5月10日にアジアを制覇した三菱重工浦和レッズレディースですが、その2日後にWEリーグ第20節が行われ、勝ち点7差で暫定2位に付けていたINAC神戸レオネッサがジェフ市原千葉レディースに敗れたことによりこの日試合のなかったレッズレディースが2試合を残してWEリーグ2シーズン連続優勝が決まりました。
思えば皇后杯準決勝で安藤選手と猶本選手が大ケガをしたときは正直「終わった・・・」という気持ちでした。しかしそんな中ウインターブレーク明けの第8節から清家選手が10試合連続ゴールを決めるなど1分けのあと12連勝しこの日を迎えました。
そうなるとあとはいずれも引き分けに終わっていた宿敵INAC神戸と日テレ東京ヴェルディベレーザに勝って「完全優勝」すること。18日のINAC神戸戦では2-0で、25日に行われた最終節ベレーザ戦は2-3とリードされた後半アディショナルタイムで清家選手がこの日2得点目となる劇的な同点ゴールで引き分け、勝ち点57、18勝3分1敗で全日程を終えました。
最終的にシーズン20得点で得点王となった清家選手が海外移籍を前提とした準備の為チームを離れることが発表になりました。今季の成績を見れば文句なしですが来季はもっと厳しい戦いになりそう。
来季はWEリーグ3連覇、それも勝ち点66の全戦全勝を目標に、そして今季取れなかった皇后杯とWEリーグカップ(開催されるかは現時点では未発表)、そして本格的に始まるAWCLでアジア制覇と四冠獲ってもらいたい。