2006年10月10日 四国逆打ち(3日目) ○高知県○徳島県
珍しい、今回のツーリングも雨なしだった。まあ体育の日の特異日だから?
最終日は例によって詰め込まず。まあ雨降ること想定してなんだけどね。
朝8時高地出発。ここから室戸岬を経由し徳島へ。単調な道が続く。
前回の四国一周で問題になったのがハードコンタクト。長時間風にさらされると
乾いてしまい目がかすんでくる。ドライアイの症状だ。
そこで新兵器。ツーリングとスキー用に使い捨てソフトコンタクト買いました。
これでかすみ目は解消。しかし不慣れなためずれて装着したのか
今朝から右目に違和感を感じながら走っていました。
しかしこの道は単調。前の車を追い越せる機会がないので遅い車の後ろにつくと
とにかくとろとろ運転だ。眠くなる。眠くなったとき、まっくすは大声で歌います。
ヘルメットの中で。しかしこれは完全に外に漏れるので信号待ちでは注意が必要。
まあこの道は信号がめったにないので歌いまくりだったけどね。
徳島市に入ったのがちょうどお昼。徳島ラーメン食おうか。
今回は「巽屋 」という店に行く。支那そば肉卵入りの小600円。
うまい! いのたによりうまいかも。しかしやはり量が少ない。
バイクで鳴門へ向かいつつ、もう1軒寄ることにする。
鳴門ICから高松方面へ行くとすぐ見える店「びんび家 」。
いつもうどん食べに来るとき通る店だが、早すぎていつも開店前だった。
今日は時間あるし食べれるな。おお、お客いっぱいだぁ。
焼魚定食を注文。魚もうまかったがここの名物は味噌汁。
ワカメがドサドサっと入っている。しかも生ワカメだからうまい!
帰りのバイクはものすごい眠かった。走行距離362キロ。
2006年10月9日 四国逆打ち(2日目) ○愛媛県○高知県
2日目は前回同様四国カルストと四万十川だ。
そして前回の宿題を片付ける。
朝は冷え込んだ。テントが結露して乾かすのに時間がかかりました。
ようやく9時ごろ出発。ひなびたいいキャンプ場でした。
桂川渓谷から川を上流方面に60キロも行けば四国カルストだ。
前回の感動今再び。みるみる道が四国特有の道幅に。ああなつかしい。
そしてやはりいきなり現れるカルスト地形。絶景です。
久しぶりのバイクの記念写真。以降当面VFRの雄姿は拝めませんので。
左のミラーあたりに注目。車載カメラつけてます。これで動画とか撮ったりしてます。
公開したいんだけどブログじゃ動画は無理なんでね。
しかしバックがぜんぜんカルストじゃないやん。
天狗高原から南に下りると四万十川にぶつかる。ここから川沿いに走ることに。
最初は源流を訪ねて走る予定だったけど、ちょっと時間的に無理だった。
とにかくきれいな川だね。川沿いのツーリングは爽快でした。
河口付近になると、欄干のない質素な橋が時折目に付く。沈下橋だ。
台風などで増水のとき水没することを想定して架けられた橋。
なるべく流木などが引っかからないよう簡単な構造にしてある。
一番有名な佐田の沈下橋を渡ってみました。教習所の一本橋を思い出した。
13:30河口到着。ここから足摺岬に向かったら時間がぜんぜん足りない。
俺には行かなきゃならない所があるのよ。「いろりや」だ。
昨年4月 の四国ツーリングでは目当てのうどんは食べることができなかった。
今度こそ。いろりの前のテーブルに座る。冷やしぶっかけください。
「時間かかりますけどいいですか?」構うものか。1年半待ったのだから。
むむむ? 予想とは違うものが出てきた。天ぷらうどん?
