<息詰まる中盤の攻防>

この日日本で最も暑い気温となった豊田市は38度近くの猛暑。過酷な環境のなかでのゲームとなりました。


前半ペースを握ったのは名古屋。中盤のプレスに迫力があり、ハイプレスをかわしてボールをつなごうとするもなかなかセカンドを回収できず、前回失敗したキックオフキックから福田のシュートでスタートしたものの、試合中盤まではボール支配率が40%を割り込み、ボールを握られる苦しい展開となりました。


しかし19分に新井がカウンターから鋭いシュート。DFのブロックに阻まれたもののようやくチャンスを作り出します。


逆に39分には山岸にいい位置でシュートを浴びるもヒロトがうまく身体を入れて上にそらします。


劣勢気味ではありましたが、そこまで被決定機はなく悪くない展開で前半を折り返します。


<あと少し足りなかった>

後半は一転してヴェルディのペースに。


サイドの競り合いや中盤でのボールの握り合いで優位に立ち、名古屋ゴールに何度も迫る展開に。


53分には新井が抜け出して一対一になるも、ピサノが巧みな飛び出しでセーブ。


一転して劣勢になった名古屋はキーマンのマテウスカストロをついに投入。


76分には徳元のクロスに守備陣形が乱れあわやゴール前が無人になるも宮原が冷静にクリア。


81分にマテウスカストロが再度負傷交代となり名古屋の攻撃が弱まったそれ以降は押し込む展開に。いつも交代とともにトーンダウンしがちでしたがこの日はカウンターを中盤で粉砕するなどペースを落としませんでした。


87分にはゴール前へのパスに反応した染野が強烈なシュート。完璧に枠をとらえていましたがピサノが信じがたい反応を見せてスーパーセーブ。


9分にも膨れ上がったAT、ゴール前でFKを獲得するも食野のキックは精度を欠きクリアされ、灼熱のアウェイ決戦はスコアレスドローとなりました。


さて、毎週試合があった長い長い日々もようやく小休止。


週明けからはいよいよ夏場のウインドウがオープン。果たして次の天皇杯まで、登録のメンバーが入れ替わることはあるのでしょうか。



まずは、綱島悠斗、日本代表入り本当におめでとう!

ヴェルディの中で一番代表に近い男と密かに思っていました。

まずは怪我がないように気をつけて欲しいけれど、日の丸を背負って大活躍してくれることを心から願っています!


<予想スタメンとフォーメーション>



<KICKOFF/スタジアム>

7/5 19:00 KICK OFF

会場:豊田スタジアム

天気予報:晴れ


<前半戦の対戦結果>

3/15 H 土曜

・会場 味の素スタジアム

・スコア 2-1

・得点者  山見大登、綱島悠斗


<名古屋グランパスの直近5試合の対戦結果>

19 H ◯3-0 新潟

天 H ◯4-0 都農

20 A ⚫︎1-2 神戸

21 H △1-1 清水

22 A ◯2-1広島


<試合展望>

・勝って中断期間へ!


前回の対戦時より名古屋は調子を上げてきており、特にマテウスカストロと稲垣が好調。


そして正GKに定着し19歳にして代表選出を果たしたピサノくんの安定感がなかなか厄介な模様。


他方、逆に今のJ1では珍しくなりつつある個の力に物を言わせたポゼッションが持ち味のチームでもあるため、前プレでとにかく剥がすことと局面局面でのリカバリーパワーをどれだけ発揮できるかがポイントになってきます。


この試合が終われば、久しぶりの中断期間。


勝って綱島を代表に送り出せることを信じ!


<KEY PLAYER>

綱島 悠斗


出るよね?笑


最高のパフォーマンスで胸を張って代表へ!




<深澤大輝、待望のJ1初ゴール!>

前半7分、浮き玉のクロスを神田にヘッドで合わせられるも、バーの上。


ヒヤリとしたシーンでしたが、苦闘となった6月のゲームを経て、ヴェルディは安定した入りを見せていました。


そして12分、川崎のキーマンであるマルシーニョが脚を痛めて負傷交代。追い風となります。


19分にはゴール正面の嫌な位置でFKを与えるも、これもバーの上。


全体的にボールを握りながらなかなか決定機がなかった中、30分に森田のクロスが風に乗ってゴールに入りかけ、GK山口がクリア。


そしてその流れのCK。森田のキックをヒロトが頭ですらしたところに待ち構えていた深澤がDF2人を振り切ってゴール天井にシュートを突き刺しました。


そのまま前半最後にFKで詰められそうになるも、ヴィドが冷静にキャッチしリードしてハーフタイムへ。


<本当の意味での川崎からの勝利>

課題となる後半の試合運びでしたが、コンディション的に優位だったこともあって大きなピンチはほぼなく、逆に追加点のチャンスを幾度か迎えるも残念ながらダメ押し点はならず。


結果的に前半の1点を守り切る形とはなりましたが、以前の試合に比べ安定した形でのクローズを見せて連敗を2で止め、降格圏と8差をつける大きな勝ち点3。


東京ヴェルディとなってから初のリーグ戦での勝利。様々な要因があったとはいえ、かつて雲の上の存在であった相手にようやく肩を並べることができる、大きな勝利となりました。


<MOM>

深澤 大輝


チームが混沌の渦中にあった2021年に加わった彼。

あれから5年、悔しい日々の方が長かったはず。

そんな彼のJ1初ゴールは、クラブの歴史がまた一つ動くものとなりました。