恐らく日本人の8割が同意してくれるものと思うが、俺は和田アキ子が嫌いだ。なぜ和田アキ子は芸能界において、あれほどまでに傍若無人に大口を叩いていられるのか。例えば芸能界に深く根を張る大物と言えば他に萩本欽一などが挙げられるが、彼には70年代に”お笑い第一世代”として一世を風靡した功績がある。一方和田アキ子には一体何の実績があると言うのか。まだバラエティタレントとして一時代を築いた山田邦子、森口博子、久本雅美が偉ぶっている方がよっぽど説得力があろう。
さて、芸能界では様々な大物タレントが今尚現役で活躍している。それは例えば志村けんであり、BIG3(ビートたけし、明石家さんま、タモリ)などなどだ。そして彼らの間には芸能界における”格”というものが存在する。それは和田アキ子の彼らに対する呼び方一つとっても垣間見ることが出来よう。例えば和田アキ子は志村けんを「志村さん」と呼んでいる。そしてビートたけしは「たけちゃん」、明石家さんまは「さんま」。そこから見て取れる彼らの”格”は、
明石家さんま<ビートたけし<志村けん
あの和田アキ子をして頭が上がらない、やはりあらためて志村けんは偉大なのであろう。
余談だが、俺は音楽チャートマニアとして、和田アキ子が桑田佳祐を「おい、桑田」と呼び捨てていることにイラッとする。確かにデビュー時期は和田アキ子の方が早いのであろう。しかし桑田佳祐は日本音楽界屈指のレジェンドである。サザンオールスターズのレコード・CD総売上は4900万枚、これはB'z、ミスチル、AKB、浜崎あゆみに次ぐ日本歴代5位の記録だ。「和田アキ子は一体何枚レコードを売ったよ!?一体日本歴代何百何十何位だよ!?」