社会通念ではなくあくまで自身の経験則に基づいて言うなら、俺は1度や2度のSNSでの失敗は仕方ないと思うのだ。
学生時代、俺が初めて登録したSNSは今は昔のmixiである。最初は友人たちと内輪同士で楽しんでいたが、そこにとどまる俺の自己顕示欲ではなかった。百何十人と交流範囲を広げ、対人トラブルも1度や2度ではない。その中で少しずつやっていいことといけないこと、即ちネットリテラシーを学んだ。やがてAmebaに拠点を移してからは火種なきよう行いを慎み、今に至る。
しかし現代では程度にもよるが、たった1度のSNSでの失敗が社会的死亡に繋がってしまう。ならば俺はSNSの楽しさを重々承知しながらも、若い人たちに絶対にSNSをやるべきではないと言わざるを得ない。手を出せば1度の失敗は必至、人生は破滅へまっしぐら、これではまるで合法ドラッグではないか。