現状、契約しているmineoのマイそく(スタンダード)を解約することを検討しています。

そこで、解約するにしても、やっぱり踏みとどまって継続するにしても、
これまでマイそく(スタンダード)を使ってきた感想を記録しておこうと思います。

(本記事は2024年8月段階での記録であり、閲覧時サービスが改訂されている場合があります)

まず、大前提として、

マイそくはメインスマホで利用しては絶対にいけません。

これまで、mineoが展開する「マイピタ」も「マイそく」も契約したことがある視点で述べて行きますが、
総合力ではマイピタの方が優れているため、基本的には「マイそくに対しての比較・考察」となります。


※「マイそく(スタンダード)」を使って良かった点
・1.5Mbpsは実用価値が高かった
・3日間10GB制限があるが、サブ利用ならばほとんど気にせず利用できた
・月額990円は安かった

※「マイそく(スタンダード)」を使って不便だった点
・月曜から金曜の昼(12~13時)の32kbps速度制限はほんとに何もできない
・月曜から金曜の昼が祝日であっても速度制限がかかる(月曜祝日要注意)
・キャンペーンでボーナスパケットを獲得できない
・パケットが余るという概念がないため、誰かにあげるというmineoらしいサービスに貢献できない


ざっとまとめるとこんな感じ。

格安SIM(MVNO)業界では990円となると3GB~5GBの容量帯であり、
ライトユーザーならば割とメイン利用している人もいることでしょうが、
マイそくは言うならば「素人ではなく玄人好み」だと思います。
3日間10GB制限があるのに「データ使い放題」とうたっているのはちょっと疑問を感じていますが、
3GB~5GBという上限をほぼ気にすることなく使えるのがメリットだけに、
月曜〜金曜の昼の12〜13時の利用だけ調整できれば、かなり幅広い用途に使用できるサービスです。
(月に7GB990円というHISモバイルもあります)


マイそくと違って、マイピタはデータ量が設定されているため、
それを越えると、200kbpsに速度が制限されてしまいますが、
月額385円の「パケット放題Plus」を付帯させればマイそくスタンダードと同様に1.5Mbpsに制限されますが、
データ量を消費することなく通信することができます。
(10GB、20GBコースは無料付帯。こちらも3日間10GB制限はあります)
ちなみに、マイピタでは使い切れなったデータ量(パケット)を翌月に繰り越すことができ、
パケットを困っている人にプレゼントする、というmineoの大きな柱となるサービスを利用することが可能。


そして、なによりマイそくを利用する上で最大のネックは、月曜から金曜(祝日であっても)の12時〜13時の間は、通信速度が最大32kbpsに制限されることを忘れてはなりません。

何もできないと思ったほうが良いです。


d払いなどのバーコード決済の画面がまず開きません。5分くらいかかります。

テキストだけのメールを受信したり送信したりするのが精一杯。

Googleマップなんかは開くことすらできません。


しかし、「タッチするだけ」の交通系ICカードとiDなどのタッチ決済はデータ通信をほとんどしないため、32kbpsでも利用は可能。


もう、これだけです。


だからこそ、「昼には使わない」という環境が必要ですが、そんなことは「LINE通話をかけてくる相手には知ったこっちゃない」わけですから、

かかってきて「通信制限で話せない」なんてこちら側の都合は関係ない。むしろ失礼。

だから私はマイそくを契約する際、「通話SIMのデュアル」ではなく「データ通信専用SIMのシングル」で契約しています。


だからこそ「絶対にメインスマホにはしない」のはその理由です。

この時間帯、「絶対に誰からもLINEの連絡が来ない人」じゃなければ、絶対にメインスマホで利用してはいけません。


サブスマホで利用するならいくらでも代用は可能。


だから私もサブスマホで利用してきました。


もちろん、これまでmineoを3回契約してきたのにも理由があります。


ニッチなサービスが私の利用状況にマッチするから。


だからこそ、なかなか解約し難く、再契約してしまうわけです…