このブログの存在をご存知の、ごくごくごーーーく一部の方々…


大っっっ変お久し振りでございます。(土下座)


イヤもう放置しているとかそういうレベルではございませんね…

前回が去年のお正月ってちょっと(‘д‘⊂彡☆))Д´)パーン


まぁ確かに、表舞台からはとんとご無沙汰してはおりましたが…

そもそもブログってそういうものじゃなかろうよ私( ‘д‘⊂彡☆))Д´) バーン




………とまぁ、反省はさておき………




コロナ降板以来、実に2年振りとなる表舞台。

やっと帰って参りました!。゚(゚´▽`゚)゚。

舞台版『疑心暗鬼の小屋』
ワークショップステージ

観客投票型ステージ人狼を手がけるpika☆kikaさんの新シリーズ!
主宰の市川さんからお声がけいただき、約6年ぶりの参画と相成りました!!



【公式HPより】
2020年に発売され注目を集める、TeaPartyの二人用人狼ゲーム『疑心暗鬼の小屋』を舞台用にアレンジ。

目の前にいる人物は生存者なのか…はたまた人狼なのか…
『いるかもしれない』人狼の影におびえながら、二人が下す決断は一体…?

作られる物語は毎回3つ…
まずはストーリーを楽しむ【オリジナル型】
2つ目は一人の登場人物に注目しながら楽しむ【人物投影型】
3つ目は登場人物の正体を推理する【推理型】

出演者は毎回シャッフルキャスト。
登場人物の正体は開演直前に決定する、台本のないストーリー。

どんな物語が産まれるか…その目でお確かめください。



いわば『究極のワンナイト人狼(※個人的解釈)』とも言えるゲームを使った舞台で、人間ならば人狼の目をかいくぐって生き残ること、人狼ならば人間を欺き喰らうこと、そして小屋に棲みつく幽霊ならば恨みを抱く人狼を呪うために留まらせ、逆に自分を浄化してしまう生者(人間)を立ち去らせることを目的に、相手の正体を見破るための3分間の議論を経てそれぞれの決断を下す、ある一夜の物語(詳しくは上記のリンク先もご覧ください! より美しいビジュアルのSteam版もあります)。

今回は私を含む4人のキャストによる総当たり戦で、六つの夜の物語をご覧いただきました。
ここでは私のキャラクター設定や、私視点での各夜の振り返りなどをまとめてみようと思います。
ネタバレ注意ですてへぺろ

…今回は一括掲載にすることにしたので、なるべく長くなり過ぎないようがんばります(苦笑)


①キャラクター設定
名前:ルーチェ
年齢:30代後半(既婚/子供なし)
職業:夫婦で営む食堂(定食屋)で主に接客を担当(調理は夫)

…正直、名前負けするかなーと思いながら名乗っていました(苦笑)が、コレちゃんと意味があるんですよウインク
一応、フルネームはルーチェ・トレントというのですが…

ルーチェ=イタリア語で『光(Luce)』
トレント=英語で『沢(torrent)』

ハイ、二つ合わせて『光沢』なわけですw
イタリア語の響きが好きなもので(ちなみに『光沢(こうたく)』だと『Lucentezza(ルチェンテッツァ)』となります)イタリア
本当は名字もイタリア語の『Torrente(トッレンテ)』にしたかったのですが、ちょっと語呂が悪いかなぁと思い断念(蛇足)。

ちなみに当日用意した衣装は某ウエイトレスの時のものをほぼまんま流用w
髪型と靴が違うのと、チョーカーを着けていないくらいでしょうかてへぺろ
まぁ元々は8年ほど前のpika☆kikaさんのカフェ公演での衣装なので、どちらかと言えば古巣に戻ってきたという方が近いですね(大元のデザインは我が心の故郷・ディズニーシーのカフェ・ポルトフィーノのコスチュームを参考にしています)スカート


②各夜振り返り
ⅰ・第二夜【オリジナル型】 ネイサン(IKEさん)との物語
いつも自分の店に質のいい肉を卸してくれており、彼の亡き妻とは親友だったこともあって家族ぐるみの付き合いをしていた牧場主・ネイサン。
共に逃げ出したものの先に行ってしまった彼の娘を追って、彼女の秘密基地であるこの小屋に辿り着き、たまたまそこに隠れていたルーチェと再会するところから始まりました。

