過去に、通信速度（300kbpsの活用）を話題にしたブログを書きましたが、
例として、私が利用しているドコモのirumo。
0.5GB、3GB、6GB、9GBのプランがありますが、契約しているデータ量を越えた場合、速度制限がかかりますし、irumoに限らず、制限がかかるプランがあるのは多くの方がご存知でしょう。
ちなみ、irumoのデータ量を超えた場合、
0.5GBのみ128kbpsに制限されますが、その他のプランは300kbpsに制限されます。
この「128kbpsと300kbps」というのは数字のごとく大きなアドバンテージがあります。
個人的な感想としては「早いという印象よりも、300kbpsあれば世界が広がる」印象です。
これまでの使用歴で確認した「300kbpsでできることリスト」
・LINE送受信（テキスト）
・LINE通話（ビデオ通話は不可と考えた方が安全）
・音楽ストリーミング再生（Spotifyは確認）
・文字中心のweb閲覧（画像が多いニュースサイトなどは多少時間がかかる）
・地図アプリの利用（Googleマップ、Yahoo!カーナビ）→航空写真は難しい。
・Youtube（144pや240pの低画質なら再生可能）
・SNS（Xはテキスト多めのポスト閲覧は問題無し。）
・バーコード決済アプリの利用（レジ前でアプリを開いておくことを推奨）
・iDやQUICPayの利用
・モバイルPASMOの改札通過とタッチ決済（Suicaは使用していませんが可能でしょう）
一方の「時間がかかることリスト」
・画像や動画を送信するような操作
・web閲覧、InstagramやXなどの画像が多いページの閲覧
・youtubeの360p以上の画質の快適な視聴。（高画質視聴は不可と思うこと）
・アプリの更新
・radiko（ラジオアプリ）の利用（エラーが出がちだが起動すれば再生は可能）
・モバイルPASMOのアプリ利用（改札タッチのことではない）
ちなみに、mineoなどで見られる200kbpsに速度制限されると、できること、時間がかかることに大きな違いはありませんが、「読み込みの時間短縮」に大きく差が出ますし、特に個人的環境では「Googleマップの検索結果表示」が遅く、なかなか表示されません。これは要注意。
そして、128kbpsでは、上記のiDやQUICPay、モバイルPASMOの「タッチ決済」以外の全ての行為が「時間がかかることリスト」に入ります。
LINEトーク、LINE通話は機能上問題なく使用できるのは過去に確認しているとしても、最近128kbpsでLINEを利用していないので、ほぼ、それ以外は時間がかかることとして理解が必要だと思います。
ちなみに、私のブログで何度も書いていますが、格安SIMのIIJmioでは一定量のデータ量を使うと、通信速度が低速状態に規制される仕組みで、
・「毎月のデータ量を使い切った時と低速スイッチを押して低速通信に切り替えた時」に一回目の速度制限がされる
・その低速通信状態で「3日で366MB以上のデータ量を使った時」は更に速度制限がされる
と明言されており、一説には「32kbps程度に制限される」などと言われています。
ここまでくると、「時間がかかるけど使える」を超えて「使えない」になってしまいます。
話しは戻り。
irumoは0.5GBで550円。使い切ったら128kbps制限。
3GBでもしフルで割引を活用できたら880円。使い切ったら300kbps制限。
もちろん、ギガライトの時のように、「次のステージに上がって料金も上がる」ということはありまん。
たしかに550円は安い。
もし環境が整っているならば、330円の差額で得られる安心感というものは格段にアップするため、irumo3GB880円をオススメします。
（割引なしだとirumo3GBは2167円。高い。）
しかし、128kbpsで節約するのは私もおおいに賛成。
povo2.0を無課金（トッピングなし）で運用し、半年ごとにトッピングして回線維持は結構オススメです。
通信料の節約目的でもirumoのこの使い方。
ahamoと悩んでいる人にもおすすめの考え方です。
非常に魅力的だと思いませんか？