エビやらいろんな天ぷらのほかに鳥の空揚げが載っている。
うどんとつゆは冷たい。・・・・ゴクリ。
山田家のぶっかけを頭から振り払って食べる。う、うまいじゃないか。
麺のコシもイイ! 出汁はカツオか? うまい。うまいんだけど、
1,260円は高すぎじゃあありませんか? 池上18杯分です。
これより高いうどんは秋田で食べた稲庭うどんくらいです。
そう考えると讃岐うどんのコストパフォーマンスの良さは異常だよな。
国道56号沿いに高知市へ進む。高知市の手前にある須崎市。ここも目的地だ。
最近とみにウエートが高くなっているB級グルメですが、ここにも有名なのがあります。
それは「鍋焼きラーメン」。
大体想像はつくが、以前書いた高知の知り合いというのが須崎出身で、
うまいから食べに行けと言われたもので。
「まゆみの店」という場末のスナック的な名前の店に入る。れっきとした鍋焼きラーメン店。
土鍋が運ばれてきました。やっぱりね。ふたを開けると、ネギ、ちくわ、鶏肉に卵。
「鍋焼きうどんの麺がラーメンだってオチちじゃね?」という声が聞こえてきそうです。
麺は硬め。熱くて食べられないのでスープを。お、濃厚でほんのり甘い。
そうこうしているうちに卵が半熟になり、麺がちょうどよい軟らかさに。
これを想定して最初は硬めなんだね。総評としては悪くないと思います。500円。
須崎から30キロほどで高知市。市内のレザーハウス というショップで革ジャン購入。
B-3タイプのが欲しかったんです。大阪へ送ってもらうことに。
はりまや橋付近のホテルにチェックイン。意外と早く着いた。
さて、高知に来たらあの女将さんとこ寄らないと。「錦和(きんか)」だ。
この辺だと思ったけど・・・・あれ、閉まってる。休みですか。
しゃーないそこらへんの居酒屋で飲むか。
最後は屋台でラーメン。薦められたマヨネーズラーメンは激マズでした。
走行距離322キロ。
2006年10月8日 四国逆打ち(1日目) ○香川県○愛媛県
ああ、四国が呼んでる。なんか癖になるな、四国って。
というわけで今回は反時計回り、つまり逆打ちで四国を回ります。
神戸港と高松港を3時間半でつなぐジャンボフェリー。たまにはこれでゆとりある旅を。
6時神戸発ならいい感じだ。5時大阪出発・・・・のつもりが大幅遅れ。
神戸着いたの5時55分だよ。もうだめぽ? と思ったら係の人が急いで乗り込めと。
ぎりぎりセーフだった。みなさん時間は余裕をもって。カーペット部屋で一眠り。
9:40高松着。高松来たらまずは山田家さんに挨拶行かなきゃ。10時開店だし。
釜ぶっかけうどん卵黄入り580円。あー四国だ。
高松中央ICから高速で一気に松山まで・・・のつもりがガソリン少ない。
何とか次のSAまで・・・・あかんもたない(;><)
たまらず新居浜ICで降り、国道のGSで給油。VFRはタンク容量が21リットル。
今回給油で19.7リットル入りました。最高記録。
しょうがないので下道をトコトコ走り、松山市到着。何とはなしに道後温泉へ。
観光客いっぱいでした。入ったら時間かかりそうなので写真だけ撮って出発。
ここから一本奥に入ったらソープ街。お風呂の街なんだねぇと妙に納得した。
松山から一気に南下し宇和島方面へ。宇和川をせき止める野村ダムを渡り
奥へ行くとキャンプ場が見える。「桂川渓谷キャンプ場 」だ。
市営のキャンプ場で無料。炉があるので焚き火し放題。ただし薪は自給。
第一キャンプ場は道路沿いで見晴らしもよくトイレ・炊事場にも近いが炉がない。
炉がある第三キャンプ場へ行ってみた。トイレの脇道を川沿いに進む。バイクは無理だ。
川は3メートルほど下。50メートルほど歩くと橋があり、渡ると小さなキャンプ場。
テント3張りで満杯だ。多少不便だがこっちのほうがよさげ。キャンプ道具をパニアごと運ぶ。
ちゃっちゃと設営。手馴れたもんです。当然貸し切り。
たぶん夜は真っ暗だな。でも今日は真っ暗じゃなきゃいかんのだ。
さて薪拾い・・・・あっ、道端に細い枝がいっぱい積み重ねてある。
管理の人が積んでったんだな。遠慮なく使わせていただきます。
17時。暗くなる前に準備完了。買い出しに行こう。・・・・・。
・・・・・・まだ早いな。もういっこ寄ろうかな。←また悪い癖が。
ここから30キロほどで宇和島市だ。宇和島の名物は「鯛めし」。
鯛めしと聞くと鯛を1匹米と一緒に炊き込んで炊き上がったらまぶす
・・・・・・と思うでしょう。愛媛でも瀬戸内側ではそうだ。
ところが宇和島の鯛めしは鯛の刺身をどんぶり飯に載せ、独特のたれと卵でいただく。
いわば鯛の鉄火丼だ。食いたくなってきたでしょ。
宇和島市内の旅館「月ヶ瀬 」の食堂へ。鯛めしセット一丁!
