改めまして、dポイント改定に伴う改悪or改良のブログ、たくさんの方々に閲覧いただきましてありがとうございます。

報道を受けて、「長期利用ありがとう特典」がなくなるのが「長期ユーザーのメリットがなくなる」とか「長期ユーザー切り捨てかよ」なんて声を目にします。

しかし、昨今の携帯電話事業者は、長期ユーザーを優遇したりはしません。明らかに新規ユーザーを優遇しているのはおわかりでしょう。
長期ユーザーを明確に優遇するサービスは他ではあまり見られません。携帯電話くらいなものです。
携帯電話が普及し始めた90年代後半から2000年代当初は、各社黙っていても新規ユーザーが増えて行ったため「解約引き止め」のために長期ユーザー優遇が始まりました。
スマホが広く普及した現在は長期ユーザーは黙っていても継続してくれるため、いかに「他社から新規を取るか」に重きを置いているのは想像しやすいでしょう。

携帯電話事業者にとって一番「欲しい」客は、他社から乗り換えてくれる新規ユーザー。
そして、一番「ありがたい」客は、実際にサービスのメリット・デメリットを理解してくれて、さらにその良さを他の「契約を悩んでいる潜在客」に対して宣伝(発信)をしてくれるユーザー。楽天モバイルなんて、こんなユーザーたくさんいますよね。

そして、一番「楽な」客は、文句があってもそうそう解約しない、確実に料金を支払ってくれる長期ユーザー。


そんなわけで、長期利用特典の廃止に憤るのも良いですが、もう時代は変わったんです。
嫌なら他社へ行く、継続したければ継続する。
だからこそ、定期的に乗り換えキャンペーンで得をするユーザーさんがいるわけです。もちろん、それに対しては賛成ですが、私は乗り換えないよ、というスタイル。
もう「長期利用者をないがしろにしている」という時代は終わりました。

まさに、十人十色。