初っぱなからいきなり人狼を引いてしまい、実はこっそり盛大にキョドっていました(苦笑)
確率的に言えばネイサンは人間である可能性が高いので、まずは信用を得ようと、事前情報(生存者)や追加情報(生存者)は正直に開示。
ところが、事前で人間不信を引いていたネイサンが追加で生存者を見つけ、破綻の匂いを感じつつも、ネイサンの態度というか反応から双方共に人狼の可能性があることに気づき、共食いを避けようとして相手を『見逃す』という選択に。
すると…

実は幽霊だったネイサンから、無事逃げおおせることができましたとさびっくり
完全に運良く偶然助かった感じですね(苦笑)

本番直前、WS中一度も幽霊を引かなかったらしいネイサンの「幽霊やってみたいなー」という呟きを聞いていたので、言葉の力って凄いと思いました(ちなみにネイサンはこの後もう一回幽霊を引いてました)w


ⅱ・第三夜【人物投影型】 アン(青生さん)との物語
子供の居ない自分にとっては我が子同然に慈しんできた、ネイサンと亡き親友の娘であるアン。
共に逃げる中はぐれてしまった父親を待つために潜んでいた小屋に、遅れて村から逃げてきたルーチェが駆け込んでくるところから始まりました。

この時のルーチェは人間不信。
自分は勿論、相手の情報も開示できないため、アンの言葉をどれだけ信じるかがポイントに。
事前に生存者(ネイサンらしき人)と追加で自分と同じ人間不信を引いたルーチェと、事前に人狼(追いかけられていた)と追加で幽霊(古い小屋に棲み着くというこの地方の伝承)を引いたアン。
ここまでで、ルーチェ視点ではまだ人狼を(確定情報として)確認できていないことに不安を感じ、アンに僅かな疑いを抱いていることを告げるものの「自分から見ればルーチェにも同じことが言える」と正論を返され、それでもルーチェを信じているというアンを、ギリギリまで悩んだ末に信じて小屋へ『留まる』という選択に。

で、まんまとパックリ噛まれましたえーん
私、脂肪分だらけで食い甲斐が無いと思うんですけどw

自分の正体・事前情報・追加情報を上手い具合にシャッフルし、最終的に情で訴えてきたアンに見事翻弄されたルーチェでした笑い泣き


ⅲ・第六夜【推理型】 コース(オダさん)との物語
店の常連であり、村の商業ギルド長として故郷の発展に多大なる貢献をしてきたコース。
共に逃げてきたものの怯えて小屋に入ろうとしないアンを心配しつつ、一緒に外にいることができないルーチェの元に、コースが飛び込んでくるところから始まりました。

またしても人間不信に陥っていたルーチェw
最初こそ互いの無事を喜んでいましたが、コースが事前情報として「一緒に逃げてきた妻が酷く怯えて動けなくなった(=人間不信)」と早々に言い出したことで状況は一変、お互いがお互いを人狼だと主張する舌戦となりました。
ルーチェ視点では、少なくともコースが何らかの理由で嘘を吐いていることが確定していたので、そりゃあもう史上最速というくらいに即決した黒一択を貫き通し「村のみんなのために自分だけでも生き残る、これ以上貴方の好きにはさせない(要約)」と、危険を承知で夜の森へ『立ち去る』という選択に。

人狼のコースは一人小屋に残され、何処かへ消えた餌を探し続けるのでしたニヤリ
きっとこの世界線のルーチェは数年後、人狼を狩るハンターとなっていることでしょう銃

私はまぁ…馬鹿正直だっただけですが(苦笑)これぞ元祖pika☆kika、というテイストに持っていったコース、流石でした!
なんとなーくそうなる予感はしていたのですが、内心「どーしてもオダさんとは仲良く終われないなぁ」と苦笑いしていたのは余談w



カーテンコールでも言いましたが、やっぱり舞台に立つのは楽しいです!
今回は自分のお客様以外からも嬉しいお言葉をたくさんいただき、感激するやら気恥ずかしいやらキョロキョロ
なんと某ウエイトレスとしての私をご存知、という超々々レアなお客様もいらっしゃったりで、終演後もドキドキしっぱなしでした爆笑



……うーむ、話の切りどころが見当たらない(苦笑)
やっぱり長くなってしまいましたネorz



一つの舞台の経験が、次の舞台へ繋がることを信じて…
 
いずれまた!