最近のスマートフォン本体は、iPhoneのように販売店の割引がないと、
10万円オーバーは当たり前ですし、20万円前後の機種も増えてきています。
ドコモで本体を購入する場合、できるだけ安く買いたい場合は、
「いつでもカエドキプログラム」を利用する人が多いと思います。
そんな
いつでもカエドキプログラムというのは、ドコモの本体分割購入サービスのことです。
簡単に言うと、
「いずれ本体を返却してもらう前提で、本体代金を安くしますよ」
ってサービスです。
つまり「本体をレンタルしている」ことになります。
具体的には、「23ヶ月目に本体を返却するで、24回目に設定されている本体の残額の支払いが免除になる」んです。
ちなみに、本体を返却せずに使い続けることもでき、その場合は残額が更に24回分割されるので、
本来免除されるはずだった残額を支払い続けることになるのですが、
それをどう捉えるかは利用される人の価値観で変わってきます。
もちろん、24ヶ月目以降も本体を使い続けていても、「やっぱり返却する」ということもできます。
しかし、「23ヶ月目に返却する」のがお得ではありますね。
その他の詳しい情報は公式サイトを見てもらえればと思いますが、
今回書きたいのは、利用者側の視点です。
私もこのプログラムを利用してiPhone12を使用しています。
しかし、元々iPhone12が欲しかったわけではありません。
↓詳しくはこちら
現在、iPhone12を使っていますが、このプログラムの23ヶ月目には間違いなく「返却」します。
そして、返却するということは「次の本体」が必要になります。
要するに、いつでもカエドキプログラム利用者は、どこかで本体を購入しないと、
永遠にこの「レンタルループ」に陥るということです。
しかし、公式サイトにも「回線契約が無くても利用できる。
回線解約後(他社へMNPで乗り換え)も利用可能」
としてくれたのは評価できます。
「ドコモを利用しなくてはならない呪縛」はありません。
そんな私は、またプログラムを利用して新しい本体を購入することはしないと思います。
そして、iPhoneを使うことは無いと思います。
現在サブで使っている、iPhone利用前までメインだったAndroidの操作性が体に染み付いているため、
今度は「一括支払いできるAndroid」を買うつもりです。
メイン本体としての寿命を迎えても、手元に「所有物」のスマホがあれば、
サブにすることもできるのに、返却するならばそれが叶いません。
一般的には「スマホを2台持つ」ことにポジティブな考えを持っていない人の方が多い気がしますが、
私はメインとサブのスマホを用途に合わせて使い分けています。
現在はiPhoneをメインに使っていますが、ふと疑問に感じたんです。
「返却するし、次はAndroidを使う。このままiPhoneにデータを貯めていくべきではない」
こう思ってしまったんです。
AppleIDは持っていても、このiPhoneを使うまでほぼ休眠状態。
返却後にまたiPhoneを使うことがないなら、バックアップやデータ管理はAndroidメインの方が良い、
そう感じたんです。
このままずっとプログラムを利用して本体を安く「レンタル」して、
返却してまた「レンタル」して、返却してまた「レンタル」する…
そのループにハマってしまいそうで怖いんです。
いつでもカエドキプログラムの闇。
「お得に本体を変えられるが、あくまでレンタルしている」
ことに気をつけなくてはなりません。