うはは、これはタマラン♪ うますぎ。
1500円ながら大満足。足延ばしてよかった。
店を出た時点で真っ暗。とりあえず戻りつつ買い出ししようっと。
キャンプ場はトイレまでは明かりがついているがその先は真っ暗。
トイレ脇にバイクを止め両手に買い物袋を提げて呆然。
この先漆黒の闇じゃ。
道を踏み外すと川に落ちる。落ちたら登れるか自信ない。
さあどうする。正解は――
買い物袋は置き、しゃがんで身を低くして進む。そうすると多少は足元が見えます。
何とかキャンプ地へたどり着いたらヘッドランプを装着して安全に荷物を運ぼう。
さて、準備万端整った。焚き火は少し弱めで。だって今夜は――
ジャコビニ流星群の極大日です。松任谷由実も歌ってたね。
♪私はひとりぼんやり待った、遠くよこぎる流星群
さぁっ! 天体観測には最高のシチュエーションでっ! 空をっ!
曇りでした。
さあ、飲むか・・・・・・・。ユーミンの歌も実は知らないし。
午前0時ごろ、月は見えました。
走行距離459キロ(うちフェリー117キロ)。
2006年9月30日 いまさら隣県 ○京都府●兵庫県○鳥取県
そりゃまあ、これまでにも兵庫県は何度も行ったことがあるよ。
ただツーリングの目的地としてはあまりに近すぎて紹介するタイミングが今までなかっただけ。
でも今回、やっと兵庫県を埋められます。きっかけとなったのがニュース。
餘部(あまるべ)鉄橋の架け替えが近づき、今の光景は見納めだという話。
じゃあ見にゆこう。ゆこう。そういうことになった。
兵庫県の日本海側中心に行きます。これだといいツーリングコース。
とりあえず真っすぐ北へ。さすがに丹波の山の中は涼しい。というか寒い。
おまけに霧まで出てるし。ちょっと盆地はいってるから霧出やすいのかな。
あちこちで見かける「丹波黒豆地方発送します」の看板。枝豆食いてー。
天橋立の南に位置する山。これが大江山。鬼の山だ。
有名な酒呑童子が棲み付き、源頼光らに退治された場所だ。いわば鬼の聖地。
そのため町おこしで鬼を多用している。「鬼そば」という食べ物があったり
「鬼の交流博物館 」が建っていたりする。鬼マニアとしてはぜひ見てみたい。
まあ中はたいしたものありませんでした。期待はずれ。
日本中、あと世界の鬼の面が並べられていました。怖いのからかわいいのまで。
津軽の鬼発見。「アラハバキ 」というらしい。初耳だった。長居せずに次へ。
大江山から30キロほど西へ行くと出石(いずし)という古い町並みを残した町がある。
けっこう趣があります。
出石のシンボル・辰鼓楼。時計台と言おうか。
明治時代はここで1時間おきに太鼓を鳴らしたんだって。
出石の名物は「そば」。しかも「皿そば」が有名だ。 皿うどんじゃない。
ほぼ一口分のそばが皿に盛られている。
わんこそばの盛りそばバージョンといえばイメージわくかな?競争はしない。
「甚兵衛 」という店に入る。一皿150円? 安い。
「男性のお客様ですと10~15皿が標準ですよ」。10皿で1,500円。高い。
ずるずるっ・・・・。んまい。ずるずる・・・・。一口ずつ皿替えるのが面倒ですが。
10皿で十分ですよ。
ここからずんずん山道を北上、久しぶりの日本海へ。
