まきしま日記~イルカは空想家~ -27ページ目

まきしま日記~イルカは空想家~

ちゃんと自分にお疲れさま。

朝からめちゃくちゃ腹筋をしている。もう20回を何セットやったか分からない。なぜなら明日、親戚とプールに行くからである。齢42にして、10年ぶりに水着にならなきゃならんのだ。

 

さてYouTubeで検索すると、「1日で腹筋を割る方法」なる動画が結構ヒットする。しかし、そこに信憑性はあるのだろうか。思うにそれが叶うのは、日頃から筋トレをしていて元々筋肉が付いている人だけであろう。そうではない人は、それなりにしかなるまい。つまり俺の行為は、掛け値なしの気休めなのだろう。

 

ところで、明日の予報は思いっきり雨なのだが如何に。

毎年ニュースで、甲子園大会の話題を耳にする度に思う。なぜそれを真夏の猛暑の中で開催しなければならないのか。

 

伝統だから、あるいは夏の風物詩だからと言うのは観戦する側の都合である。部活動をプロスポーツのようなショービジネスではなく、あくまで学校体育の一環と位置付けるなら、何を差し置いても優先すべきは生徒の健康と安全ではないだろうか。

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」というアニメ作品がどうしても許し難い。と言いつつ俺も、そのあまりのタイトルの強烈さに思わずABEMAで一気見してしまったのだが、やはり後味の悪さを拭えないのである。とある識者の言葉を借りるなら、世の中に犯罪行為を描いた作品は数多くあるが、それを美談に昇華させる創作は非常に悪質と言わざるを得ないだろう。

 

作中において、特に淫らな展開はなかったかと記憶する。しかし原作者及び制作者に、視聴者の欲望を刺激する意図が全くなかったということはあり得まい。もしもただ純粋に、善意から始まる心温まる物語を描きたいのであれば、主人公に認知症で迷子になった老婦人を保護させれば良かったではないか。

あくまで私見だが、豚汁とご飯の相性はさほど良くはないと思うのだ。言わずもがな豚汁は食べる味噌汁の代表格であり、おかずとしてのポテンシャルを十分に備えている。しかしそもそも味噌汁の塩気は、ご飯がばくばく進む程とまでは言い難い。だからと言って豚汁の味をご飯に合わせて濃くすれば、それは豚と野菜の味噌煮込みになってしまう。これは大いなるジレンマであり、私たち日本人にとって頭の痛い問題ではないだろうか。

 

そこで俺は主張したい。豚汁の最高の相棒とは、ほんのりと塩味のおにぎりである。炊き立てほかほかのご飯をおにぎりにして、海苔で包んでラップをかけ、少し冷めた頃に熱々の豚汁と一緒に頂く。これぞ天が人に許した最上の美食であろう。

北朝鮮の拉致問題について話し合う、「中学生サミット」が10日に初開催された。これが被害者及びその家族の方々に向けた、純然たる政府の決意表明であるならば、まさに素晴らしい取り組みだと言えるだろう。しかし相手が我が国と正式に国交を絶つ北朝鮮であり、テーマがその解決に軍事行動を予定しない拉致問題であり、さらにそれを教育に昇華させている点が、あまりに出来過ぎているように思えてならない。つまりこれは年々増大する中国の脅威と湧き上がる軍拡論、そこから国民の関心を逸らすために政府が周到に用意したダミーではないのだろうか。

 

もっとも分かりやすい悪役を仕立て上げたところで、それに対してすら正義のヒーローたり得ない、そのような日本政府の外交及び国防姿勢は情けないの一言に尽きる。ならばいっそ国家予算を丸々、仮面ライダーかスーパー戦隊の制作費に充てて、せめて子供だけでも立派に騙して見せてほしいものである。