My Family Diary -1304ページ目

いじめ

ひらがなもまともに読めず、<さしすせそ>の発音も少し変。

日本のテレビも、ビデオも無く、いつも私の命令口調しか聞いたことのない長男とぷっちは語彙も少ない。


案の定長男はいじめられました。


「ばーか!」と言われたり、仲間はずれにされたり、公園の噴水に放り込まれたり。


主人と相談し、同じ区内のほかの場所に転居しました。


今回は教育委員会の方の勧めで帰国子女を前面に出して。


担任の先生が「~君はドイツに住んでいたからドイツ語で数を数えることが出来るのよ。でも日本のことはまだあまり知らないからみんな教えてあげてね。」


これが功を奏してとてもスムーズに新しい生活に馴染んでいきました。


この事件をきっかけに私は長男を何としても私立中学に入れようと決意。


その前にぷっちを10ヶ月間小学校お受験塾に通わせ、ダメもとで受験させた所、運良く中学高校まである有名私立小学校に合格しました。


さー!ぷっちは安心!次は長男!


長男が4年生の夏、ぷっちは2年生。


このときから私の教育ママの生活が始まったのです。


ぷっちの心を踏みにじり、ただただ受験戦争まっしぐらの。


その時私は長男の為と無我夢中でしたが、ぷっちにとっては辛い悲しい2年半が始まりました。