国道178号沿いに西へ向かいといきなり餘部鉄橋が現れた。すげー高いんですけど。
観光客もいっぱいだ。俺もいっぱい写真撮ったつもりがどこにもないす。
すみません。ここ あたりを見てください。すごいでしょ。
崖と崖の間に小さな漁港があり、その40メートル上を列車が通る。
餘部駅に行くにはものすごい急な坂道を登らなければならない。
駅で待ってると列車が来た。中は満員だ。ちょっとした餘部ブームですな。
多少さめてきたので出発することにした。
せっかくだから鳥取まで足延ばし、見ようよ。あれを。
鳥取大砂丘。いやーなかなかダイナミックでした。
この模様は足跡です。風紋じゃない。
砂丘は砂漠と発生過程がまったく違います。砂丘はあくまででかい砂浜。
それが強い風でしじゅう砂が動くので植物が生えないだけ。雨いっぱい降ってます。
ラクダがいましたが携帯で写真撮るだけで金取られるらしい。あほくさ。
そろそろ日が暮れる。まだ200キロ残してるっつーの。
帰りはかなり眠かったけど意地で高速使いませんでした。
走行距離451キロ。全国制覇まであと8県。
2006年9月25日 関東総ざらい(3日目) ○愛知県
帰るだけ。
だとつまらないので愛知県の半島めぐりをしよう。
富士宮から国道1号で西へ。浜名湖も橋の上走りながらちょっとだけ立って見た。
浜名湖を過ぎると国道42号との分岐がある。左へ。渥美半島へ向かう。
渥美半島はただただ畑が続く単調な半島だ。ツマンネー。
渥美半島突端の伊良湖からはもうひとつの半島・知多半島へフェリーが出ている。
次の船は11時か。40分ほどあるな。伊良湖岬をぐるっと歩く。ちょっと暑いな。
対岸に志摩半島の島々がくっきり見えた。今回は天気に恵まれたなぁ。
11時発のフェリーに乗る。乗船時間40分。ずっとデッキで海を見ていました。
11:40知多半島南端の師崎着。そろそろ腹減ったな。
師崎から10キロも走ると「大徳 」という料理屋さんがある。
ここはわざわざ名古屋からも食べに来るという有名店。
うは、けっこう人いるな。1時間待ちか・・・まああとは帰るだけだし待とう。
・・・・40分ほどでテーブルへ案内された。よしよし。
名物・大エビフライの定食ください。 やっぱえびふりゃ~食べにゃ~と。
しばらく待つと先にシャコの皿だけ置かれる。これ食べて待ってるか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
次が来やしねー。
20分ほど待って刺身来る。そして煮魚。また待ってやっとエビフライ。
ご飯味噌汁までそろうのに1時間かかったぞ。コース料理ですか。あんまりです。゚(゚´Д`゚)゚。
写真撮るためにシャコ以外は食べずに待ってました。すっかり冷めてる。
待たされて腹立たしいのに食べたらうまいのがまた腹立つ。ああうまかったさ。
このあとは知多半島を北上し、車が混んできたところで高速に乗る。
大阪着は17時半。明るいうちに帰れた。走行距離436キロ(うちフェリー14キロ)。
3日で合計1,759キロ。ぶっとびだぁ。けどけっこう埋まったね。 全国制覇まであと9県。
あ! 埼玉忘れた!














