所あるようで

福岡県粕屋郡相島🐈の若宮神社

鹿児島県指宿市開聞地区の「玉の井」
など。

「わだつみのいろこの宮」を

拝見することができ、満足したワタクシ。

ここから弥生橋を歩いて青島神社へ渡ります。

青島神社は

周囲1.5kmの青島全島が境内地となっています。

また、全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として

国の特別天然記念物に指定されています。

トゥクトゥクあし

 

青島神社への参道周りは

鬼の洗濯板になっています。

 

 

 

 

一の鳥居

 

 

狛犬

真っ白で青空に映えますブルーハーツ

神門

 

手水舎

 

掃守神事(かもんしんじ)

【掃守神事作法】
①まず、願い銭をいれる。
②蟹ザルに清めたい物を入れる

(例:お金・カード等、大事な物)
③神水につけながら願い事を唱え箒にて祓い清める
④水をよく切り元に収める

神門扁額

「かもつくみや」と読みます。

青島神社は以前、

鴨就宮(鴨が休む神社)と

呼ばれていたそう。

社殿

創建不詳。

元来は海洋に対する信仰によって

創祀されたと考えられ、

古くから青島自体が霊域として

崇められていました。

江戸時代まで全島が禁足地だったようです。

 

◆御祭神◆
彦火火出見命(山幸彦)

豊玉姫命

塩筒大神

御縁継ぎ

5円玉を石台に乗せて

願いを込めながら臼をゴリゴリ回すと

ご縁が継ぐというもの。

海積神社

◆御祭神◆

豊玉彦命
少彦名命

神ひな

縁結びの縁起物

古くは安永年間(江戸中期)

の記録にも残っており

結縁、安産、病気平癒など、

さまざまな願いをかけて神前にお供えします。

祈りの古道

神ひなの絵馬のアーチをくぐって

元宮へ向かいます。

 

 

元宮

沢山の人が列をなしていました。

真砂の貝文

神社前の浜辺にて真砂を探し

自身の想いと願いを込めて

この波状岩にお供えするというもの。

産霊紙縒(むすひこより)

夫婦ビロウの木に

それぞれの願いに合った色の紙縒を結びます。

ピンク:良縁・夫婦円満

紫:心身健全

緑:生業成就

黄色:商売繁盛

白:その他の心願成就

天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)

平瓮(ひらか)とは、

古くから吉凶を占う

神事に用いられた薄い土器のお皿のこと

①天の平瓮(または天の真貝)を一枚手に持って、磐境所の前で二礼。

②天の平瓮に小声で願いを込め、磐境に向かって投げる。

 

平瓮が磐境に入れば心願成就

割れれば開運厄除。

 

色んな占いのような

おまじないのようなものがありましたが

ひとつもやらずに帰りました。

熱のせいかルールがまったく頭に入って来ませんでした😅

蜘蛛の巣がきれい

 

南国チックな木々に癒されました~

 

 

 

猿の腰掛け?

 

 

 

ハートのオブジェ

 

 

 

宮崎市の神社巡り

つづく🐸❤

2023年12月31日最後の太陽

現在は雨が降っています。

今日はいつもと特に変わらない一日でありました。

ひとつだけ違ったのは

久しぶりに11時頃まで寝れてスッキリしたこと。

ワタクシ紅白見ずに寝ますzzz

 

2023年大変お世話になりました。

皆様よいお年をお迎えくださいませキラキラキラキラ